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2020.08.29

夏の天竜川ツー(暑さ対策1)


 グリーンプラザ伊豆の国で買ったハズレのスイカ。


 体力の衰えをモノで補う工夫をリストアップ。(笑)

● 後付けフラップ( MRA エクスクリーン ツーリング)


 風切り音を減らしたくて付けてみて、効果絶大だった後付けフラップ。逆に、走行風をより多く得ることにも大きな効果を発揮しました。
(スクリーンはワオ標準のもので出かけた)

 ほぼ水平にセットして、スクリーンに沿って上方に流れてくる気流をフラップが遮るようにするわけです。着座姿勢で見ると、スクリーン上端と水平なフラップの間に隙間。


 これが思ったより良かった。

 前方から流れてくる走行速度相当の気流が、スクリーン沿いに上がる気流で跳ね上げられずに、まんま直進して来るようになるんですね。
 スクリーン下端の隙間から取り込んで内側を上がる気流は残るけど。直進して来るのと外側の上方流とは比べものにならぬ弱さだから、明らかな跳ね上げが起こるわけじゃない。

 首と胸にたくさんの走行風があたって、すごくいい具合でした。


 高速道路では、さすがにヘルメットの風切り音が喧しくて、ジェット型だとシールドと顔の間に風が巻くようにもなる。これが目を辛くする。で、チョトだけ立つくらいにしてみた。
 着座姿勢から見て、スクリーン上端とフラップの間の隙間が少し残るくらい。通り抜けてくる走行風が完全に無くならないように。

 これがまた、思ったより良かった。

 風切り音が小さくなるくらいにスクリーン上を上げても、首にたくさんの走行風があたってくれたんです。
 これ、上方流がフラップで遮られて水平化させられたものが中心じゃないかしら。

 冬は風切り音ほぼ無しの大活躍に加えて、酷暑対策にも大活躍がわかりました。


● 網戸スーツ(ベンディング スーツ)


 簡単に既述ですが。長い高速道路があるときは、比較して丈夫で安全そうな『エアフロー スーツ』を着ることにしておった。


 が。。。

 もともと低い暑さ耐性がいっそう落ちてきている自覚あって、リード125 で着る機会が増えた網戸(『ベンディング スーツ』)の暑くなさを知ったから。

 網戸とて、暑いものは暑いんですけどね。比較すると違うわけです。


 2,000 m 級があって夕刻以降の走行が予見されれば、網戸じゃ寒すぎになるな、となりますが。そうではなかった。
 背中パッドが別売で、入ってないことも目をつぶった。エアフローから移せば入れられるにも関わらず。
 背中パッドって、かなり暑いんですよね。優先すべきを暑さ対策に置いて割り切った。

 で。着ているものが暑い!となることがなくて、効果がありました。
 暑かったのは気温そのもので。(^^;

 パンツの脇に大腿部までの長いチャックが設けられていて。激闘に疲れてきた初日の休憩時、ベンチに座って脚を解放できたのも気持ち的に良かった。


 網戸だから、休憩時に脚を解放しても大差なかったんですけどね。扇風機があったら、大きく違って感じたのかも。
 とゆーことで、写真のとき以降は面倒で解放せず。(笑)
 休憩が多かった本番日は山の中で、虫刺されが嫌だったし。(^^;


● J-Cruise 2


 通気が J-Cruise より良くなったとの謳い文句とラチェット式顎ベルトに惹かれて、発売前に予約して導入した J-Cruise 2 。
 前に使っていた SZ-Ram 3 の方が通気が良かったのだけど。

 SZ より帽体が大きくて最大の一つ手前サイズ XL でも頭が痛くならずに済むようなって、やはりラチェット式顎ベルトが楽で、常用。(真冬でもスクーターのときは常用)

 ヘルメットも、酷暑期でも長い高速道路があるときはシステム型にしていましたが。今回はヘルメットも割り切りました。
 熱中症や深刻なバテを、マジで 恐れましたから。(^^;

 で、とーぜんダクト 3 つ全開で走る。それが高速道路の速度だと、そこそこ風が通っていることを感じます。
 首都高速の 60 km/h くらいでも、通っていることは感じる。
(いずれでも、向きによる)

 冬とか、冷気が通らないと感じにくいもので。これは SZ-Ram 3 でも同じ。が、頭頂までたくさん汗をかいていると、通風による気化のヒヤリを感じるんですね。
 で、そこそこ通っているなとか。多少は通っているなと。

 通風だけでなく、「これは良い♪」と思ったのが内蔵サンバイザー。

 酷暑期の疲労は、世界が明るすぎることも原因の一つだと気づいたのはいつだろう。リード125 で 7 月だったかもしれない。
 陽に向かって走るときだけでなく、疲労を感じてきた陽射し燦燦のときは常にサンバイザーを使いました。これが「楽」をもたらして、疲労の蓄積を遅らせたと思います。


● 空調服と現場服


 これも既述のブツです。

 「夏は自己責任」を受け入れる ぽてちではありますが。全面的に受け入れられているわけではありません。時と状況による。
 大型の速度で、耐擦過性のある生地のジャケットを着ずに空調服を羽織るだけで済ますことは考えにくかった。

 本番日の一般道だけなら?と、出かける前は考えていたけど。初日に重さとパワーを感じたら、やっぱり一般道でもヤバイな、と。
 走行中に熱中症でボーっとなってガシャン☆!やる可能性が排除できないし、何よりも、疲れてきた下手っぴは速度が低いときほどちょっとしたことでやりかねないです。(^^;

 そこで空調服の上に網戸を羽織ると、効果が激減します。(リードで実験した)

 網戸だから空気が通るかと思ったら、見事、ファンの吸気を阻害してしまいました。
 すると風を通さぬ生地の空調服は暑いだけ。

 でも、バイクを停めて降りたとき。

 ほぼ必ず、ジャケットを脱いで空調服を着るようにしていました。面倒だけど、面倒くさがりの ぽてちが面倒を圧して着替えるのは効果があるからです。

 要するに扇風機なんですよね。

 だから 34 度の気温で着ると、 34 度の空気が服の中に入って身体を包む。袖や襟から 34 度の空気が吹き出す。 37 度なら 37 度の。それだけのものです。
 考えてみれば当然ですが、涼風を得られるものではない。空調服で涼風を得たいなら、そういう気温の下にいなければなりません。

 だけど、酷暑対策として効果があると思った。 2 つの事をセットにすれば。

 一つは、よく汗をかくこと。

 もう一つは、密着タイプで汗を素早く吸着して気化させるサラサラ素材の肌着を着ること。
 これ、手持ちのストレッチアンダー( RS タイチ)がそうなんですけど。やはり既述のように、『現場服』を使ってみました。



 タイチのストレッチアンダーと、ヨーカドーの速乾肌着と、これとで比べると。効果を感じる上に ぽてちが着やすいのは『現場服』です。

 水分たっぷり摂って積極的に発汗して、汗を気化させて、身体に溜まる熱を気化熱で奪う。こういう図式でしょう。
 さらに空調服を使用することで、汗を素早く気化させることが我が意図するところ。

 従って、湿度が高いと効果が落ちます。汗でどっぷり湿ったアンダーウェアがいつまでもべたべたとし続けて不快なことに変わりはないです。
 が。不快であっても不快で済むか、熱中症に陥り始めるか、その違いがあるですね。

 今回、暑い高速道路が長かった初日に頭が痛くなってきたり、ムカムカしてきたり、ボーっとし始めたり、そういうことが無かった。不快が嵩じて疲労が早まることも無かった。
 2 日目も、あれだけ高湿度の蒸し暑さが続いたのに、へろへろのふらふらになることが無かった。

 「む! 験がある」(笑)

 ちなみに、ほんの少し生地が厚い海外ブランドを試しで amazon ポチ♪ったら、暑い。

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