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2020.06.10

地形探検(0)バイク嗜好の根っこ編



 『ブラタモリ』じゃないんですけど。(笑)

 Google map で「地形表示を選ぶと 高低差 があるところに影がついて、台地や谷筋 がある程度見えてきます。
 地形表示アプリほどハッキリしませんが、ある程度は見える。

 江戸城の周辺で、西側。武蔵野台地の山の手になる 複雑な谷筋や台地 の探検をしてきました。

 探検を思い立った理由は、本。これまでにもそういう内容の本を読んできていますが、土曜日に一冊が加わりまして。


 東京の地形にまつわる本の記述は、やはり 江戸城周辺の高低差や坂 に関するものが多いようですね。
 記述を読み、挿し絵や Google map の地形表示を見ていると、あぁなるほどねと思います。




 ちっさな頃から車窓に見てきた、土地の高低。徒歩や自転車、バイクで目にしてきた登り道下り道台地低地中小河川
 もう半世紀くらいになるから、それら景色が だ~いぶ頭に入っています。

 こうして振り返ると、我ながらあちこちよく走り回ってきたわ、と。(笑)


 自転車の行動制限が解除された(勝手に拡大解釈 (笑) )小学 4 年生 の後半から、あちらこちらを見に行くのが好きで、連れて行かれて道を覚えたところは独りで復習の大遠征。
 日曜日の大きな楽しみ でした。

 とは言え小学 4 年生。基本は半径 1.5 km くらい。スクーターで夕飯の買い物にいく範囲弱くらいですね。(笑)
 1.5 km くらいの公園で遊んで帰ってくるのが基本でもありました。たいてい朝食後すぐに出て昼までに帰ります。


 知り合いの おにーちゃんに連れて行かれた東大本郷キャンパス神保町書店街、そして代々木公園飛鳥山公園は、 4 年生のうちから 特例 的。独りで遠くへ行くのが怖くても、道を覚えたし、自力で行ってみたかったのです。

 当時で、小学生ですから。小銭すら持っていなくて手ぶら。昼までに帰れぬ大遠征は昼ご飯なし。水道がある公園で水を飲むくらい。

 遠足や家族旅行でもない、勝手で突発かつ 行き先も言わない 外出に水筒や弁当が出てくるおうちではありません。「時間までに帰ってこい」が当然のことです。
 日常的によく行った公園以外は 行き先を言うと却下される から、黙って 静か~にソッと 出かけていたわけでもあるんだな。(笑)

 昼ご飯なしでも、へっちゃら だったな。自転車で出かけることが楽しすぎたのだと思います。空腹を辛く思った記憶がありません。(疲れきった覚えはある

 『交通戦争』がまだ声高に叫ばれていた時代で、歩道や信号の整備も今と比べたらだいぶお寒いレベル。
 公衆電話代すら持たずに黙ってフラフラ出かけていたのだから、親にとっては嬉しくない日曜行楽だったでしょう。 f(^_^;)


 その半径が少しずつ大きくなっていって。中学 1 年のとき、区内で可能な範囲をば、探検@@してみたり。登り下りが多くてたいへん
 2 年になったら未経験方面の新宿ヨドバシまで、印画紙やフィルムロールを買いに遠征してみたり。長いだらだら登りがたいへん

 そんなことをしているとき、バイクは登り坂も疲れなさそうでいいなと強く憧れたのが、バイクに乗りたいと思った発端 です。

 さらには。バイクなら、海水浴で連れて行かれた洲崎灯台あたりとか、伊豆高原とか、川遊びの道志村や泊まった本栖湖も、自力で行けちゃう!
 考え始めて、車窓の景色を思い出しながら 脳内ツーリング。(笑)

 そのうち親父の時刻表と道路地図帳を勝手に引っ張り出して参考に、洲崎灯台まで行く道路を車窓の記憶と合わせて確認しつつ、バイクで行くタイムテーブルを作ってみたりもしていました。
 それをもし今見たら、楽観的すぎる時程に違いない。(^^;


 ぽてちの、車やバイクであちこちウロウロは、根っこ がこんなとこ。
 根が深すぎて 病のレベル かも。(笑)

 加えると、この根っこが「片道 250 km 圏で是非とも行ってみたいところがもう残っていないの原因でもあるんですよね。(^^;;;

 その気になる ネタが必要 なんです。ネタが。ヽ(^◇^;)ノ


 てな訳で、江戸城周辺の地形について書かれた本は格好のネタ。

 水位(標高)が高い のかつての 水源 や、かつてはそこから濠まで 小川 だった小道。低地坂道。山手線の内側で標高が最も高い地点
 などなど、本の挿し絵や Google map の地形表示を頭に、いくつか見て回りました。


 またまた懐述になりますけど。

 前述のように都区内をあちこちを見ていますが、まぁ、通った道の周辺だけではある。周辺の景色と大まかな地形は頭に残っているけど、細かくは家の近所しか知りません。
 そして、行動圏というやつもあります。

 山手線の楕円を 時計 に見立てて 麹町あたりを針の中心 にすると、 4 時半浜松町)と 8 時半原宿)とを 横に結んだ直線 より南側は、総じて土地勘が薄くて道路知識も怪しい。




 麹町あたりを扇の要として 6 時から 8 時半の方角になる で、上記の結ぶ直線より南側は、かなり弱いです。

 6 時方向の R15 は、平和島の先にあったバイト先の都合で産業道路との分岐まで、何度も通っていますけどね。
 R15 でその先と R1 は数えるほどしか走っていません。

 薄い理由は、連れられていった経験や縁(用事・興味)が無かったエリアだとか、単純に遠いとか。その程度です。


 結ぶ線より北でとりわけ弱いのは、北区




 北区は今もさっぱりです。地勢感と道路知識があるのは明治通りより内側で、小中学生の頃に何度も行った飛鳥山公園・王子駅まで。

 その向こうの 荒川区 も弱い




 上野から北上する京浜東北線が、台地崖にぴたりと沿って崖下を通るとの話しに「うん、そうだよね」と肯けるくらいが有する地勢感で、荒川区は・・・
 大幹線道以外の道路知識有無の境も、 明治通り かな。だから北区はかする程度でしかないわけで。(^^;

 さらに向こうの 足立区 も弱いけど、遠いながらも一部をゴチャゴチャ走ったことは何度もある。
 から、幹線道がどう走っているかは頭にあります。北縁はさっぱりだけど。




 地勢的なことでは。区域のほとんどが大河川(荒川の向こうに ずーっと広がる平地の南端で、地勢的に、大部分が埼玉県に含まれているべきなんじゃね? とか。

 あ、葛飾区 も北区に並ぶくらい弱いや。遠いうえに道も行きづらく、知見は R6 沿いくらいです。





 地勢的な観点で。葛飾区と江戸川区のほとんどが荒川の向こう側ですね。大河川や陸地の地形や繋がり方からして(地勢的に)、東京都の境は荒川にするのが自然なのじゃないかしら ん。
 大河川の河道の掘削と付け替えや、行政区画決定の歴史の中で、どういう経緯があって今の形にしたのか。知りませんけど。

 板橋区 は、高校の友人でよく遊びに行った 2 人が東上線駅だったから、東上線と川越街道首都高速 5 号線沿いならある程度。笹目通りより内側になりますけど。

 練馬区 は遠いし流れの良い大幹線道が目白通りしかなくて、目白通りを大泉 JCT まで。 9 時の方向になる 中野区杉並区 も、遠いし、青梅街道は混雑して信号が多いから行かない方向。中の道はゴチャゴチャで、住人でないとわからんべ?


 こうして振り返ると。

 ぽてちの土地勘は、総じて 山手線の内側 で、浜松町と原宿を結ぶ線より北。このエリアなら地勢感覚と道路知識がけっこうある。
 山手線以遠も、大幹線道沿いは多少の地勢感覚や道路知識がある。方角によっては環八や笹目通りくらいまで。そうまとめられるかな?


 閑話休題


 で、見知った地域でも、本の記述内容によってはまだピンポイントで行ったことが無いとか、ハッキリと確認してみたくなるとか、あります。
 よく晴れて湿度も下がった日曜日。ぷらぷら走り回ってきました。

 本当は、しばらくぶりにワオを動かそうと思っていたのですけどね。練馬の Naps と、帰りにスーパーくらい、と。朝のうちなら気温が上がらず道も空いているから、と。
 が、例によって 動き出すのが遅く なって、その気が失せた(火暴)

 日曜日で全体的に空いている方だとは言え、この程度の距離と道路状況に引っぱり出すバイクじゃないから、失せるのだいぶ早かった。(笑)

 で、リード125 で、小中学校の頃のような近くのゴチャゴチャ走り回りへ。リード125 だともの凄くちょうど があって、小中学校の頃の自転車を思い出しながら楽しんできました。 v(^o^)


 11 時半を過ぎて準備開始。 v(^^;

 保冷ボトル 2 本にアイスティーとポカリを入れて、強力保冷剤パックとともに持って降りる。それらを入れた保冷バックは、リード125 導入から間もなく買った安物。これをリア箱に。




 これ、保冷効果がだいぶ弱いこと間違いない。が、ワオや車で使う保冷バックはリア箱の形状が悪くて入りません。
 「保冷ボトルだし、これでも 無いよりはマシ だろう」で。

 準備中の気温 26.7




 近頃は毎夕毎晩のようにご飯をもらいに上がってくる黒い子 2 号




 に見守られながら準備を終え、 12 時過ぎにようやく出発。




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