丸の内ぷらぶら
上の写真でゴミがレンズ内混入しているように見えるのは、照明の映り込みです。
こうして撮っても写らぬくらい微細なチリが混入していまして、丸の内にできた FUJIFILM Imaging Plaza へ相談に行ってみました。
丸の内の Imaging Plaza を訪れるのは初めてです。
サポートのおにーさんが曰く、上の写真のようにゴミが入り込んで見えるものの多くが照明の映り込み。
そう見えやすいレンズで、持ち込まれることが多いそうな。
で、微細なチリが 2 つ入り込んでいるのは確か。おにーさんも確認。
が、写真には写り込まず、写り込まないようなものを取ろうとしてバラすと他のチリが入り込んでドツボにハマる、とな。
わかる。うん。
液晶保護シールを貼ろうとしてズレて、直そうとしてドツボ。
んな感じ? (違)
けっきょく持って帰ることになったわけですが、ただ帰るのも面白くない。
X-Pro2 のセンサー清掃と点検、 XF18-55mm F2.8-4 OIS の清掃と点検(どちらも有料)をしてもらうことにしました。
使い始めて 2 ヶ月の X-E3 がセンサー内に入り込んでいたくらいだから、 1 年ちょっとの X-Pro2 も診てもらうべ、と。
1 時間とか 1 時間半が Nikon 銀座のデフォルト。同じような時間を覚悟。
その間、レンタルサービスで X100T X100F を借り出して、繁華街化した丸の内を撮りながらぶらぶら歩こうと考えた。(こちらは当日無料)
ぽてちが持っていた丸の内の印象って、無味乾燥で古びてきた事務所ビルばかりの三菱財閥村。
変わりましたよね~。
三菱財閥村は不変でも、事務所ビルそのものがオシャレになったし、一部を繁華街化して一部の印象が別世界になりました。
X100T X100F の印象ですが。
X-Pro2 に馴染んだ指には、なんの違和感も迷いもなく使えて印象良好。目に馴染んだハイブリッド OVF も、やはり何の違和感もなく扱えて好印象。
レンズも評判通りの印象。開け気味だと柔らかいんですね。「開放からしっかり解像」と言われるようにカリカリ描画が多い昨今のレンズとはちょっと違う。手放せない人がいるのが理解できます。
背面 LCD 右のボタン等配列が X-Pro2 と同じなのはとても使いやすいし、レスポンスも X-Pro2 と同等に感じました。
ここらは X-E3 より明らかに優れているところです。
X100T X100F は X-Pro2 と並び立つスナップシューターの 2 トップなんだな。そう思うた。
ぽてち導入の対象になるか? と考えると、手ぶれ補正なしがチト辛い。(^^;
換算 35mm の焦点距離も、ぽてちにはちょっと難しい。(^^;
んな感じ。
そう言えば。
清掃・点検やレンタルの手続きを相手してくれた おねーさんが、ぽてちが X システムに思うところを話すのを聞いてくれまして。
たぶん、 Nikon と Canon がフルフレームのミラーレスを出したことが、ぽてちが思っている以上に客の反応に出てきているのだろうと、撮り歩きながら思うたです。
写真家が SNS に投稿していた記事でも、市場からのフルフレーム要望のことがチラッとあったし。
わかるんですけどね~。
Nikon Z に思うところを書いたように、フルフレームの良さはよくわかるんだけど。
それって、「 3.5 L の車は大トルクで乗りやすい」ってのと、同じなんですよね。
3.5 L の車が、都内の一般道で動くことが大半の人に便利か? と。
もっと言えば、日常のお供としてスーパーやコンビニに行くのに楽か? と。
首都高速と高速道路で墓参りに行くときは、便利で楽ちんでしょうけど。
車の場合、 2 台持ちできるなら別だけど、現実にはバランス点に落とし込むわけですよね。様々な要件を検討して。
するとね。
ミラーレスでボディが小さくなっても、フルフレームはレンズが重いじゃないですか。
大きさも、バッグから取り出すのは「よいしょ!」で仕舞うのも引っかかって億劫になってくるし、傍目から見ていても物々しい。
ぽてちのようにフルフレームでショボいレンズを使うと、ある程度は軽くても描画はそれなり。描画が見合うレンズは・・・
Nikon の Z 24-70mm f/2.8 なんて、凄いことになってくると思いますよ。
Canon のは、笑っちゃうような大きさですよね。
そう、「どうせ買うなら良いものを」でフルフレームを導入しても、頻繁に手にするのはいつまで続くかな? と思うわけです。
持って出て手にしなければ、ぜんぜん良いものじゃない。
D 一桁や D850 の、自身の経験から思う。 D750 ですらそうだった。(^^;;;
ぽてちは 2 システム体勢で、高速道路で使うからいいんだけど。(笑)
とゆーことで、 FUJIFILM X は 絶妙のバランスにあって、とにかく使いやすい。おねーさんに話したのはそんな主旨。
ぶらぶらから Plaza に戻る前に、タバコ部屋を求めて入ったビルで懐かしの『魚がし』を発見。
昼ご飯を食べていず、お腹が減っていたので。
昔は三島の回転『魚がし』で 11 皿( 22 カン)は 確実だったのに、大人しくなったものです。(^^;
戻った Imaging Plaza でぴっかぴか☆になった X-Pro2 を受け取って、 Plaza を退散。
目の前のエレベーターで下りると地下駐車場。
機械式は面倒なれど、予想した以上にアクセス性が良いところでした。
ただ、幅の制限が 1,850mm まで。シビック R は入れません。(笑)
ちなみに X-E3 は土曜日の午前中に宮城県から帰ってきています。
例の現象は発生条件が狭いから目をつぶるとしても、ボタン等配列が X-Pro2 と違って、やっぱり指が迷う。
意外とストレスであることを再認識しました。
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