35 年ぶりのホーム
写真撮影講座の第 1 回目座学で品川まで行きました。
向かう電車の中で考えた。晩ぐあんをどうしよう?
帰宅は 22 時を軽く過ぎてしまう。かと言って、講座の開始時間までそんなに余裕がない。
駅の大改装でたくさんになった構内の飲食店は、たぶんほぼ全部、「今どき」の雰囲気が馴染まず「今どき」チェーン店の味も口に馴染まないはず。
ギリ入る気になる店を探して歩き回る余裕は無い。「今どき」パス!
コンビニで握り飯でも買うかと思ったとき、ふと、えらいしばらくぶりに食べてみよう、そんなことを思いつきました。手早くて、わずかに生じる余裕をタバコに使える♪
なんて明晰な作戦なんだ! (違)
美味しくないことは間違いないが、雰囲気は馴染んでいて、懐かしいところ。階段を上がって降りて、隣のホームに移動しました。
ホームの『常盤軒』は 35 年ぶりだと思うんです。
盛りつけているのを見ていて、このかき揚げ 2 枚は失敗したなと思う。
冷やしにしてしまったのも、本来の味を試せなくて失敗でした。発見があったからそう思ったのですが。
- こんなに塩辛く感じるものだっけ。冷やしなのに甘さを感じない。そっか、東京だものな、本来はこれだ。「今どき」に惑わされていた。
- ふつーに茹で蕎麦の加温ね。昔の立ち食いよりはしっかりしてる。
- でも SA・PA の冷凍よりのびていて、冷やしでも「今どき」の温よりゆるいが、伝統の立ち食いはそういうものでしょう。
- 桜エビの匂いが強い。今どき珍しい。あ、イカの足を細かく切ったものも入っている。「でんぷんのグニャグニャ塊を食べる」感が小さくなる。
- 思ったより蕎麦の量があるな。
食べながら観ていると、終えた客が次々と出ていって、空いたスペースに次々と入ってきます。
快速電車に乗る前のおとーさんが腹の虫を抑えるのに利用している印象。
うん、津田沼や千葉の先だったら、快速でもこれから長いものね。
昔の快速ホームは混雑するほど乗降がなくて、『常盤軒』もそこそこゆったりしていたように思うのですけど。
人の流れが大きく変わって、品川駅の利用や快速乗換えが激増したらしい。
下の写真は 21 時過ぎの連絡通路。 18 時半過ぎはもっと大量の人波でした。
そっか、なるほど。待たせる時間を極力減らして、かつ短時間で食べられるようにしてあるのね。
温かい方のつゆを見ると、温度が高くなさそう。
よく噛まずに呑み込むことが楽にできる柔らかさ。
薄く作ってあるかき揚げは、補充の回数を減らすために違いない。
1 本 2 本見送って腹の虫を押さえる のに 最適化されてる!
| 固定リンク
コメント