老いる友だち(野良猫)
前のうちのおねーちゃんが中心で何年もご飯や薬を提供し続けていて、冷え込む時季だけでなく今は常時、倉庫をねぐらに提供もしていて。
隣のマンションのおねーちゃんも時おりカリカリ☆を提供するようになって。たまーに、かつてうちの駐車場を貸していたご夫婦がカリカリ☆提供と、もふもふな子のブラッシングに来ていたり。見知らぬ人たちが路地に入ってきて、美味しいものを提供していたり。
まだ子供の頃に区の補助で避妊手術を施しているし、厳密には野良猫と言えないのですけどね。前のうちのおねーちゃんの傘下に入った子 限定 で、言わば地域猫のような感じ。
ぽてちも晩にご飯を提供するようになったのは、もう何年も前。いつの頃だっけか。
隣の路地の飼い主が亡くなって野良になった白黒の子を、前のうちのおねーちゃんが気の毒がって、ご飯を朝晩に提供するようになったのが 15,6 年くらい前だったかしらん。
元が家猫でとても人慣れしていて、好奇心旺盛なとても賢い子で、ご飯をくれ!圧力 がもの凄く。(笑) ご飯の可能性があると 物怖じせず 人間に近づくし、いちど提供したら「ご飯場」になって、ご飯をくれ!圧力 がもの凄く。(笑)
前のおねーちゃんによると、その子の子供らしい。
2009 年の SNS に「ちっさいのが 3 つ 4 つ、うちの駐車場をちょろちょろしている」と書いていたから、その年の生まれじゃないかと思います。すると 14 歳。
猫を見に路地に入ってきた若夫婦に「茶色い子」「小さいから子猫だと思った」と言われておりましたが、もう 14 になる 後期高齢ばあさん黒猫 です。(^^;
多いときには 7 つ 8 つにも増えた子たちを、前のおねーちゃんが全面的に面倒を見て可愛がっていて、手出ししないようにしていたのですけどね。
この子は小さくて可愛らしいのに気が強くて乱暴者。他の猫と折り合いが悪く、他の子たちがご飯をもらっているとき一緒に食べられず、離れて見ているだけの事が多いと聞いて。
気の毒に思って、晩遅くに そっと提供 するようになったのでした。
ぽてち提供のご飯をもらい慣れてきて、他の子のご飯を離れて見ているところへ帰宅すると駆け寄ってくるようになってしもて。
バレた。(笑) 「この子は ぽてちくんが好きだよね」と、今や公認です。
我が家の辺りは、夏は 過酷 です。 30 度を切るのが夜中の 3 時頃で、朝 7 時半から 30 度を超えることが珍しくない。昼間は 37 度 38 度が当たり前のようにある。
最高気温が 33 度だと、今日は楽だねー♪ なんて。今日は 31 度しかないから涼しいね♪なんて。これ、冗談じゃありません。(^^;
そんな期間がとても長い。まだ夏とは言えない今日の昼前ですら、駐車場で ぽてちのおでこの辺り高が 31.7 度。車のボンネット上は 31.4 度。
13 時半には 32.3 度でした。
この夏を乗り切れるかしらん? (^_^;)
頬まではっきりと痩けてしまって、色もだいぶ抜けてしまって。(^^;
元気だった頃は可愛らしかったんですよ。
面白い奴でもある。身体が小さいのに気が強く、喧嘩っ早い。シーバやチュールを手に持って差し出すと、手を叩いて 地面に置け! と。(笑)
相棒も 2,3 度叩かれています。(^o^;)
一昨年くらいから色抜けが目立ち始めて、耳が遠くなってきたことも感じられ、でも昨年の春にはまだ元気な姿だったのですが。
昨年の夏の始まりの頃から急速に色が抜けが進行して、痩け始めました。すぐ近くを通ってもぼーっとしたままの姿が見られるようになり、目の前で座ったままシーをしてしまったり。
駐車場の道路近くに 落ちていたり。(笑)
今は、車やバイクの上でなく駐車場に落ちているのが常態になっている。(^^;
野良猫らしい用心深さが失われていっていることが感じられて、気になっていたんですよね。もう歳だから仕方ないと思いつつ。
そんなところへ異常な夏が始まって、ある日、姿を見せなくなりました。
5 日後くらいにようやく姿を見せたのですが、大丈夫か!お前!
色抜けが進行 していて、はっきりと痩せこけて、びっこを引いて いました。
いつもヒョイヒョイとついて上がってくるのに、びっこを引き引き苦労していて、階段の途中であきらめて座り込んでしまう 始末。
上の写真は水分補給にあわてて提供した金のだしカップです。
前のおねーちゃんによると。
いつもぼーっと座ったままだから、〇〇さんの車に足を踏まれたようだ。どこかに隠れ潜んでいて、動けるようになってようやく出てきたのだと思う。
とのこと。
カリカリ☆と水分補給の金のだしカップに加えて、「何よりカロリー!」と、介護期用高栄養食ムース も提供し始めました。
その影響もあってか、秋にはそこそこ回復したのですけど。
腰回りと太ももの痩けが回復しきらず、色抜けも止まらず
野良には過酷な冬を乗り越えたものの、痩けとバサつきが進行してきて。次は先週の姿で、なんと 階段に落ちていた。(笑)
階段に落ちていたのは初めてだなー。食べ残したカリカリ☆を食べようと上がってくるとき疲れて寝ちゃったのかしらん。(^o^;)
次の 3 枚も今日の姿。
老いの進行は避けようがないもので、仕方ないのだけど。ちょと切なくて、だいぶハラハラしています。(^^;;;
だって、もう 友だち 感覚だから。
奴にとっては ご飯の友だち でしかないことはわかっていますけど。(笑) 本来は警戒フルの野良猫が、だいぶ信用して近寄ってくる事がわかりますし。
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