« 2024年7月 | トップページ | 2024年10月 »

2024.08.31

箱根ゴールデンルート(2)


 湯本で乗った登山電車は けっこうな混雑 で、塔ノ沢で逃れるように下車。あじさい電車 の季節ですから、土日に混雑するのは当然ですね。

 そして塔ノ沢での写真は、ほぼ完全にアウト。(^^;

 撮り鉄な人が他にいて構図が自由にならなかったことも理由の一つだし、蒸し暑さの汗だらがキツくて、階段登って上りホームに行かなかったことも理由の一つ。
 でも一番の理由は、薄暗くて被写体ブレが多発 したことです。

 戦果が悪くてテンション下がるし蒸し暑さがキツいしで、後半はベンチに座って休んでいるような状態になってしまいました。
 そして ボケ。座り込んでいて、乗る予定だった電車をうっかり見送ってしまい、 1 本遅れて大平台へ。

 下車するなり予定外の思いつきで、咄嗟に。


 不慣れゆえ 咄嗟に対応できず、塔ノ沢の設定のまま大幅な露出オーバーで撮ってしまいました。


 鉄は RAW 撮りするようになっていて、RAW ゆえギリで救えました


 まだまだ不慣れ だな、今日はロケハンにしても来年の本番にテレコン使用 280mm 想定で 計画に入れておくべきシーンだった よなと、反省。(^^;


 時おり小雨がパラつく中、駅を出て少し歩き、だいぶ有名らしい踏切へ向かう。


 踏切には すでに多くの人 がいて、登山電車が警備員を配置していたほど


 普通の観光客が、鉄撮り風な人よりずっと多かった印象です。でも紫陽花がたくさんで、人数少なくじっくり撮れたらいい所だなと思いました。


 多くの観光客が撮りに来るほど有名となると・・・ 紫陽花の時期に人が少ない中で撮ろうと思ったら、少なくとも 泊まり客がまだ宿にいる時間 に来なきゃならんだろうと思うた。


 そうするとなると、後日に調べたのですが、平日なら 新横浜のホテルに泊 まって大平台 07:15 。もしくは、家まで タクシー迎車 を使って 07:51
 土日だと、同じく大平台 07:15 と、同じく 07:33 着。

 これなら、温泉お泊まりの観光客はまだ食事を始めたところ、といったあたりかと。


 03:30 に出発 して小田原に駐めておくと、大平台が、平日土日ともに 06:28 。観光客で混みだす時間を 9 時頃と想定して、到着から撮れる電車本数を考えるとこちらですかねぇ。

 起床時間の違いは・・・ 新横浜宿泊と比べて 3 時間短く、タクシー迎車と比べてもやっぱり 3 時間短い。寝不足がキツそう。(^^;

 う~ん・・・ 小田原まで新幹線か車かは別にして、小田原駅前で泊まる手 が一番なのかなぁ・・・
 仕事から帰ってから移動だと、小田原までは到着時間が遅くなるなぁ・・・


 などなど考えながら、駅に戻って 強羅 行きに乗る。強羅では、約 35 年前に一度だけ入ったことがある店で 昼ぐあん の予定。


 ちなみに強羅って、食事に良さそうな店がほとんど無いんですよね。

 急な傾斜地に旅館と保養所が密集していて店舗や駐車場を構える土地の余地が なく、これと言った観光スポットも 無い
 強羅公園 ・・・ あはは~ 中学 2 年かそこらの時、日中に暇を持て余した子どもたちだけで行ってみましたよ。はい。(笑)

 で、食事をする店は、目立つところだと駅前に古式な観光地の蕎麦屋と食堂があるだけ。

 彫刻の森駅との間に変わり種ギョウザの店があって、そこそこ知られているようですけどね。やはり約 35 年前に入って、まったく感心せず。今も大きく変わらないと想像します。

 保養所群の中に今どきのレストランができたみたいだけど、車じゃないとアクセス悪い。し、たぶん、値段の割りにはショボい。(火暴)


 そんな地だから、通過客にとっては 単なる乗り継ぎ駅。乗り継ぎついでに食事をして行こう、とはならんでしょう。

 強羅辺りに泊まる客はと言うと。多くは夕刻にやってきて宿入りし、宿で 夕食。宿の朝食 後に宿を出て観光に回り、昼食は他でとるパターンだと思われ。
 むかーしの我が家がいつもそうでしたし。

 とゆーことで、手頃な美味しい店ができないのでしょうね。

 そんな強羅で 一店だけ、約 35 年ぶりに入ってみてもいいと思う店がある。


 当時から人気店でしたが、狭い店でした。その後、大きく拡張したらしい。


 うん。他に無い もの。繁盛して当然 でしょう、と。

 ただ、繁盛しすぎ てモノにシステマチックな空気を感じたのは残念。
 メニューが「御膳ばかりになっていて「定食」が無く。。。 町の美味しいとんかつ屋とか町の美味しい食堂といった空気が失われたのは、店の雰囲気やメニューだけでなく、出てきた揚げもの自体にも感じたのでありました。

 うるさい客だね。(笑) σ(^_^;)

にほんブログ村
にほんブログ村 バイクブログ BMW(バイク)へ mixiチェック

| | コメント (0)

箱根ゴールデンルート(1)


 こだまの中で食べたカツサンドのこと。ヒレかつサンドでした。

 新幹線改札内の売店で朝ぐあんを選ぶとき、ぽてちが好むだろうと考えた相棒が万かつサンドあるよ、と。
 ぽてち、ちょっと固まる。(^^;

 カツサンドなら落ち着かぬ 30 分のうちに手軽に食べられて良いのだけど。万かつサンドは 脂身 があるから 出来たてじゃないとキツイ 年頃なのよね。(^^;;;
 と、頭の中@@してヒレかつサンドがあるからそれにすると答えたら、ちょと意外そう。そこで考えた旨を話すと、相棒もヒレかつサンドにするとな。


 結果、車内で食べながら「脂身の話しを聞いてよかった」と言うてました。


 ゆっくりと滑るように発車した こだまは、新横浜を超えて本領発揮。


 東海道新幹線鬼神 の走りっぷり頭おかしい とすら思う高密度運行で、好き♪

 東京駅から 33 分で小田原着。品川に停まって 33 だから、立派なものです。
 加速減速の性能を高く揃えて高密度化するために、古くはなっていなかった N700 系全編成を N700A 相当に改造してしまう 頭のおかしさ
 好き (笑)

 シーズンで満席になっていなければ。ぷらっと東京駅へ行って新幹線券売機の前に立った 2 時間半後には、(車内で食事も終えて)京都に降り立っているわけです。新神戸でも 3 時間ちょい。
 当たり前になっていますが、これは 凄いこと です。自由な移動という人の根源的欲求を実現する手段であり、まさに日本経済の大動脈であり。


 閑話休題


 小田原に着いて、そっか! が一つ。

 計画を立てるとき、時刻表でこだまの小田原の時刻を見て4 分間で登山電車線に乗り換えは無理だと考えました。そこで構内の喫煙窟で一服してから登山電車線に向かうつもりでいた。

 降りて気づいたです。時刻表の時間の 5 分前に着いて 通過待ち。余裕がもう 5 分間あった。急げば登山電車線の時間に間に合うのね、と。
 新幹線に乗るとたいていは速達便で、「通過待ち」を頭で知っていても身体で理解していなかったです。(^^;

 で、気づいたけど。一服を優先して計画通りの登山電車線に乗ることにしました。そしてさらに・・・
 券売機で小田原-強羅間の 1 日乗車券 を買う方法がわからず 右往左往 して、窓口へ行って訊いたら窓口じゃないと買えないことが判ったドタバタがあって。


 たぶん、一服しなくても 9 分間では間に合わなかったです。(^^;


 ちなみに今は 小田原で登山電車に乗ることができない んですよね。小田原と箱根湯本の間は登山電車 だけど、小田急の車両 のみ運行されるようになっています。
 3 本のレールで車幅の異なる車両の運行はバリアフリー法に抵触する恐れがあって、小田急車両のみを走らせることにしたそうな。

 行楽な気持ちからは、登山電車の車両 のみを走らせる方が 箱根旅行の風情 あると思うけど。

 新宿から湯本まで直通を走らせる事が悲願で、箱根登山鉄道へ資本投入の後に買い取った小田急としては、あり得ない話しでしょうね。
 展望席なし ロマンスカーが増えて 利用客が減った くらいですし、もしロマンスカーが小田原までしか行かなかったら、便数からして東海道線に大きく奪われてしまいそうだし。

 ならばせめて、展望席あり車輌の編成を急いで増やしたら?と思うのですが。



 予定通り箱根湯本に到着して、駅が改築されていることに驚く。


 改札が 2 階で、エスカレーターで登るようになっていた。半世紀以上前と変わらないと思っていたから、ちょと意表を突かれました。

 駅を出て、ちょびっと歩いて、少し撮る。


 Web で見た撮影地点を見つけられず、もうここでいいや、と。


 地点としてはアウトだと思うものの、今回はロケハンのつもりだで、こんなもんでしょう。


 湯本駅に戻って再び登山電車に乗り、一駅先の塔ノ沢で降りました。

にほんブログ村
にほんブログ村 バイクブログ BMW(バイク)へ mixiチェック

| | コメント (0)

« 2024年7月 | トップページ | 2024年10月 »