昭和な温泉宿で暑い避暑(1)
もう 1 週間以上前のことになりますが。標高 1,700m の 万座温泉へ避暑 に行ってきました。
目的地からして、渋川から吾妻川沿いに入っていくのが距離的に順当なんだけど。早く入りたい宿じゃないし、標高ある峠や嬬恋の高原地帯を走りたい思いがあって、わざわざ暑い上田から回り込むルートを採りました。
早く入りたいわけじゃないのは、だいぶ昔に身売りで (実質)万座プリンス別館 になっていることからして、温泉の質を期待しちゃいけないと思ったから。(^^;
滝の汗で荷物を積み込んで、10:04 出発。もう 35 度を超えていた。こりゃ万座へ行く価値があるな♪と思うた。
そして首都高に入ってから気づいた、大泉 JCT で 10 km。圏央道回りを決めて、東北道に入ってから知った鶴ヶ島 JCT 9 km。北関東道回りを決める。(^^;
かつてバイクのとき自分の熱中症に気づいた波志江 PA でトイレ休憩。暑いからと、朝から冷たいものを飲みすぎ。(^^;
でも、この暑さ だから。(^^;;;
お約束の「ついでタバコ」は 1 本で、早々に出発。 2 本 3 本とやっていられない暑さでした。
おもろいことに、これ以降、トイレに行きたくなることがありませんでした。以降もちびちび飲んでいた水分が、みんな汗になって出ていたのじゃないか?と。(^^;
藤岡 JCT を越えたとき外気温計が 40 度を表示。バイクだと死ねます。(笑)
横川 SA 辺りから少しずつ下がっていって、八風山トンネルを出るとき 29.5 度。小諸 IC 通過時 31.5 度。ここらはいいね♪
上田駅前に着いたとき 38 度表示。予想していたけど。風が 熱風。(^^;;;
約 1 時間後に乗り込んだときは 37 度表示でした。
で、13:28 に戸を開けたとんかつ屋はタイムアウトを宣告される。
ならば!と考えたゴールデン上田は木曜定休とな。(T_T)
他にアテも無いし検索して探すほどの時間も無いし、仕方なく駅舎ビルの一角にあった今どきな唐揚げ屋。
とーぜん、山賊焼き定食 を注文。
きっとそうだろうと考えていた通り、味が刺激的な濃さでした。山賊焼きはもともと味が濃いものだけど、この手の店らしく、刺激が強すぎ。(^^;
でも、山賊焼きのお約束(揚げたて)を守っていたのはとても良く、好きで期待していた ガリガリ☆衣が嬉し♪
食事を終えて戻った駐車場で感じたわずかな風が、熱風。(;^◇^;)
道と川の駅おとぎの里 に向かう。途中から曇ってきて、窓やドアから伝わってくる熱気が落ち着いていく。着いたときは 38 度表示のままなれど、車から出たら下がってきていることを感じました。
買うものが特になく、出るとき 遠雷 が聞こえて気温低下を期待しながら給油に向かう。 そしてセルフがあることを知っている真田の手前で給油。
長野県だし、立地からしても高いと予想していたけど。軽油 169 円には時勢を感じました。あまり乗ってなくて、燃費がいい車だから給油機会が少なくて、高騰を意識してなかったです。
前の給油以来どこへ行ったのか覚えていないけど、 3 月末以来です。 17.41 km/L
航続可能距離が長大で、ぽてちの使い方だと 800 km は走る。だから「出発前に給油しなきゃ!」とせっかちにならずに済むんですよね。前の晩に疲れて眠くてクソ暑いと感じながら、荷造り準備が遅れて寝るのが遅れると焦りつつ、給油に行かなくて済むんだな。
シーザーのいいところ だよな~♪ (^o^)
ところで、外気温が 33 度表示になっていますね。雨が降ったら下がることを期待♪
続けて真田のコンビニで食料飲料を買う。降った直後らしくて外気温が 25 度表示まで下がるも、猛烈に蒸していて不快度が高い。(^^;;; 給油の時はあまり感じなかったのに。
これから進む鳥居峠の方に雲がかかっていました。標高と雨で気温が もっと下がることを期待♪
で、菅平方向との分岐手前から降ってきて、本降り・・・どころか 土砂降り。ワイパー高速でも前が見えないほどでした。
鳥居峠の手前から 22 度表示。こうなると車外から伝わってくる熱気が無くて快適♪です。
峠を越えて少しから雨が弱まる。土砂降りのとき前が見難かったもので、嬬恋パノラマラインに入ってから停車して、ガラコスプレーを吹きかけました。
パノラマラインでも雨が続き、愛妻の丘で停めて浅間の写真を撮るつもりだったのをパス。路面を横切る泥水多数。我が車の汚れより、土壌流出が心配になりました。
万座ハイウェイ料金所で 21 度表示。料金所のおとーさん曰わく、雨が降って 10 度下がったとな。
帰り道の気温から、晴れの 15 時過ぎにはそれくらいあったろうと納得です。
そして万座温泉に到着。下の写真は初の実用と言える Nikon Z8 です。
家から 324 km 。休憩や食事で降りたとき暑かっただけでなく、車内でも腕や膝を陽射しに炙られて、ちょっと疲れたかな。
最終的に 18 度表示まで下がっていました。
だけど 湿度が高い せいなのか?冷涼とは感じず、わずかな不快感が残りました。(^^;
涼しい 3 日間を堪能するぞ! と るんるん♪でチェックインを済ませ、大量の荷物をえっちらおっちら部屋に運び込み・・・
やってもうた~! ヽ(^▽^;)ノ
迂闊なことに、予約時に エアコンの有無を確認していなかった のねん。(^^;;;;; 今どき「ホテル」を称するならあって当然だと決め込んでいた、大々々失敗。
かつても数度、他で経験があるんです。高地の冷涼さがあって最高気温が 25 度くらいの所でも、日中の 屋内は 30 度前後 まで上がるし 湿度があって蒸し暑く、難儀 したことが。
そのパターンに陥ってしまいました。
案の定、窓を開けて扇風機を回し続けても蒸し暑くて、期待した避暑感にほど遠かった。車だからと放り込んでおいた放射温度計で見てみると、入室時の室温 28 度前後。曇り空の屋外 19 度前後と比べて 9 度から 10 度も高い。
入口ドアを開けても 風が通らず、排気の換気扇も無い。壊れた網戸を養生テープで押さえてあって、隙間から虫が入ってきそう。
二度目の荷物運びで通った際に、フロントへ声かけ。「ここはエアコンが無いのね(^^;」と。
客からよく言われるのでしょう ね。即座に返ってきた「標高 1,800m あるかr・・・ 」に「朝はね」と言葉をかぶせたら、お黙りになりました。(笑)
経験乏しい客が相手なら、夜には涼しくなると期待させて黙らせられるでしょうが。客を黙らせたって、暑いものは暑い。少なくとも起きているうちは涼しくなりません。
ちなみに 1,800 m は誇大広告です。宿は 1,700 m ほぼぴったりでした。
テキトーなことを言ってもバレちゃう時代なんですよね。スマーフォンのアプリを使えば、ほぼ間違いない標高がわかりますし。
食事は・・・万座プリンス別館ですから。(笑)
その後夜になっても、風通しの悪い館内は 温度がなかなか落ちず、蒸し暑いまま。脱衣場もエアコンが無くて 不快。
製氷機は、フロアはもちろんロビーにも無くて、売店もしくはフロントまで買いに行かないとならない。自動販売機も「昔はここに設置してあったのだろう」と思うスペースががらんどうで、遠いロビーまで買いに行かないとならない。
だいぶ不快な宿でした。(^^;;;
でも いいところ はあって。ベッドがビジネスホテルよりだいぶ良く、丸 1 日ごろごろしていても身体が痛くならなかったです。
そして冷蔵庫がビジネスホテルより大きくて、冷却能力も高かった。持ち込んだ車載冷蔵庫は保冷剤パックを凍らせることに専念させて、ペットボトル類を任せられました。
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