G310 GS 再度の試乗(序)
12:30 くらいにワオ店着。相棒にシーザーを運転して帰ってもらう。
点検と依頼作業を終えたワオのキーを受け取って、追加で小さな作業の依頼と支払いをして、付けてもらったドラレコの操作説明は後回し。
まずは試乗♪ でした。
持参のソフトバッグ S を装着する際に「このシートは標準?」訊いたら「ぽてちならハイシートの方が良さそう」でハイシートに替えてくれて、ハイシートで出発しました。
12:56 だったかな。
出発してステップに足を乗せたとき、(前回の標準シートより)着座位置がはっきりと高く感じました。地面からでなく、ステップから着座位置までのことです。
ワオがステップ近い方だから、びっくらこいた。(笑)
これ、後から思うに、クッション材の堅さも利いたと思う。潰れが少なくスペックで 15 mm の違いが数値通り 15mm 違って、経験無い高さになっていたのでしょう。
サスペンションが大きく沈むから、足つき には問題がなく「ちょうど」 に思いましたけどね。
ちなみに、着座位置アップで前傾が強まったから? 前回に感じた、ハンドルの遠さと幅広すぎを 感じませんでした。
もし ぽてちが乗るなら、標準シートにメッシュシートカバーやゲルザブ等で調整するのが良さそうです。
クッション材の堅さ対策(尻痛対策)でそれらをハイシートに加えると、高すぎになってしまうでしょう。
出るなり、ブレーキペダルが深すぎ だと感じたことは変わらず。これも 絶対に要対策 だと思った。
深すぎて後ろブレーキをかけ難く、かかるほど踏み込むと座りの安定が崩れて、どうしても前ブレーキばかりの減速になってしまうんですね。
で、停車するときの多くで、前を深く沈めてカックン!な停車になってもうた。減速力も不足して、停止直前に強く握るから、余計にカックン!
ストロークが大きくてよく動くサスペンションは、後ろブレーキの使い方も大切なんですね。
帰ってからこのことを話したら、填めてあるだけのステップゴムを営業氏が外して、跨がってみたら「ちょうど」でした。
ギザギザ金属ステップでも言われるほどブーツ底が減ることはないとのことだし、もし ぽてちが乗るなら、絶対に外す。きっと、ゴム厚の分だけ膝も楽になるはずです。
ミラーを何度もいじりながら、山手通りを天王洲方向へ。
1 速 2 速のギア比が低く、発進で引っ張っても意味が薄いと気づく。ピューン!出るワオ慣れした感覚で、引っ張っても勇ましく吼えるばかりで、期待ほど前に進みません。
引っ張って速度を乗せるなら、 3 速からかな。
慣れていない から。ついついワオ並みの加速を求めてしまって、よく回しすぎて、よく吼えさせていたと思います。(^^;
「バイクなり」に走らせるようになると、もっとスムーズに、力み少なく(疲労さらに少なく)流せるんだと思う。
町中は 3 ~ 4 速、ときに 2 速で良い感じ。空いた幹線道なら 5 速まで。流れが速い大幹線道だと 6 速も。
(ワオだと 2 速が基本で、頻繁に 1 速。空いた幹線道なら 3 速)
GS のイメージにある、オフ路に向けた ギア比 なのでしょう。(工場長に拠れば、アドベンチャーであって、本格オフ路には要テコ入れだそうですが)
ロード用途がはっきりなら、スプロケットを換えるのも手なのでしょうね。
比較的空いていた山手通りを走っていて、思うた。軽いことが 楽チン で、姿勢が楽だから 操作しやすく スイスイ で、現実的な速度で走らせていて 心地よい♪
いちお 313 cc で、 28 Nm ありますからね。自然と車の流れをリードするし、多めに回せば瞬発機動にも不足なし。もたもたしている車をさばく際、リードでは漂う「少し無理をしている」感がゼロで、楽。
で、速度出し過ぎに注意しながら 40 ~ 50 km/h でスイスイ流していると「バイクは気持ちよくて楽しいねー♪」と、ぽてち ごっ機嫌♪。(笑)
この速度域、ワオだと 2 速です。前がもたついていると 1 速。力とエンブレが強すぎで、ギクシャクしてしまう。ギクシャクを抑えようとすると、クラッチがガタ減り。
これが町中ワオの基本なんだな。(^^;;;
スイートな速度域だと滑るように走るんですけどねえ。
ちなみにシフトタッチがあまり良くなく、 N を出し難く感じました。 ODO 計まだ 2,300 km 台の車体で、距離が進むと違ってくるのかも。
曲がるべき交差点を間違えて直進してしまって、このままだと復帰ルートが無く、予定 IC の次の IC になってしまうと気づいて。
「横道に入って U ターンしてこよう」と、気軽に思える。 U ターンの動きも冷や冷やせずに済んだです。 170 kg だけど、 114 kg のリードに通じるものがある。「気軽♪」の上限は は 170 kg だろうと考えたのは、アタリかも。
これが 274 kg のワオだと「倒さず U ターンできるか?」悩んで「このまま進んで予定に復帰できないか?」考えるところだし、傾けるのが怖くて足をつきながらヨチヨチになるです。(^^;
ダンピングの調整が、後ろも無い。けど・・・
実感として、一般道の路面荒れでガタピシ☆!することなく、首都高速の継ぎ目でふわふわ上下動が出ることもない。
「ちょうど」な設定なのでしょう。乗り心地が意識に上ることなく、何も考えずに走っていました。
あるのは後ろのプリロード調整だけ。 10 段階中の何段目に設定してあったかを訊くの忘れていました。
やはり実感として。交差点の立ち上がりでグアっと開けていったとき、後ろが少しヨレるような感触を受けました。
第一は ぽてちが重すぎるからなのでしょう。(火暴) これ、バネの強さがどうこうでなくて、横方向にフレームがしなったのかな?と推測しています。軽いバイクで、パイプフレームですから。
ワオでも、高速道路で轍を斜めるとき、フレーム(スイングアーム)が横方向にしなる感触を受けます。金属塊のようなフレームのメバチくんには無かったこと。
これまでに乗ってきたバイクはメバチくん以外すべてパイプフレームで、どれでも高速道路の轍で感じました。交差点の ぽてち速度で感じたのは初めてですが。
フレームの「しなり」は、それが楽ちんさを生んでいる面もあるだろうと考えていたりすゆ。
タイヤに続く第 3 のサスペンションみたいなもので、外力でガタピシ☆!せず「いなしている」のじゃないか?って。
こういうのはセッティングがたいへんですね。設定を変えながら かなり走り込んでツメないと、スイートスポットが狭くなってまう。
G310 GS 吊しのそれは、「意識に上らず乗っていた」によく表れていて、大メーカーの資金と人材が上手にツメたと思います。
んで。一般道でも空いた道で速度が乗ってくると腕の寒さを感じて、首都高速に入る前、持参した極薄の普通ジャケットを下に羽織るため停車しました。
当初の予定通りに 1 週前ならそうならなかったかもだけど。陽射しがあっても 20 度前後はエアフロースーツのジャケットが向いてなかったようです。
下は 5 ポケット ジーンズで、冷や冷やするほどではありませんでした。
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