Nikon 1 が終って
Nikon 1 が終了 だそうです。
一昨年の秋に参入したアクションカムも製品が安定しないなんて悲報があったし、やっぱり Nikon ヤバイのか?
という話しではない。
1 V3 の発売発表直後に公式サンプル画を検討して見切りをつけ、 1 カメラ 2 台および 1 レンズを全ドナドナした ぽてち的には、「ようやくですか」が率直な感想。(^^;
高速読み出しがウリのセンサ-と付随する ASIC が未熟過ぎて、採用決定時に Nikon が期待したレベルの改良も無かったのでしょう。
時期的に近い SONY RX100 の画質レベルから鑑みるに、そこらへんかな、と。
SONY RX100 の画質レベルから鑑みるに、 Nikon は 1 inch に欲張りすぎた面もあると思います。
いっそ「スチルも切り出せるム-ビ-カム」に仕立てていれば、評価が違ったかもしれません。「それってどこのサンヨ-?」とか、言われたでしょうけど。(笑)
もちろん、 SONY が最新センサ-を売らない方針を採っていたことも大きいはずだし、当時の半導体製造プロセスからして電池喰い過ぎだったとも思います。
DSLR なら販売に利いている「階級を重んじる」姿勢が、アダになった面もあると思う。
DSLR 屋だから、仮に担当が主張しても理解が得られないのでしょう。
あれこれ言うても仕方ありません。同じ失敗を繰り返さぬよう、将来への糧にしてほしいと思います。
で、その将来がもうすぐらしい。
大きなセンサ-のミラ-レスで、レンズ交換式システムを出すそうな。気の早いところは年内の発表を予想しているらしい。
撮影講座の参加者同士で機材の話しになったときなど、「 DSLR の重さに耐えられなくなって乗り換えた」という話しを、何度か耳にしています。
レンズも重いですからね。フルフレ-ム対応レンズは特に。
フルフレ-ム対応レンズが重くて大きいのは SONY α も変わらないですが、ボディ重量の差だけは違う。が、レンズは・・・
最も厚かった購買層が、重いカメラやレンズを持てない年齢になってきています。
「これから」の購買層は、 SONY に抱くブランドイメ-ジも高い。
どこぞの三文コンサルやヒョ-ロンカがよく言う 「『モノ』でなく『コト』を売る」なんて戦略とやらが、通用しない世代が比重を高めていくですよ。
真に受けて「こういう作りにしたワケ」なんて販売広報は、完全に『モノ』を売ろうとしている話しです。
言うまでもなく、重いカメラやレンズを運ぶことが目的じゃない。高額なことも目的じゃない。
急ぐのが正解でしょう。
ここで「ボディ側手ぶれ補正なし」なんてギャグをかましてくれるのが「 Nikon らしさ」だと思うのだけど。(火暴)
もしそんなギャグをかましてきたら、先行体験会にでも行って
これで FUJIFILM X に勝てると思ってるのか!
と、吼えてやろうと思う。(笑)
Nikon が(良いセンサ-を入手できて)全力投球でケチをやらずに作れば、 D850 みたく大きな満月を作れる力がある。
「 DSLR の立場が」とか「高額機との差別」とか、やらずに全力で!
我が FUJIFILM X 資産がお蔵入りになるくらいのものを期待です。 D850 で良くなった絵作りからして、あり得ますよ。d(^o^)
正直なところ、フルフレ-ムには期待しとりません。フルフレ-ムで描画を良くしたレンズは、どうしても重くて大きい。
カメラとレンズに APS-C 版があっても、マウントが同じなら専用マウントより重くて大きい。
ならばフルフレ-ムは、ファインダ-に優れてレンズ資産もある D シリ-ズでよい。
APS-C 専用にこそ期待しているのですが、フルフレ-ム対応でしょうね。
まぁ、 Nikon と Canon がそうしないわけには行かないのはわかる。
最後にシリ-ズ名のこと。
D シリ-ズに並び立つ δ シリ-ズとか、どう?
加えて APS-C 版は ε とかやらかしたら、あるクラスタが財布のアップを始めるはず。(笑)
SONY ブランドに対抗するには、「頭だいじょうぶ?」と言われるくらいの洒落っ気も見せないとね。(^o^)
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