Nissin ストロボ初級講座、再び (2)
光の状態を変える道具あれこれの紹介から、講座本番が始まりました。
まずは脇に置いてあったソフトボックスと、そのスプリッターから。こんなやつ。
続いて、前回の講座で見てつい ぽち♪ してしまった ROGUE フラッシュベンダー 2 の紹介。
ぽてちが買ったのは前回見た XL サイズですが、紹介されていたのは L サイズと S サイズです。
で、思い至ることがなかった使い方。(^o^;)
拡散させるのでなく、直進させるにも使えるんですね。
「鍋ぶた」と呼んでいたこんなのとか、こんなのも。
裏側はこうなっている。
『ラウンド フラッシュ』と言うていました。
ちなみに、午前の回の講師は「えはらあい」さん。募集要項に漢字の記載がなく、「えはらあい」とのみ。
午前はストロボ 1 灯による照明で、傘をセットアップ。
もちろん、白の他にも銀やトランスルーセントを見せて紹介しておりました。
内容の力点が違うようで、前回はそれぞれの撮り比べ例を見せていたのが、今回は撮り比べ無しです。
そして大きく違ったのが、カメラのシャッター速度・絞り・ ISO 感度を固定させて、各々に試し撮りをさせていたこと。
手ぶれを起こしにくい 1/125 秒。参加者のレンズがたいてい対応する f/5.6 の絞り。 ISO 感度は 200 が指定値。
ストロボは TTL で撮って、光量に過不足が生じたときは TTL の+-補正で対応。
固定をはっきりと指示してくれたので従いやすく、お試し撮り時の助言はカメラの再生画像を見ながらで、固定が前提だから助言が具体的になってわかり易かったです。
前回の講師も固定を言うたけど、最初の指示をしたとき質問者の顔色を見て、以後「いいですよ」になったのかも。
TTL 補正でも補えない不足をしたときは、 ISO 感度の上下で対応させていました。
補えない不足とは。
モデルさんから離して置いて、大きく拡散。上記の指定だと最初から TTL +1 補正。
AE はカメラによってブレがあるのが普通のこと。
同じ値に固定セットしても、カメラやレンズによって実効感度や実効絞りにブレがあるのが普通のこと。
どうやら、 D850 の AE は だいぶアンダーに撮るらしい。だいぶ。
今回も TTL では暗くなりがちで、助言も「もっと明るく撮る」方向。前回も Nikon の講座もド!アンダーばかりだったのは、カメラの AE アルゴリズムが原因かも。
TTL を使わず発光量も固定を指示された午後の回では、アンダーに振れることがありませんでした。
これまでも AE がアンダーに振れやすいカメラだと思っていましたが、今回の講座で「やっぱりね!」と確認できたは収穫。
画面内の輝点になりそうなものによく注意して、補正を心がけるです。d(^_^)
で、昼の休憩を挟んで
上記のように、午後は発光量も固定でした。講師は変わって桃井一至さん。
モノ撮りから始まる。
自宅で再現可能な機材セットでないため、盛り上がらず、参加者みんなが撮り終わってからテキトーに。
講師がセットした撮り方と大きく変えたため、白飛びしてはよくない対象で一部が白飛びしまっています。
次は構え方からして酷いものですが、やっぱり思いつきで。
講師がやって見せていたこと。
手前に小さな白い板を置いて、その反射が効果を見せるものか否かを試してみた。
ちゃんと効果があるんですね~。
機材と技法と、ブツ撮りは難しいものだと再認識です。(^o^;)
最後は人物撮影。午後は傘でなく、ソフトボックスを主灯にした、多灯撮りから。多灯のときは、巨大な発泡材板を使って副灯で横バウンス。
モデルは午前と同様、番場彩稀さん。
残り時間が少なくなってきたところで、講師が「これを使ってみよう」で鍋ぶたが登場。上の方でもリンクを張ったこんなやつの、もっと大きいの。
ハニカムグリッドを装着した撮影でした。
「広角で」「もっと近寄って!」「もっと下方から!」と指示されながら撮影。
おっどろいた。(^O^;)
同じモデルさんなのに、イメージが全然違う。服も違うけど、大きいのはライティングですよね。これは。
最初のモデルさん写真は、 1 灯で傘を使ったオーソドックスなライティング。柔らかな印象です。
2 枚目は、グリッドで光りの方向を立てたソフトボックスを主灯に、副灯を横からバウンスで挟み撃ち。
明るく清々しい印象を受けます。
最後は内側銀色の鍋ぶたにハニカムグリッドを付けて、ガッ!と光を立てて。
ご覧の通りの印象。
すごいなー!と思いつつ、こりゃ手を出せないゾ!とも。(^^;)
だって、機材があれこれあって、その使い方はとてつもない知識と経験の塊。午後の講師は露出メーターや高価な色メーターも使っていた。
何よりも、機材置きスペースを込みのスタジオが必要じゃないですか。
さらに問題なのは、うちは モデルの子が指示をまったく聞かない。
無理です。まったく無理。(-_-;)
とゆーことで、今回は撮影結果を家で見るのが楽しみに感じながら帰宅。
次で乗り換えれば早い?を期待したけど、ダメで次を待つ。
ホームで待っただけで、駅からは出なかった。
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