箱根ゴールデンルート(0)
6 月半ばのこと。箱根登山電車が紫陽花の季節を迎える と、何かで読みまして。
12 年ぶりに乗って、紫陽花の中の登山電車を(たぶん)初めて観たい気持ちになる。
よく連れられて行った小学校低学年以下の頃に観ている可能性は大いにあれど、記憶にありません。
各回を覚えていないほど、婆ちゃんによく連れられて行っていました。
いま行くなら、少し撮りたい。
撮影適地を知らないから Google 先生に訊いてみると、湯本、塔ノ沢駅、大平台が良さそう。
雨の季節だけど、行ってみるかな?
「少し」のつもりだから、高倍率ズームを付けた 1 台の 散歩級装備 で、もちろん三脚は無しで。
撮影用具で、あとは予備電池 1 つと折り畳み傘。傘は URAWAZA が始末が良い。ぽてちにはチト小さいけど、「少し」だから始末の良さ重視で。バッグのベルトに付ける傘ホルダーも付けて行こう。
念のために、縦位置グリップも。そう重くはならず、他が無いから。(無駄だった)
強羅の店で 30 年ぶりに食事をして、状況次第で日帰り入浴もしよう。
登山電車の時刻表とにらめっこで、店の開店時間に間に合うよう、乗り降りしつつ撮る計画 を立てる。
すると ロマンスカー は第 1 便でも撮る計画を短縮しなきゃならなくて、家からの始発バスだと新宿駅着が間に合わない。子供の頃には大好きだったのに、チンタラ走る から今は好きじゃない。せめてもの展望席は・・・ 有する車両がろくにないのよね。ボツ。
計画を短縮せずに済む(小田原停車の始発)こだま は、やっぱり家からの始発バスでは東京駅着が 間に合わない。
小田原に 車 を駐めて小田原から乗る手も考えましたけどね。こだまで行くより早い時間に小田原で乗ることも可能になる、と。
でも、こだまで行くより時間がかかるし、駐車場から駅まで歩く時間もあるし、渋滞 の可能性もあってメッチャ早くに出なきゃならない。そして 帰りの渋滞 が 確実。
ならば、最寄り駅まで歩くしかない。
最寄り駅まで歩くと・・・ 20 代の頃より足が遅くなっているでな。駅の構造が不便になったし。
乗車まで 35 分かかるとみて、 05:45 の出発予定となりました。
ここで相棒に声をかけたら、行くと言う。
起きるかな?(笑) 車のように出発が遅れても「帳尻あわせ走法」でリカバリーすることができません。
なんて書いておいて。
15 分遅れ て「間に合わない!」となった 原因は、ぽてち。(^^;;;
目覚ましが鳴る 15 分前に起きていたんですけどね。軽装備だからと準備を「起きてから」にしたのが敗因です。
起き抜けに猫の朝ご飯を出して以降、身体が動くようになるまで時間がかかって。シャワー浴びて服を着て空調服の電池を換えて、バタバタとカメラバッグに放り込んで、飛び出したのが 15 分遅れでした。
玄関を出たら黒い子 2 号が珍しく朝のご飯待ち。
ごめん! 時間なくてムリ!
絶対に間に合わない! ルートを変えて勝負するしかないわ。(^^;;;
(急坂を登るし、新幹線口まで遠くなるし、電車がすぐ来るとは限らない)
と、結論して歩き始めたところで、めっずらしく 空車タクシーが来た !♪
ちょうどいい時間に最寄り駅ホームに着いて、乗り換え路線が列車間隔調整で停まっていたおかげで待ちゼロで乗れて、即発車。新幹線改札内の売店で朝ぐあんを買う余裕が増す。(それでも『祭』は断念)
無事、予定の「こだま」に乗車できました。
この日は高倍率 1 本ということで、場合によってはクロップ 300mm 相当まで使える Z 24-200mm f/4-6.3 VR をチョイス。
するとトー然、カメラは Z8 に。レンズと合わせて 1,480 g 。ストラップを入れると?
重いけど、「スイッチを入れた瞬間に闘える」信頼感があるし、操作に慣れていて設定変更に戸惑わないし、意図せず設定が変わっていた系のトラブルが無い信頼感もあるし。
本当は、電車移動は X-T5 が軽くていいのですけどね。
「咄嗟に」がよくある鉄撮りでは トロくて 役者不足なのと、すぐ忘れるから設定メニューに戸惑うはずなのと、 XF18-120mmF4 LM PZ WR が えらく使いにくい のと。
XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR がリニューアルされていたら、トロくても X-T5 にしたかもしれません。
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