後日談( モード Dynamic )
506 km のうちの、ほっとんどが高速道路だったのですけど。出向いた先での、わずか 40 km ほどの 一般道で 新発見 がありました。
前の記事で「後日談あり」と書いたやつです。
なんと。出力モードを「 Dynamic 」にしていると、一般道で モタモタもっさり走る車の後ろ で走る 苦痛が、そこそこマシ 。
おどれぇた 。(;^◇^;) 大発見 です。
ワオはパワー過剰 で、アクセルを開け始めて力が出てきたとき、願う程度より強く出てきてしまって、閉じたときのバックトルクも大きくて、モタモタ走るのが苦手 だと思っていました。
だで、車が多い関東圏の一般道をできるだけ走らぬようにしてきた。いわゆる田舎道でも、軽トラに限らず モタモタもっさりな車の比率が ひじょーに高い ですから。
ちょい詳しく書くと。
モタモタもっさりな車の後ろでは、速度変動が多く、変速頻繁。 1 速から 3 速の間を 行ったり来たり の繰り返しになります。
普通に走っていると思う車の後ろでも 4 速に入ることは稀だし、何かある度に速度低下して、すぐに 3 速 2 速の 行ったり来たり。
加えて、速度を落とされて 3 速 2 速で アクセル閉じたとき のバックトルクと、速度維持や速度回復させるために 開けたとき のガッ!があるわけです。
んで。
めっちゃ多い変速や速度コントロールの度に、ギクシャク・ガックン☆せぬよう、クラッチを多用 するし両手で ビミョーな操作を繰り返す ことになる。そう操作したって、左手が 疲れてきたらギクシャク しがち。
モタモタもっさりな車は、さらに。このままヌルヌル速度回復させていくと思ったら、不意に加速を弛めたり速度を落としたり。またバックトルクとガッ!で、ギクシャク 。避けると 左手腕の疲労が進行 する。
身も心も、疲れてしまうんですね。(^^;;;
「この車、速度は高くないけどテキパキ走るな。不意の窺い減速が無いし、カーブの速度低下も大きくない。無意識についていけるわ。」
そんな車の後ろは、大丈夫 なんですけどね。滅多にいない のが現状ですよね。世がムチャ振りの好燃費スペックを強く要求するようになって、高齢の運転者が増えて、一段と減っている印象です。(^_^;)
それがですね。モードを「 Dynamic 」にしていたら、アクセルのビミョーな操作で、ぬるぬると、けっこうついて行けちゃう。「えっ?!」となりました。(^o^;)
「 Dynamic 」は、開け方閉じ方が ビミョーなレベルのアクセル操作 に応じて、ビミョーなレベルでパワーを出し入れしてくれる んです。
2,000 rpm 近くまで落ちても、ビミョーなレベルで丁寧に開けていけば、苦しげにならずユルユル回復 していってくれる。 2,300 rpm も回っていれば、もう十分に。ついてはギクシャクしにくいし、シフトダウンが減る。
前で減速されて閉じるときも同じ。閉じてもガス供給をいきなり断たず、ビミョーに吹く領域を挟んでから 断っている印象。現象としては、バックトルクが柔らかくなる。
モタモタもっさりの後ろにちょうどいい。(笑)
感じたことを総じて言うと。
「 Dynamic 」 は、開け始めと閉じ切る直前の ビミョーな領域でビミョーな量のガスを供給 して、ビミョーな操作にビミョーに応じてくれる。そんな感触。
対して「 Normal 」は、開け始めのガス供給を瞬間遅らせてから吹き始め、閉じたらさっさと断つ。そんな感覚。
なるほどなー。
ぽてち、疲れていなければ、けっこうビミョーなアクセル操作をする方なんですよ。ビミョーな操作に、キッチリとビミョーに応じて欲しい クチです。
だから、アクセルとクラッチレバーの「遊び」は小さいのが好み。小さ過ぎても操作性が悪くなるのだけど、悪くならない範囲で小さいのが好き。
(物理ケーブルのバイクは、点検から戻ってきたとき自分で「遊び」を詰め直すことがある)
(リードのアクセルはもちろん、ぽ太郎も自分で詰めているし、レバー角度の微調整もした)
首都高速で遅い車をさばきつつ走る際、Dynamic が楽だとは以前から思っていたけど。(滅多にないことですが)
一般道で車の後ろをノロノロ走るときも Dynamic が楽だったとはなー。
意外 かつ 大発見。
ふと思い出した。大鳥居くんと同じだぁ。
標準の「 S 」でばかり走っていて、 なんて乗りにくいバカ車なんだ! と思っていた。(^_^;)
ビミョーどころか少しばかり踏んでも力が出てこず、徐々に踏み増していくと突然グアーッ!!とな。こっのバカ車!! ヽ(^▽^;)ノ
んが、手放す前に「 S# 」中心で走ってみたら。
あれ? ビミョーな踏み加減に遅れなくちゃんと反応して、思ったようにビミョーな力の出し入れができるじゃない。
えっ? このエンジン、実はマトモだったの? (火暴)
標準の「 S 」でも燃費はマトモじゃないですけどね。(笑)
ちなみに、大鳥居くんの「 S# 」は詳しく語るまでもなく、ワオの「 Dynamic 」も燃費がチョト落ちるようです。
ずっと「 Dynamic 」で走ってきた帰路の駿河湾沼津 SA まで、ほとんどが高速道の巡航ばかりだったのに、 17.65 km/L は予想していたよりチョト悪かったです。
新東名を制限速度いっぱいで巡航すると、多少は落ちると予想していましたけど。渋滞・混雑なく一定の速度で巡航ですからねぇ。
ちなみに。駿河湾沼津 SA から帰庫前給油までは「 Normal 」で走って、いつもの通り 20 km/L 超えでした。ギリ超えだけど、それがいつも通り。
新東名の残りは制限速度弱、東名は GPS 計測速度に 3 % の誤差 (笑) 乗せで巡航。
排ガス規制強化への対策 や燃費向上を、燃料供給のし方で 「鈍らせて」乗り切る方法って・・・
ドライバビリティを悪化させる、ぽてち経験 第 3 の例 でござった。(^^;;;
技術なく燃費スペックを稼ごうとした 11 年前のスイフトの酷さを思い出すと、別世界にマシなんですけどね。
んで。
鈍りっぷりを隠しようがなく大幅に鈍るほど目標値を高く設定せざるを得なくなると、鈍る分を、排気量増で補う のでしょうね。そして 重くなる。(^_^;)
免許や税制で排気量を上げられないと、高回転化でスペック稼ぎ(維持)のパターンでしょうか。さらに、バルブの動きや吸排気をいじって、高回転化でスカった領域を補う、と。
ごめん。書いちゃう。
現行 PCX(125)の 出力曲線 を見たとき、びっくり して声が出ましたよ。なんだ?!このガタガタは!! って。(^o^;)
CVT だから誤魔化せる範囲なのかもしれませんけど。
で、だ。
大型 の場合、そんなことしなくたってさぁ。大型の範疇に入る排気量があれば、鈍ったって、パワー命の SS でなければ 持て余すほどパワフル じゃん?
カバーするなら排気量を上げるのじゃなくて、素材で軽量化してカバーして欲しいな。
軽量化でカバーし切れぬ分は、ドライバビリティの向上で「意のままによく走る」に持ち込んで。
加えると。多少の燃費ダウンには目をつぶって、ドライバビリティを大切にしようよ-。
低中回転域でガソリン 3 L 並みのトルクを発揮するシーザーも、標準のモード「 Comfort 」 だと、ハッキリ言って クソ! よん。(^^;;;
モード「 Sport 」にすると、別の車のようなドライバビリティに生まれ変わるけど。
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