「パワーズームはアリか、ナシか」
「パワーズームはアリか、ナシか」
動画を撮らぬ ぽてちは ナシ。v(^^;;;
XF18-120mmF4 LM PZ WR をまだ実働に供していなくて、レンズの Fn ボタンにどの機能を割り当てるか試行錯誤のテスト段階なんですが。
最新のレンズらしくキレと抜けあるドライかつ端正な写りで、これが 手動ズームだったらよく売れるはず なのに、と思いました。
まず、電源を入れて EVF なり OVF が 表示されるまで、何 mm の位置にいるのかわからない。これが思った以上に ストレス です。
撮ろうと思ってカメラを手に取り、普通はズーム位置の指標を見て回しながら電源を入れます。
頭の中にある構図にだいたい近いところで EVF なり OVF が表示されて、そこから微調整に入るわけです。
ところが。
例えば 90 mm くらいから始めて調整しようと思って電源を入れて、電源を入れて EVF なり OVF が表示されるのを 待ち、見たら 20 mm でした。
そこから 90 mm 前後の構図まで持って行かなきゃなりません。
ズームの動きが止まってからチョト経つと ○○mm の表示が消えて、覚えていないとズームを動かすまで ○○mm だったかがわからない。
ぱてちはこれも ストレス なんですよねー。(^_^;)
次に、ズームの動く速度が遅い。ストレス です。 256 段階の速度可変? 最速でも遅いと感じます。
これ、思った位置から始まらないことが遅さ感を 助長 していると思いますが。
「「こんなに回したのに、まだ半分しか動かないのか」と面倒になる」のはデキの悪い超高倍率レンズや超望遠ズームの話しで、 18-120mm 程度 の高倍率ズームなら、普通はそんなことありません 。
実際、 XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR で 面倒を感じたことなんか無い もの。
東京行き青梅特快と青梅行き快速のすれ違い
そして、 XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR よりも 回さなきゃならない量がずっと大きい。持ち替えて回さなきゃならん。ストレス です。
カメラ販売店やメーカーの「売るため」サイトであることは斟酌するけど、時どき強引な「売るため」を書くお人である。(^^;
だから販売がぱっとしないカメラやレンズの紹介を書く仕事が回ってくるのでしょうけど。
書いてあるように、微調整はしやすい と思いましたけどね。
思い立ってスパッと撮る 旅レンズ や 日用レンズ としては、ダメな子 だと思うた。(^_^;)
友人に勧めなくてよかったー。(^o^;)
勧めなかったと言うよりは「やめておけ」と止めたのですが、止めてよかったー。(^o^;)
さらに続く。細かいところでは。。。
ズーム輪が敏感 で、構図を決めている最中に 動いてしまう 。ストレス です。
三脚に乗せていれば大丈夫でしょうが、手持ちだと。。。
ズーム輪をすぐ動かせるよう指先をそっと触れさせながらも動かさぬようにして、左手で支えている状態でのこと。右手を露出補正等で動かすと カメラが動いて、支えている手の平や指で ズームが動いてしまう んですね。
ズーム輪は触れないわけにいかないし、支えは絶対に必要です。
ズーム輪を すぐに おーきく 回せて、かつ不用意に動かさずに済んで、レンズを支えてブレを抑えられる持ち方。工夫しなければならんなあ。指が攣りそう。(笑)
動画向きだから 三脚使用が前提?
手前の輪スイッチでうっかり動いてしまうことは解消できました。輪スイッチをピント動作に設定して AF で使うことで、意図せぬ動きがなくなりました。
もっと速く動いたら用心しながらも使う気になろうところが、遅いから、使う気にならなんだ。もったいないけど、動画 用 のスイッチなら仕方ない。(^^;
ちなみに ズーム速度や輪感度の設定なし。
設計陣がスチルでの使用をほぼ考えずに作った 動画 用 のレンズ だと感じます。
動画「向き」だけどスチルでも使えるレンズ じゃない な、「用」 だな、と。割り切り と 習熟が必要 っす。
3 つの Fn ボタン の反応が悪く(ストローク量が多く)、中でも一番上のボタンは反応まで 一呼吸の待ち があります。ストレス。
位置も悪く (ぽてちの手に合わず)、構えてから使えるボタンじゃありません。これを押している動きでカメラが動いて、上記のようにズームが動いてしまいますし。(^^;
重さはさほどじゃないのだけど、長くて 、見た目が大仰 だし小カメラバッグに放り込めない。「入れる」動作になります。
付けっぱで小カメラバッグに入れておくか机の上に置いておくかして、思い立ったとき即座に手に取る。そういう雰囲気ではない んだよな~。(^^;
すると、うちの猫を撮りにくい。
AF-S 50mm f/1.4G でカメラを怖がるようになってしまって、カメラを手に取ったことに気づくと即座に逃げ出すようになってもうたから。(^^;;;
サッと手に取り構図をスパッと決めて遅滞なく切る、 1 枚勝負です。戦えるレンズと戦えるカメラじゃないと通用しない子になってもうた。
屋内でのテストで感じたこと思ったこと、以上です。
習熟すればある程度は違ってくると思いますが、外の猫も瞬間勝負!みたいなところがありますし、旅行中や散歩中のスナップも同様。のんびりズームを動かしている場合じゃない。
どういう状況で何を対象に使ったらよいのか。。。
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