新しいのを味見
エンジン外出とはチト違います。
シーザー 24 ヶ月点検の間の代車に出してくれた車が、 新 1 シリーズ の 118d でした。
ボディを大きくして分厚く立派になって、 FF 化もして。後席の足下を広げられて、前席や荷室も全幅拡大分で広がったらしい。
求めるものが広さにない ぽてちには、どうでもいい改良なんですけど。(^_^;)
いや、少なくとも 全幅拡大は「改悪」だと思うています。スーパーや公共の 駐車場に入れるのが面倒。飲食店も同じで、道の駅の駐車場も同じ。ドアパンチのリスクが増す。
全幅 1,800 mm もあったら面倒です。(^_^;)
これだけでも好意的に見られなかったのですが・・・
FF 化の方はどうかな? と、夕食を兼ねて 首都高速で味見 をしてきました。
味見の結論を端的に書くと 「なるほど、 BMW が FF 化したらこの路線になるよね」 でした。
(メルセデス A クラスも似たようなものだと推測しています)
併せて、「ぽてちが求めるものと違う」です。
だから好意的に見られていません。読む方は そこを割り引いて 読んで下さい。(^^;
エンジン(制御)活発。 Cmfort でシーザーの Sport くらい。そして 前足が固い 。
前が、ハンドル操作でひゅいひゅい動く。首都高速で流れに乗って流しているくらいだと、つおめのカーブも ハンドルの向きにオンザレール感覚 で曲がっていく。(詰めていくとどうなるかは、わからない)
その程度だと、踏んでも抜いても どのタイヤにどれだけ仕事をさせているかの感触がほぼ無くて、特に 後ろの動きをまったく意識させず 、現代の FF 車的 オンザレール 感覚。(アホウなタイヤで 4 輪が路面べったりだった大鳥居くんとも違う感覚)
値段と車重と乗り心地からして、そこそこ高価なショックアブソーバーを使っているのでしょうけど。
全体としては 物理法則 を覆すほどでなく、相対的に前が重くてその分だけ 前足が固い 車だわ、といった印象。
エンジンが重いジーゼルだから、よりそう感じるのでしょう。 3 気筒のガソリンだと、ちょと違って感じるかも。
最新の電気装備 と 煌びやかさ を持っていて、内装の表面素材やスイッチ類のタッチに感じるチープさも少ないのですけど。
ということで。BMW が FF で AUDI と異なるプレミアム を持たせるには、「活発」とか「スポーティ」「機敏」をウリにすることになるわなぁ、思うた。
しっとりハンドリングやしっとり乗り心地を重んじたら、単純にはカーブが遅くなって、 BMW がウリとするイメージに反するのでしょう。
多彩な電気装備と煌びやかさだけでなく「さすが BMW 、スポーティに走る」と言わせて、 付ける値段に見合わせる 手法だと理解します。
( A クラスも同じ手法なんじゃないか?と推測している)
でもなぁ。値札を上にシフトするならランバーサポート機構くらい、全車標準で付けても罰が当たらないと思うんだけどな。電動でなくても。
あ。シート背もたれの サイドサポートが向上 して、 はっきり良くなりました 。「スポーティ」には必要との判断だと思います。
ならば M Sport とか謳ってバッチまで付けてるシーザーもそうすべきだったでしょ!とか、ブツブツ・・・ (笑)
あれこれ考え合わせて、 中国市場を強烈に意識 した開発と値付け だな、と思うた。
ただ・・・
空気圧が高過ぎだった可能性 があって、 下げたら違って感じる可能性 も頭を過ぎっていました。
圧点検しなかったので、ホントのところは不明です。
細かくは。
ダッシュボードが現代の FF 車的な作りに感じて、着座位置が(シーザー比で)やや高い「腰かけ」的着座姿勢が適していると感じた。利便が大切な実用車種として、 改善 と言えるかも。
ただ、車体が やや 腰高に感じ て、 標準グレードなのに ひょこひょこ動を感じる。(シーザーが 10 mm 下げサスである影響あるかもだけど)
前ガラスが上下にも広くなって、シーザーより開放感がある。が、ダッシュボードの奥の方が高くて、とりわけ視界が良いわけではない。
ダッシュボードの手前側を下げて広さ感・開放感を作って、でも奥の方がバルクヘッド高の素性で高いのは、今は多くの車に 概ね共通する と思います。エンジン & ミッションの高さがある FF は、より顕著かな。
何年も前にインサイトを見たときは、凄い!と驚いたほど。あの違和感が「今どき設計と今どきな部材共通化で小型セダンを作ると」の 原型 なんじゃないかと思います。
総合すると、着座姿勢と合わせて、 公式通りの FF 合理なパッケージ で作ってあると思うた。
続けると。
ジーゼルエンジンの音が、室内はさらに小さくなった。室外で小さくなったとチョロ書いたのは初対面の 勘違い のようです。
ランフラットの感触変わらず、さすがに 5 とは違うのね思うた。
(空気圧の可能性もある)
ドアポケットに手を入れにくくて、使いにくい。ものが奥に入ると取り出しに四苦八苦。ドアを開ける必要あり。
ドア内側の 取っ手が現実的な位置 に付いて、狭いところで開けるのが容易になった。大きな改善 です。
エンジン回転計の 反時計回り が目に馴染まず、速度計との間で(脳内) 視線移動が大きくなって不便。
UI って、大事なんですけどね。
UI と言えば、ナビ画面が大きくなった のが羨ましい。
「斜め後方に車がいるよ!」 注意喚起ランプ も羨ましい。
後ゲートがボタン押しで自動閉じするのは 高級車! (笑)
3 以上にはあっても旧 1 に設定が無かった装備や、オプション パッケージに入っていた装備のいくつかが、(標準で?)付くようになったらしいです。(カタログ詳しく見ていないからテキトー (爆) )
「 2 度押しでシャットダウン」しなくなって、降りるときも電気装備が起きている。のが落ち着かなかった。
降りてドアロック後、近づいただけで開鍵されるのは、便利なような余計なお世話なような・・・
ぽてちはンナとこ~。ヽ(゚▽゚)ノ
相棒が繰り返していたのは、 「これなら BMW でなくていい」 でした。
大きさ感や助手席で感じる車体の動き、同じ 118d M Sport 比で 70 福沢近く高い値段などなど総合して。
高品質感は歓迎しても、見た目の煌びやかさは逆に嫌うタイプ。(^^;;;
ぽてち的にも、確かに。
もしこれを買う算段を始めるならば、 A クラスとゴルフと 208 やルーテシア、そして スイフト スポーツ を乗ってみないとならん!思うたです。
やや小型で 4 ドアの FR 車という、 他になかった特徴を捨てた ら。比較検討の対象が増えますよね。
そして、シーザーを大切に長く乗らなきゃならん なと思うた。
中国市場 ではけっこう売れると思いますが。。。
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