ガススタンド探し
かつての昔は、家のすぐ近くにガソリンスタンドがあって、徒歩 2 分を切るくらいでした。たとえ 2 分でも、灯油を買ってこいと言われるのがとても嫌だったな~。重いし、指が痛くなるから。
そう、昔の金属缶は取っ手が小さな金具だったんですね。金具で持って運ぶ想定でなく、底を抱えて運ぶものだったのでしょう。服が汚れるからそうしたくなくて・・・
で、このスタンド、バブル崩壊で経営者が投機に失敗。なくなってもうたです。
他に家から 1 km 無い距離のスタンド 2 軒とも、廃業して久しい。
今、最も近いスタンドは 1.2 km くらいになるのかな。大きな通り沿いで、戻るときは@っと回って 1.4 km くらいになります。
バブル崩壊の余波で廃業がチラホラ出て、景気低迷に加わった昨今のハイブリッド車による需要減少でパタパタと廃業していって。
多くの商店と同様に、店主の高齢化で、「子は独り立ちしてサラリーマンだし、しんどい割には儲からないからもういいや」もあるのだろうとも思う。
昔からの住宅商業複合地域の周辺で廃業跡が目について、多かったバブルの時代までと比べると、はっきりと減って感じます。
都心部はもう、廃業はあっても新規出店は無いでしょうね。
主要な顧客だった「近所の小規模自営業」が、どんどん無くなっていますし。
どうであれ、灯油は徒歩で買いに行けるものでなくなった。
買うことありませんけど、気づいたら買えないものになっていた。
世の中の多くのことで時代の変わり目を感じるのが、バブル崩壊です。
「昭和」がバブルとともに終わった感を受けるんですね。社会の様々な環境や様子、暮らし方や働き方も。
地方でも、ガソリンスタンドの減少を感じる。
ツーリングやドライブの際、廃業したスタンド跡を目にすることが、だいぶ増えた。
都心部と同じく、現役時代もパッとしていなかったろうと感じる跡が多いかな。
昔から、地方に行くときは「あの辺りで給油しておかないと」とか「あそこにあったな」と考えておくものでしたけど。
高速道路も 50 km 毎にあるものだと思っていたら、それが通用しないところがある。
バイクは航続距離が短いのと、できたらセルフがよいことから、計画段階から調べておくのがお約束になりました。
Google 先生のおかげで、それが可能な時代なんですよね。
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