Nikon 機を先行ドナドナ(長い)
低い! (^O^;) 車はこうあるべきです。(笑)
Nikon DSLR を入れ替えることにしました。
そのため、現有のものを先行ドナドナ。 DSLR 2 台と、もう滅多に使わぬであろうコンデジを 1 台、他に使わぬ小物をちょろっと。
代わりに導入するカメラはまだ発売前で、発売日直後の入手はたぶん無理です。
Nikon 機をあまりにも使わずにいることを、結構前から気にしておったのです。デジカメなんてビンテ-ジになったら価値が出るものでなく、使い倒してこそのものですから。
たまの撮影行のとき焦点距離レンジ違いのレンズを付けておくサブであり、かつ 「 Nikon 画風で、高いダイナミックレンジ性能を 気軽に持って出られるカメラを」と考えた D750 も、やっぱり持って出ない。
気軽にバッグに突っ込んで出るのは、もっと軽くて、もともとバッグが常置場所になっている FUJIFILM X になってしまうのが自然な流れだったわけです。
D750 をバッグに入れておいても、出かけるとき X に入れ替えてしまう有様でした。(^^;)
フルフレーム DSLR にしては軽いといってもそれなりに重くて、レンズを付ければ立派に重いし、小カメラバッグだと出し入れがスムースでない。
一桁機の操作性に慣れていると、 D750 の、削られているあれこれにストレスを感じてしまう面もある。
出てくる写真画像も、期待したものには達していなかったし。
期待したものに達していないのは、削られたものに起因する面もあると思ったです。
フルフレ-ムの大きさ重さがあるミラ-とシャッタ-。 2,400 万画素もあったらコストをケチらず対策を徹底しないと、シャッタ-微ブレが出やすい。
ケチるならボディ全体をドーン!と重くして抑えないとならないところを、一生懸命に軽くしたことが仇になっているとも感じました。
石英で高価だという話しのロ-パス フィルタ-も、高価なものを使ってないと、どうもモヤって感じて...
目が、一桁機や FUJIFILM X のクリアーな画像に慣れちゃっているんですよね~。(^_^;)
そして加えると、リアルに忠実な色を志しているだけに、オ-ト ホワイトバランスが期待とズレることが多くて後調整を求められる。
Jpeg の品位が低くて、 Raw 現像を求められることがほとんど。
「気軽」じゃないなぁ、と。(笑)
レンズ抜きで 1,350 g ある D4s も、もちろん、気軽に持てるわけがなく...
ボディを使ってないということは、何本かのレンズも同じ状態で...
で、考え込んでいたわけです。
趣味のオモチャであって、収益を生まねばならぬものじゃないにしても。フルに回してこそ価値がある資金の多くが、過剰在庫や休眠資産として眠っているようなものだな~ と。
在庫でも休眠でも、気にならないほどの財務体質ならいいのですけどね。どうしても気になってきてしまう。 f(^_^;)
X-Pro2 導入のときだいぶ考え込んで、 Nikon DSLR はレンズを含めて全部ドナドナしてしまおうか? と、何度も思った。
でも、それはきっと「やり過ぎ」で、年齢と財務状況からして、後で後悔するに違いないと結論しました。
んな状況で目にしたのが D850 発表のニュ-ス。
800 番台だから、神経質な多画素機でしょ。と、目もくれずにいたのだけど。
やっぱり Nikon は気になるもので、ニュ-ス記事の概要説明をチラチラ見ていたら、だんだん「あれ? もしかして良くね?」になってきた。(^o^;)
たぶん、ようやく売ってもらえた SONY の裏面照射センサ-で、多画素の神経質さが若干マシなはず。
画像処理エンジンが現有機より新しくて、その分だけ進歩しているはずなのも、マシ度を上げるように思う。
新規採用の記憶色モードも、ちょっと期待してみていいかも。
シャッタ-機構の振動低減を、さらに進めたそうな!
1,005 g で、 D4s より 345 g 軽い。( X-Pro2 と比べちゃイカン数値ではある)
連写が要るときは EL-15 を抜いて、電池グリップと一桁機用バッテリーをつけて 1,362 g とな。いちお、 D5 よりは軽い。(笑)
Nikon DSLR 最大のファインダ-倍率が、おっさんの目に助かる。ただし、アイポイントが 一桁機より 1 mm 減で、それが おっさんにどう影響するか?
( D750 は接眼レンズ面が奥まっているからスペックで比較できない)
AF モジュ-ル と RGB センサ-が D5 と同じだそうで、ならば悪いわけがない。
レンズ毎の AF 微調整自動設定機能は、地味に大きな意義がある。
UI は一桁機と似ていて、混乱と新規習熟が無くて済むだろう。
電池グリップと D4s の電池を使えば秒 9 枚で、秒 9 枚あれば都電くらい苦なく追えるべ。松下で言う『 4 K フォト』があって、 DX の秒 30 枚もあるそうな。たぶん使わないけど。
なとなど...
苦境を伝えられる Nikon が乾坤一擲の大勝負!で出してきたカメラなんじゃなかろうか。
これだけの内容で実売価格が 40 万円を切るのも、それを裏付けるように感じます。
4,500 万もの多画素は いらないのですけどね。
日頃は 12 bit Raw の M サイズ( 2,500 万画素)か、 DX クロップの 14 bit Raw L サイズ( 1,900 万画素)で撮っていれば、 PC 性能も現状で済むはずです。
手持ちの AF-S DX 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR も、活きてこようというもの。このレンズ、描画はしょぼいし AF も遅いのですけど。(^^;)
高感度画質や現像時の粘りが D4s より劣るはずだし、ダイナミックレンジも D750 より劣るはずけど、 Nikon DSLR は「手軽」とか「気軽」というやつをあきらめるべきだと考え至ったところである。
では、「確かさ」を初めとする、使ってみたときの感覚性能はどうだろう?
シャッターボタンを押したときの感触や、切れる位置、切れたときの感触や音なんか、けっこう大事な要素です。
液晶をかぶせてあるファインダー像の明瞭度なんかも、見てみないとわからない。
こういうところで一桁機が圧倒的なわけで、それより劣ることは間違いないところなれど、どの程度まで?
ということで、行ってみた。
会場は有明。ビッグサイトの斜め向かいでした。
さすが、高い車がたくさん駐まっていた。
目的を D850 に触ってみることに絞っていたため、他に目をくれず行列につく。待ちは 30 分くらいだとのこと。
相棒は会場を一回りしてから本棟に戻り、フードコートで休んでいるとのこと。
で、 15 分くらいの待ちで案内されました。
カウンターの向こう側に おにーさんが一人ついて、あれこれ解説をしてくれる形。
広報がミラーレスをだいぶ意識しているようで、「 DSLR には DSLR の良さがある」 「 Nikon は DSLR を止めない」と、問わぬのに 2 度も語っていました。
そっか、「 D4s が重くてね~。 FUJIFILM ばかりになっちゃって」とは言ったか。
で、矯めつ眇めつするような真剣なお触りではなかったですが、「うん、いいんじゃないかな」との印象。
もちろん、手応えに一桁機ほどの高揚は感じられませんでしたけどね。変態機(多画素機)ですから、目指すものが違う。同じ感触は求められません。。
D5 の下を切ったものだったら、どれほど有り難かったことか。(^o^;)
ということで、本棟に戻って相棒と合流。ザーッと音がしてきたので何かと思ったら。
水が落ちていました。
この後、ヨドバシ akiba に回って注文してあった足ゴムを購入。
そして遅い昼ぐあん。
ずっと、頭の中で@@してました。どうすっかな?と。
一桁機を手放すと、再び手にすることがないかもしれない。年齢と財務状況からして、十分にありそうなこと。
でも、使わず「床の間の大壷」しているのじゃ、資金がもったいない。
結論は、状況を動かす。
D4s より軽くて、「たまには」その気になれそうで。 D750 より手応え確かかつスッキリ画を苦労なく得られる(可能性がある)。
「気軽」とか「手軽」じゃないし、台数も減っちゃうけど、今よりは使うでしょ。
神経質さは受け入れます。 DX クロップが 1,900 万画素で、 2,400 万の X-Pro2 より少ないことに気づいて、ちょびっと安心しました。
5 世代目 Expeed (画像処理エンジン)の能力に期待してみる。まことに気がかりは、シャドウ部の描画かな。
Jpeg の品位は、期待しないでおく。(笑)
省電力を謳っているから、期待しない方がいいでしょう。d(^^;)
ちなみに、電池グリップ(高い!)と大電池の充電器(高い!)と電池蓋を含めた購入費は、ドナドナした分でちょうど賄えるくらい。追加出費はほとんどなし。足が出るのは電池蓋と液晶保護ガラス分くらいかな。
カウンターの PC 画面で登録されている過去歴を見て、「いつもありがとうございます」と言われてもうた。(火暴)
査定待ち中 ↓
XQD メディアは D4s で使っていたものをそのまま、大電池(高い!)は D4s の予備を使うです。通常電池が D750 と(ほぼ)同じなのも助かります。
で、予約多数で、発売日直後の入手が難しいそうな。
タイランド Nikon の おねーさんたち、頑張ってちょー♪
最後に、有明の戦利品と、 D4s で撮った最後の写真をば。
こんなの買っちゃうあたり、やっぱり Nikon が好きなんですね。(^o^;)
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コメント
D850ですか~良さそうですね。
私も一時D750処分してXメインにしようかと思いましたが、たまに行く乗り物系イベントではまだまだ重宝しますので、D500と併用して暫く使ってみます。
最近のデジカメは長く使い倒すのではなく、壊れる前に買い替えた方が良いですし、使用頻度が下がった時も「十分お試しできた」として、余り休眠機材は出さない方が良いですね。
投稿: yoyogi | 2017.09.03 21:20
よよぎさんも入れ替え(増台数)を決行していたのですね。
D500 は自分も考えた機種です。
自分の Nikon 機の利用頻度は、ひとえに「撮る気で出かける機会の多寡」にかかっているようです。
レスポンスや AF の速さ確かさが理由で、その気で出かけるときは Nikon 機を持ちたくなるようでして。
これが「出かけたとき何か目に入ってその気になったら撮ろう」くらいじゃ、車でなければ持って出られないと思い知りました。
当面、 FUJIFILM X を身近なカメラにしつつ、 Nikon は D850 の 1 台に絞ってレンズ資産の活用を図ろうと考えています。
撮りに出かけるときは、自分は現地でレンズを交換しないから、 D850 と X-Pro2 に標準ズームと望遠ズームを振り分ける形にしようかと。
対象が動体だと、ミラーレスの AF にストレスを感じて DSLR 2 台目を考えちゃうかもしれませんけどね。(笑)
投稿: ぽてち | 2017.09.04 18:48