持って行ったカメラ
西と北のお泊まりツーリングに持って行ったカメラ。
FUJIFILM X-Pro2 に XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS WR を付けて。
もう一つ、コンデジは松下の DMC-TX1 。
これは実質的に、今夏のお泊まりツーリングがきっかけで導入したようなものです。
余談ながら、 0 日目の上里 SA でタンクバッグを閉めずに持ってしまって中身をぶちまけて、傷ついてもうた。
よってドナドナの金額が大きく下る。これで「お試し」から本導入になりました。(笑)
撮った写真の多くは TX1 でした。これ、予想通り。
1 inch センサ-の写真は妥協の範囲の結果になると、わかっているのだけど。レンズ交換式を取り出す余裕が、なかなかありませんから。
体力的な余裕と、精神的な余裕の両方で、バイクでレンズ交換式は厳しいものがあります。
コンデジなら首にぶら下げていて、即座に手にとれる。目の前のタンクバッグに入っていて、跨がったまま取り出せる。
だからこそ撮れた写真が多数ありました。
暑くてフ-フ-!や睡眠不足でヘバヘバのときはもちろん、少なくとも雨が降っているときは、レンズ交換式を取り出す気になりませんしね。
降られて濡れながらする作業はできるだけ減らしたい。バイクを下りたら早く建物内や軒下に避難したいですし。
今年の 2 回は雨が多かったことで、予想よりコンデジが多くなったと思います。
2 回とも暑さが厳しくなかったことと、寝不足がいつもよりだいぶ軽度だったプラス材料が、完全に相殺されてマイナス寄りかな?
帰庫して即座のこんなときも、手軽に手に撮れるコンデジだから撮れます。
下の写真ほどには汚れていなかったのは、常磐道の雨で洗い流されたからなのでしょう。
この 2 枚も TX1 です。
レンズ交換式は、より綺麗に撮りたい欲求が勝ったときと、
余裕があるとき。そう予想していた通りでした。
ちなみに、 X-Pro2 について、設定や撮り方を掴めていないことに変化無し。
露出と「 AUTO 」のホワイトバランスが、思ったのとちょっとズレる。カメラが勝手に最適な絵を作ろうとする傾向が少し控えめになって、生々しさ方向に振ってきたと捉えています。
これが逆に、対照的だと思っていた Nikon が演色方向にも舵を切ってきたのが興味深い。
先日発表された D850 に、「自然光オ-ト」なるホワイトバランスや、ピクチャ-コントロ-ル「オ-ト」なるモ-ドを新しく乗せてきました。
web ペ-ジの紹介を見た限り、どちらも記憶色で絵を作ろうとするモ-ド。
FUJIFILM を筆頭とする他社の好評が、頑固な Nikon にも影響を与えたと観ています。 Nikon は絶対に認めないでしょうけど。(笑)
「自然光オ-ト」であって、光源を選ばぬ「記憶色オ-ト」ではないのは何でかな?
こだわりなのか、まだ FUJIFILM の域に達せぬからなのか。
これまで使ってきた Nikon 機のホワイトバランス「オ-ト」の働きぶりから推測すると、後者なように思えます。が、どんなものでしょうか。
どうであれ、両オ-トの採用はいことだと思う。
事後に PC で施す調整作業は少ない方がありがたいです。特にホワイトバランスの修正は大いに難儀する作業で、これがとても少なくて済んで楽だ!と感じたことから FUJIFILM X に引き込まれていった面が強くあるわけで。
もっとも、ホワイトバランスは自然光だけだし、記憶色が意図を超える演色ぶりで使えないかもしれないし、土台となるオ-トの精度が悪けれりゃトンチカンなことにもなりかねない。
ここらへんのところは、使ってみないと何とも評しかねる事でありますが。
記憶色優先を謳う FUJIFILM が忠実さと素材性に歩み寄って、忠実さや素材性を重んじる Nikon が記憶色をも取り入れようとし始めて、結果的に 2 社の目指す位置が近づいたのかもしれません。
Nikon の忠実さは大変見事なものなので、選べるといいのですよね。次なんか、実に忠実な色合いで、お見事です。
ここのところ悪いニュースが続いた Nikon ですが、ホワイトバランス オ-トの精度が上がって記憶色モードも採用して、 Jpeg の品位も上げてきたら。簡単に没落していくことはないだろうと思っています。
そう、現状は、 Jpeg の品位もちょっとマズイ。大きいサムネイル状態。(笑)
最新の D5 はわかりませんけどね。 D4s も D750 も、 Raw + Jpeg で撮っても Jpeg が無駄に大きいサムネイルにしかならなくて、以前のように Raw のみに戻すことになりました。
猫なんか撮ったひには、日中の屋外でも違いが一目瞭然ですから。(^_^;)
Nikon が消費者向け事業を続ける気があるなら、早急に改善すべきことだと考えています。
これも選べればいいんです。
業務用は Raw に限ると言うプロだって、使えるものなら密かに Jpeg で済ませたいはずですし。(笑)
また脱線しすぎました。 X-Pro2 に戻ります。
露出補正を施す頻度と程度が、 X-E2 より高いと感じていることに間違いありません。
これなんか、 +1.33 EV で撮っています。
次は補正無しで撮ったらアンダー過ぎになってしまって、ソフトで無理矢理に上げて変になってしまった例。なんか嘘っぽい。
APS-C で 2,400 万画素は X-Trans CMOS をもってしても画素数が多すぎて、ちょっと無理が出ているような気がしなくもない。
とは言え、雲の状況がここまで写っているとは思わなかった。さすが。
まぁ、露出については「試して、失敗して、また試して」を繰り返して、慣れるべきことでしょう。
にほんブログ村
mixiチェック
| 固定リンク
コメント