振り返り(最終日編)
どうして? トイレに座ると必ずキャウキャウ鳴きながら駆けてきて、前に座り込むのかな? 扉を閉められないじゃないのさ。(火暴)
これがなんとまぁ、駆けつけてくる前に扉を閉められたときも、扉に貼りついて待機しとる。なんで? (^_^;)
さて、 4 日目、最終日。
なんだかもう、朝から緊張感なし。(笑)
基本的に、知ったところからの帰路。途中にスタンプひとつ取るだけですから。開田高原から三岳まで以外は見知った道で、交通量の程度まで、概ねわかっています。
距離も 335 km 。初日と二日目で狂った感覚では「ちゃめしごと」に感じてしまう行程です。 v(^O^;)
気をつけるべきは立ちゴケと事故くらいなもので、突発故障の他に心配事もない。
ワオは本当にさすがで、バイク下手ッぴ ぽてちをして、慣れてきたら山道を苦に感じない。高山から伊那に抜ける山道の疲労を心配する気にもならなくなっていました。(ほんと、ツアラーだわさ。ホンモノだわさ♪)
気も弛もう、ってものですね。(^◇^;)
6 時前に目が覚めたけど、意識して、再び目をつぶりました。起き出したのは 6 時半過ぎだったっけか。
ぼやぼやと荷物の一部を整理して、これの撮影時刻は 07:25
実質ビジネスなのに朝食開始が遅い!と思った二日目の出発時間ですよ。(笑)
気の緩みもあったはず。調子に乗って澱粉が増えて、野菜が減っている。(^o^;)
野菜類が少なくて、美味しそうじゃなかったからです。はい、本当のところ。(爆)
朝ぐあんの後は部屋に戻って、最後の梱包と準備をするスタイルをとる。もちろん部屋でぐでぐでになって、出発は 09:35 でした。
R41 の石浦町南交差点から高山南部農免農道を目指し、続いて R361 に入る。
この R361 で伊那まで抜けて、伊那から中央道で帰るルート。高山からの帰路として鉄板になっています。今回で 4 回目になるかな?
理由は、山深く風光明媚で、交通量が少ないから。
朝日村から御嶽山前に広がる開田高原までの本格山道ははっきりと少なく、開田高原から木曽までも、さほどに多くはない観光の車がのろのろ走るくらい。
木曽からの R19 併走部分を除くと、神谷入口から伊那までも安定して走る大型トラックが中心で、けっこう少ない。
朝日村から木曽までも、神谷入口から伊那までも、抜き処があるし。
R158 で安房トンネルを抜けて松本に出るルートが 25 km くらい短くて済むんですけどね。こちらは往路に使うのみです。
上高地や乗鞍、新穂高、高山が目当ての観光バスを筆頭に交通量が多くて、抜き処が少ないし、やたらと遅い観光の車に延々と抑えられ続けないわけがありませんから。(^_^;)
帰路は、本降りの強い雨でメバチくんでの山道を恐れた 1 回しか使っていません。
ここらへんはまだ里山の道で、もうちょっと入ると、深く山に分け入っていく。
とは思っていた。かつては飛騨と信濃を隔てる山塊に突き入るダム建設道のようなもので、厳しい険路だったろう、と。
再認識しました。うん、本当に山深かったのね。(^^;;;
まだ秋神貯水池にたどりつかぬほど浅い頃のこと。道路の真ん中にヤマカガシが横たわってこちらを見ていたし、なんと、木に留まる鷹まで見ちゃいましたですよ。 d(^o^;)
野生の鷹を見たのは生まれて初めてです。
とは言え、通る度に道路改良が進んでいることがわかり、今回、さらに走りやすくなっていると感じました。
ほどなくして開田高原に出る。
ここらの広がりが、高原らしくて好き♪
雲がそこそこ出ていて、御嶽山の姿は見られませんでした。快晴だと凄い景色なんですよね。
今回初めて、開田高原から三岳へと降りていく道に入る。
25.5 度でも日射しを浴びていると暑くて、せっかく高原にいるのだからと、どこかで休憩したい気になりました。
この先、気温がどんどん上がっていくはずです。まだ涼しい範疇のうちに、と。
軒下日陰のベンチと自動販売機を見かけて、臨時ストップ。
斜面で砂利の部分に入ってしまい、抜け出るとき足が滑って倒しそうになった。(^^;
ベンチに座って、自動販売機で買った麦茶を飲みながら「夏の高原だね~♪」 「夏の高原はやっぱり麦茶だね~♪」
「ちょっと暑いけど、気持ちいいね~♪」 「ここらで 1 週間くらい過ごしたいね~♪」
なんて、いい調子。(笑)
あんまり のんびりしていると首都高速の夕刻渋滞が始まってしまう!と、移動開始。
程なく、道の駅三岳に到着。 11:13
28.5 度まで上がっていますね。真面目に暑いと感じて、木陰に駐めました。
今回のツーリング最後のスタンプげっと♪
1,254 km 走ってきて 8 個目。通算で 17 個目です。
28.5 度ですから。軒下日陰のたばこベンチも涼しいとは言えず、けっこう暑く感じて不快だったのですけど。やっぱり休憩は必要。事故を起こさぬために、休憩は大事。
出発前にトイレへ行って気づいた。
おっ、これは!
土産に買わねばなるまい♪
とか言って、自分が食べたいわけですね。ヽ(^▽^;)ノ
出発前に 1 枚パチリ。
ホント、見事なツアラーだなぁ~と、しみじみ思うたです。
暑さと風邪の外に苦痛が無いのですもの。 1,254 km 走ってきて、脚も尻も腰も背中も肩も腕も手もぜんぜん平気。
疲れは?と自分に問うても、まったく無いわけじゃないけど、どうだろう?の程度。
この季節、お宿の確保をできて、肌着パンツと靴下と、ストレッチアンダーウェア上下とタオルの洗濯をお宿でできれば。
1 週間でも 10 日でも 2 週間でも、ツーリングを続けられるのじゃないかしら。
凄い! と、あらためて思いました。
三岳を出発したのは 11:50 だったかな。 R19 併走区間がやっぱり遅くてキツかったけど、再び R361 になってからは遅くても気分的に平穏。その気になったらいつでも抜けると思えることが鍵なのかな。
トラックと車 1 台ずつの後ろについたまま登って、権兵衛トンネルを抜ける。
権兵衛トンネル出口の脇で、トンネルの冷気を感じながら休憩することにした。
気温計はまだトンネル内の温度を表示しています。
実際は 26.5 度じゃなかったかな。
涼しいと思えるのはここが最後だと思って停まったわけですが・・・
伊那で 28 度。中央道本線上で 29 度だったと思います。諏訪盆地と甲府盆地で暑かろうと考えて、辰野 PA でクールダウン ベストを濡らして着たのが大失敗。 v(^^;
どんより曇ってきて諏訪盆地でも気温が上がらず、原へと標高を上げるにつれて下がっていく一方。霧雨まで降ってきた。
小淵沢を過ぎてもまだ寒い。甲府盆地まで我慢していたら風邪が悪化する。(^^;;;
こりゃヤバイなと、八ヶ岳 PA に飛び込んで、クールダウン ベストを脱ぐ。 v(^^;
陽が戻ってきて気温が上がり始めた八ヶ岳 PA で、この気温でした。
甲府盆地に入ると予想通りに上がったけど、 29 度止まり。八王子に下りるまでは再び気温が下がるから、クールダウン ベストを着直すのは石川 PA だなと考えた。
考えつつ、塩山を過ぎて笹子へ向けて登り始めた途端のこと
ひや~
(冷たい)湿気も強く感じて、えっ?大月は雨? もしかして東京に入っても雨?
驚きながら 30 度の笹子トンネルを抜け出た瞬間
霧雨と、 ひや~ 21.5 度 ヽ(^▽^;)ノ
おぃ! 8 月の大月だぞ!と。(笑)
談合坂 SA くらいまで霧雨が続き、標高を下げていっても気温が上がりません。渋滞の状況を見がてら休憩をしようと停まった藤野 PA で、これ。
この後、都心環状で 25 度。給油のときも同様。帰庫したとき 25.5 度。
ぶったまげた。ヽ(^◇^;)ノ
一番暑い時期のはずの 7 月末から 8 月頭だってのに、クールダウン ベストが真に活躍したのは二日目だけ。
二日目だって、 33 度に達したのは鯖江から福井界隈だけだものねぇ。(^^;
最後にびっくりさせられて、満足度アップ! (笑)
最終日の走行は 334 km 。何度も停まって、高速道ものんびり走って 3 度も停まって、出発から 6 時間半で帰庫。
ODO の引き算によると 4 日間の走行距離が 1,515 km で、レシートによると 69.7 L
ガソリン代は、大鳥居くんで出かけた場合の半額以下が間違いなし。
格納の儀式のとき、スクリーンとミラーとワオ顔を拭き上げちゃう余裕あり。やっぱりワオ凄すぎ!
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コメント
この暑い時期に無事、超長距離のツーリングが無事終了されてよかったです。お疲れ様でした。
おかげさまで、涼しい部屋で自分も行った気になりました。
(^_^)
R361は一度も通った事ありませんでしたが、中々の快走路のようですね!
当方からだと日帰りコースにぴったりです。
涼しくなってから探索してきます。
やはりRT、GSが長距離ツアラーには適しているんですね。
投稿: マンセル | 2017.08.08 12:46
>>マンセルさん
ども!です。
なんとか、無事に。
ひどく辛くなって計画変更や中断帰宅を考えることもなく走り続けてこられました。
台風の影響で気温が上がらなかったのも、とても有り難かったです。
ある意味、理想的な天候だったかもしれませんね。
R361 は、ツ-リングに良い道だと思います。
高山から入る方向の、「山にどんどん分け入って抜け出たところが、綺麗で気持ちよい高原。やった-!」的な感じが好きです。
秋の観光シ-ズンになると、観光客の遅い車が増えるとは思いますけどね。
元々、高名な観光地とは言えぬ開田高原しかないル-ト。
観光バスがいないだけでも断然に走りやすいです。
岐阜県側の山道が長くて、高山と木曽の間を通り抜ける普通車の観光客もそう多くない。
なんて観ています。
しかし RT は本当に負担がないですね。
舞鶴まで 560 km を一日で移動。普通はなかなか大変なことをサラリとこなしちゃう。
あらためて感心しています。
投稿: ぽてち | 2017.08.11 00:56