Z8 の記念すべき
ファーストショット は、やっぱりうちの猫。(笑)
ファイル番号 0001 の 1 枚です。
さて。 Picture Controll というやつの設定の話し。
ぽてちは、コントラストと彩度が「ほどほど」で線は太すぎず細過ぎず、色が柔らかかつ豊かに繋がる、クリアで生々しく見える調子が好き。
それって FUJIFILM X のプロビア調が概ね持っている傾向で、プロビア調でシャドウを少し持ち上げると、だいぶいい気持ち♪ (笑)
カメラの設定でシャドウを +1 。ハイライトや彩度は 0 のまま。 FUJIFILM の X-Trans CMOS センサー & 画像生成は、以前から高感度ノイズ少なくノイズの質も悪くないから「高感度ノイズ低減」を -1 に設定。
この写真は X-S10 の撮って出し Jpeg 。カメラ設定は上記の通り。
X 機は機種に因らずこの設定で落ち着いていて、撮った Jpeg を Lightroom で微調整します。
元が好みにだいぶ近いから、気持ちよいところへテキパキと持ち込めます。 X-Pro2 はとりわけ。
ニコン機は、わからん。(笑)
正直なところ。 D850 より前の数機種で、Picture Controll の設定と現像調整に苦戦して苦戦して苦戦してお手上げ、「もうこれでいいや」になることがよくありました。
ホワイトバランスや色相の修正を迫られることが多くて Jpeg 撮りだけでは済まず、現像ソフトで容易に変えられる RAW が必須。で、苦戦して苦戦して・・・
D4s なんて、酷く難儀したものです。安い人工光源(我が家の照明)下のオート ホワイトバランスが変になることがよくあって。いま思うとフリッカー現象なのか、部分的なマゼンタ被りもよくありました。(^^;
晴天日中の屋外でも、マゼンタ被りがあったような・・・
プロ写真家の写真はどうしてこんなに違ってこんなに綺麗なんだろう?と、よく思ったものです。
D850 は、発売先行お触り会で試写した画像を見て「ニコンの画風が変わった!これなら!」と思って、 D4s を売っぱらって買うことにしたのですけど。
ホワイトバランスを触らずに済む FUJIFILM X へ急速に傾倒し始めた頃で、ろくに使わず防湿庫の肥やし化。(^^;;;;;
だから設定を詰めていく機会とても少なく、その気も薄れていって、現在に至る。
よーするに、まともに取り組んでいないと言っていい状態。(^^;
Z8 はどう設定したらよいのだろう?
D850 の画像に似ていると思ったけど、 D850 で経験を積んでいないから、設定の方向性が見えません。
Picture Controll「スタンダード」そのままは、メリハリが強すぎ・濃厚すぎ。
「ニュートラル」そのままは、淡泊すぎも淡泊すぎで、しらっちゃけて見える。
どっちを土台に設定していったら良いのか、それすら解らない。(^^;
事実上のテスト切りで 350 ショットを超えていますが(画調だけでなく AF やボタン機能あれこれ)、解らん。 D850 までと同様に、「ニュートラル」を土台にメリハリをつけていく方向かなあ。
でも、「スタンダード」から下げていくと残る濃淡が、「ニュートラル」から上げていくと薄すぎちゃうことがあるんだよな~。だけど「スタンダード」は色味が好みと違う。
「スタンダード」で露出 +1/3 して撮ったもの。
実際の近いのはこれかなぁ?
これを NX Studio で「ニュートラル」にして、コントラスト +0.5,彩度 +0.75,シャドウを少し持ち上げてみると。
記憶色に近いのは、もちろんこちら。うちの天井 LED ライトは演色性が良くないから、いいとここんなものでしょう。
でも、わからん。(^^;;;
いずれにせよ、レンズによって設定を変えなければならないことは確かです。
1. 素でキリリと写る Z レンズ用。
2. 手持ち F マウントの中では良好なズーム 2 本用。
3. 軽くて常用していた AF-S 24-85mm f/3.5-4.5 VR と、 D850 の DX クロップで高倍率に使うつもりで残してあった、でも写りがけっこう残念な AF-S 18-140mm VR 用。
4. 激安に釣られて鉄撮り用に買って、でも写りがシビアに感じるタムロン 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD(A035)用。
少なくとも 4 種類は、カスタムコントロールを用意しなきゃならん。
けっこう好きなタムロン SP 45mm F1.8 Di VC USD は、 D850 で設定をつめるのが順当かな。その目的で買ったのだし。
D850 で撮った写真ですが、撮ったのが Jpeg だけで、今は設定が不明。(笑) 設定を変えずに撮ったはずだから、 D850 が修理から帰ってきたらわかるでしょう。
とゆー具合で、試行錯誤しているつもりですけど。これって晴、曇、雨と、それぞれの天気で外に出てテスト撮影しなきゃならんのですよね。
うちの照明下でマトモに写る訳がないですもの。(笑) 光量不足でコントラストと彩度が低くなるし、演色性も低いし。
そこでセットすると、肝心の屋外でおかしくなってしまう。(^^;
ただ、素だと、ほんの気持ち、グリーン被りして見えるんですよね。ほんのちょびっと、
記憶色とズレがあるんだな。
次の写真は朝、外の明かるさが玄関の磨りガラス他から回ってきている光りで、 追尾 AF の対象自動認識を試してみようと撮ってみたものですが。(ピントは左目にピタリ)
次は色相を -0.5(マゼンタ方向)にしたもの。大きくしてよくよく見ると、猫の顔、大腿部、床の色合いが、ほんのちびっと違っています。
もひとつ、色相を -1.0 にしてみたもの。
記憶色を抜き去って床面や猫の大腿部の色合いをよくよく思い出すと、実際の色合いに近いのは素のものです。でも、猫の顔がわずかに寒々しく感じてしまう。
色相 -1.0 設定は顔の寒々しさが軽減して「記憶色こんなもの?」になるけど、大腿部や床面の色合いが「やり過ぎ」に感じるんだな。(^^;
中を採って -0.5 にしてみる?
次は、 Adobe Lightroom の「( AI )強化ノイズ低減」機能が凄いなと思ったもの。
色合いまで変わっているのが不思議。次のが元。
比べると、やはりグリーン被りして見えます。うちの天井灯の光りですから元の方が実際に近いのだと思いますし、 Lightroom の方は色合い「やり過ぎ」に感じますが、記憶色ではある。
ところが、雨がぱらつくどんより曇天のお外で撮ってみると、グリーン被りはほとんど感じません。色相 -0.75 設定で撮ってみると
奥のゴミバケツやブロック塀を見ると、少々「やり過ぎ」な感がある。 -0.75 でも。う~ん・・・ やっぱり -0.5 かなぁ・・・ 場面によってはマゼンタ被りもあり得るように思うけど、そこから試していくか・・・
と、悩んではいるけど、 D850 より前の機種と違って、びみょーなレベルの違いをどうする?といった状況。
RAW を NX Studio で補正して書き出した Jpeg に Lightroom の微調整を加えることで、十分に調整可能な範囲だったりはする。そこが以前のニコン機と違うと思うんだな。お手上げにはならない期待と安心感。
RAW から書き出した Jpeg 微かにいじりと、撮って出し Jpeg で花の状態を似せよう近づけようとしたものとで、違いはありますけどね。
次は RAW から書き出した Jpeg 微かにいじり。
そして下は、撮って出し Jpeg を似せようといじったもの。
花は似せられたけど、葉の色やトーンは RAW からのものの方が良いですね。ニコンらしいリアリティさが上だと感じます。
こんな調子で、次にテストするときのスタート地点を「とりあえず」で決めておこう。んな感じで苦戦中。(^^;
ちなみに確認とお試し変更は RAW で、ニコン純正ソフトの NX Studio 上でやっとります。これなら「撮っては確認して変更してみてまた撮ってみて」の繰り返しが激減するから。
その状況での「ここらかな?」まで詰めたら、外で撮る次の機会にまた試行錯誤していく。んなつもり。
「とりあえず」で、「ニュートラル」を基に、コントラスト +1 、明るさ +1 、彩度 +1 、色相 -0.5 にしてみて、次はここから詰めていってみましょう。
最終的には Jpeg だけの記録で済むようになるといいのですけどね。 4,500 万画素もあると、 RAW を高効率圧縮で記録してもファイル容量が巨大ですから。
HDD を圧迫することも問題だけど、何よりも、表示・調整・書き出しでサクサク動かないのが辛い。(^^;;;
最後は 11 年前に儚くなってもうたうちの子の 16 年前の姿。 D3 の RAW を現像し直してみました。
現役ばりばりの頃はお外でブイブイ言わせていたようだし、お外が好きで好きで大好きな子だったけど。
実によい子でした。その点、相棒も強く首肯します。
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