川崎往復の際に思うたこと
1 月の雪の日。出してくれと言うから窓を開けてやったのだけど。
しばらーく様子を観ていて
そろ~り出てみて、すぐに駆け込んできてしまいました。
「閉め出された可哀想な子」ごっこ無し。(笑)
さて。
60 km とは言えまともに乗ったのは約 10 ヶ月ぶりで、車検に持っていった往復約 27 km からでも 4 ヶ月ぶりの乗車だったワオ。
冷え込む時期にツーリングを企画したのはどれだけぶりだろう?
しばらくぶりの乗車で、いくつか、感じること思うことがありました。
○ 慣れぬ装備は時間がかかる
何をどう着る?着重ねる順番は?予備は何を積んでおく?最終防寒着になる雨具はどこに?接続ケーブルはどれを?電池も積んでおく?グローブとシューズはどれ?防風首保温はどっちを使う?もう一方も積んでおいた方がいいか?どこに仕舞ってあったっけ?
重い工具ポーチと養生テープを積む?積まない?ホカロンは 2 種積んでおこう。 B+COM は、ラジオ用に装着するか。スピーカー配線がブランしちゃってるの、束ねて押し込まなきゃ。
タンクバッグに入れておくべきものは?電池持ちが悪くなってるタブレットは邪魔なだけかな?あ、カメラの予備電池・・・肩ベルトかけるリング無いけど、どうやって引っかける?
ストリートガードのジャケットは、プロテクターを交換してゴワさが改善した 60 サイズにするか、純正プロテクターで腕と肩の空気層が厚くて保温によい 62 サイズにするか。袖をだいぶ短くしちゃっていて、隙間を覆う方法の面倒があるけど・・・
ソフトバッグの取り付けベルトで余った部分、どう始末しよう。
スクリーンに増設したフラップの角度はこれでいいかな。
アンテナ付けなきゃ。ん~ シートはとりあえず低い位置でいいか。
・・・
まともに乗るのは 10 ヶ月ぶりだなんてやってないで、ちょこちょこ乗っていれば 多少はね。f(^^;
「こういうときはあれ」「これが要る」「こっちは不要」 etc が ノウハウ として頭にできていて、装備する段取りも使い方も パターン化 する。多少の新規があっても 作業がテキパキ早い と思うんですけど。
リード125 に乗るときは、ほぼその状態だったりしますし。
○ ハンカバ装着が難しすぎ
1 年前に ぽち♪っておいたワンダリッヒのハンカバを、前々日準備の際に付けてみたですが。ハンドルを切ると、タンクに、スピーカーに、ぐりぐり 当たってしまう。(^^;
早々に断念 しました。
気温 3 度前後で陽射し無くても、川崎往復をしただけの範囲ではハンカバの必要がまったくなかったからいいのだけど。
低気温の高速道路巡航で、体調(腹具合?(笑))によっては、冬グローブでグリップヒーター使っても辛いときがあるのは体験済み。そういうときは、グリップヒーターに 電熱グローブ併用 で何とかなるかな?
ワンダリッヒのは、ぽ太郎で使えるか? やはりタンクに当たるか?
○ ワオはパワフル
さすが 大型 だよな、と。
出発直後の一般道でも、首都高速でも、すんご!パワフル! だと感心。
日頃は非力なリード125 で非力さにヒヤっとして、たまに乗る ぽ太郎にも少し非力さを感じて 390 adventure が頭を過ったりするのだけど。(観に行ってないから大丈夫 (笑) )
ワオは「パワーがあり過ぎて、アクセルとクラッチの操作に 微妙なレベルの丁寧さが必要 だあ。逆に 面倒くさい し 疲れる」となるくらい。(笑)
そう、町中一般道では完全に過剰なパワーとツキなんだけど。これが空いた首都高速や高速道ではパワフルさが実に頼もしく、意のまま の加速を得られます。速度維持も楽々。
ワオは電気スロットルになった 最初の RT なんじゃないかと思うのですが。
開け始めて力が出てくるとグアッ!ときてクラッチで鈍らさないとならないのは、もたもた動いて遅い車の後ろや混雑する町中、渋滞で、 チト辛い ものがあります。
かといって、 RAIN モードは鈍らせ過ぎの割りには出てくると過剰でこれも疲れるし、ゆっくり走る際に使う低回転域の力が弱くて使いにくい。
#後日談あり
開ける、期待する力が出ない、も少し開ける、出てない、も少し開ける、グァーッ! について
○ 重い
ここまでパワー要らないから 40 kg 軽くならんかなぁ 、と思うたですよ。再び。三度。四度。五度・・・ (笑)
「こんだけありゃ十分でしょ」思う 800 cc くらいに小型化しても、今のパニア付き 274 kg(後箱無し)が 234 kg まで軽く ならない こと。解っているんですけどね。(^。^;)
大カウル、電動スクリーン、スピーカー、テレレバー、シャフトドライブ、 ESA と、重くなる要素いっぱいなのが RT だものね。
並列 2 気筒にしてテレレバーとシャフトドライブを止めたとしても( F850 RT? )、いいとこ 254 kg(パニア無し)じゃないかしらん。
パニア付けて 255 kg くらいまでが希望の ぽてちとしては、現行型の 290 kg は「やり過ぎ」だぁ~ と、これも再び思うた。(笑)
ちなみに。重さゆえ、機動で「よっこいしょ」無しは難しいですね。
パニア 2 つで 11 kg を外してダンピングを HARD に、プリロードも「1人+荷物」以上にしたら、多少は違うのかしら?
最後に給油へ出たとき試してみればよかったのだけど、もう疲れていて、何かに取り組む気力がなかったです。(^^;
○ ハイシートで正解
ブレーキペダル操作性の観点から、ハイシートをハイ位置で使うのが良かったのだと、思い知る。
これでようやく「備えてペダル上に足先を持っていっておく」ことが(ある程度)できるし、外していても持って行きやすいんだ、と。
よって。
低速で細かな動きをするときや疲れたとき、足先の移動が間に合わず前ブレーキだけで何とかしようとしてしまう、そんな 悪習 がだいぶなりを潜めて、後ブレーキを使える ようになりました。
これ、一般道でもたもた動く車の後ろにいるとき、とても大きいです。
適切な操作系配置って、大切なんだなあ。
重さにビビらず、早くからハイシートにしておけばよかったです。
でもね。座面高がたしか 850 mm になるですが。ワオはステップが近い方でして、ブレーキペダル操作性の観点で、 まだ少し足らない くらい。
ペダル高を 10 mm 下げられたら、操作性がさらに良くなりそうです。 5 mm でもいい。
壊れている左 膝の負担 観点では、シート高をさらに 20 mm ほど上げたい。(^^;;;
ワオは長距離ツアラーなのにステップ位置が高すぎるんですよ。(^_^;)
ちなみに 足つき なんですが。
荷物多くなくプリロードを「 2 人」にすると、ぽてちをしても 踵が浮き ました。初めての経験で、 うぉー!これか! と。(笑)
「 1 人 +荷物」でも、踵が少し浮くくらい。これか~♪
多少は傾くことを受け入れつつ必要になったら足で支える事を、軽いリード125 や ぽ太郎で身体が思い出して。
ワオでも、傾くことを極端に恐れずそのように。支えられる範囲の傾き方に収める前提ですけどね。
だで、踵が浮いても「特に問題なし」で済むようです。
なるほど、これか!(笑)
またがってヨチヨチ前進は難しくなりますね。後退は、比べるとやり易いですけど。
○ ワオ流の気持ちがよくわからない
カーブを曲がるとき、意識としては「ある程度は バイクの動きたいように 曲がらせ」て、必要な修正とアクセルで意図するラインをとること。
やはり ぽ太郎で身体が思い出して、 これが楽 なんだったわ、と。
ぽ太郎 はいつも、意図するラインより少し大回りしたい気持ちが感じられて、初めに「こっちだよ」を明確に伝えるワンアクションを与えて、あとは 好きにやらせておく 感じ。 だいぶ楽 をさせてくれる。
ワオ がどうしたいのか、いまいち 解らない です。(^^;
以前からそうなんだけど、曲がり始めにシートへ、曲がり始めてからはハンドルに、力を与えて曲がることが多い。その必要があるから。
曲がり始めると意図するよりハンドルが切れ込もうとして、内側の手腕で抑えるとか。意図するより大回りしたがって、前方内側に体重をかけるよう身体を動かすとか。どちらも多いです。
前後の加重バランスの問題ではないような気がしています。
んで、重いからモーメントが大きくて無意識に修正とはいかず、意識して力を与える。
あらためて、ワオがどうしたいのか 解らん! そうしたいのだとしても本当にそれでいいのか?!と。(^^;
そっか、だから 疲労しやい のだろう。とも思い至りました。
工場長曰わくでは「行きたい方に顔を向けるとそっちへ行く」なんですけどね。
そういうときもあるし、でもそうでないと感じることも多々ある。
次回以降に、ワオ理解の探求をしていってみるです。
○ 高速道路は快適
十分な装備 で寒くなく身体の一部の冷えもなく気持ちも 落ち着いて 高速道路を 巡航 していると、 とても快適♪ だと、あらためて。
パワフルに 矢のように突き進む 安定性。首都高速でも放射線なら「どう曲がりたいの?」少なく、右に左に。
乗り心地良好。排気音が落ち着いていて、高周波音を耳障りに感じることなく余計な疲労を招かずに済む。
とどめは 走行風の少なさ 。ぽてちの巡航速度なら走行風少なく身体の冷えを進行させず、ついては 風切り音も小さい 。から、余計な疲労を招かない。フラップを付けたら そよ風 くらいになって、あり得ぬくらいに快適♪
○ 120 km/h は爽快
一昨年の経験を思い出しました。真夏の早朝に、浜松から新東名で帰ってきたときのこと。
120 km/h だと 6 速でもパワーバンドに入ってきて、アクセル軽く、ミズスマシのよう に走ること。思い出しましたです。
新東名でも 120 km/h までに制限されているし、実感ちょと怖い思いもあって、 120 km/h を上限の巡航でしたけど。
低回転域ではマスの重さを感じる エンジンが軽やか に、ブーーーン! 音に濁りなく、感触 なめらか。「ノイズ」を意識させず、意識外でブーーーン!と心地よく。速度維持も落ちたときの回復も、小さなアクセル操作で自在。
ほんと気持ちよく走りました。(^_^)
そして、パワーバンドは 120 km/h からか・・・と、少し微妙。(^^;
100 km/h からなら、新東名以外でも気持ちよく走れるはずですから。
速度制限が無いと評判だったアウトバーンも、今は多くの区間で 140 km/h 制限だと聞いたことがあります。
120 km/h ~ 160 km/h くらいでちょうど良く走るように作ってあるのでしょうね。
80 ~ 100 km/h だと快適で、120 km/h になると爽快。でも、 70 km/h 以下は過剰なパワーとツキでタイヘン。一般道で車の後ろは重さのタイヘンさも加わる。
ワオは、そんなバイクなんですね。
#繰り返しになりますが、後日談あり
ギア比やステップ高の変更は大改変だから望まぬとして、せめてスロットル制御の プログラム だけでも アップデートしてくれたらいいのに なあ。
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