Raw の力
ちょっと前に、相棒が北海道旅行に行ってきました。実家の両親と 3 人で、知床を中心とする道東ツア-。
相棒が知床をメインに据えたのは、ぶらタモリの影響です。(笑)
検討段階で ぽてちのアドバイスの柱は二つ。知床が目当てで行くなら道東地域の空港を使うツア-を探すべき。そして、見て回る有名観光地を欲張るな、です。
欲張ったから、こんなの見られたんですけどね。(笑)
バスに座って揺られているだけでも、北海道は移動距離と乗車時間が尋常じゃなくて、苦痛を感じること。
千歳発着の道東バスツア-に乗ってエライ思いをした記憶が鮮明です。(笑)
下の写真は 2 日目の午後で、もうウンザリしていたところ。(^^;
GW に計画が話題に上ったとき、義父から旭山動物園の要望が出たのですけどね。また別の機会にレンタカ-を使って道央中心の旅行で行った方がよいと、力説しておきました。(^o^;)
けっきょく、中標津に降りて釧路を発つ、道東を巡る 3 泊 4 日のバスツア-となる。
絞ったおかげで、ぶらタモリで見た知床岬の先端まで行く遊覧船(所要時間 4 時間半)に乗れたんですね。
ぽてちは途中で引き返すコース(所要時間 1 時間半)で、上の写真の景色を見られませんでした。
さて。
このとき相棒に持たせたカメラは、ぽてち常用の X-E2 です。相棒用の X-M1 より AF がだいぶ速くて確かで、起動や復帰の時間も段違いであることが理由。
色と絵作りで、相棒用 X-M1 は初期のものの古さをはっきり感じますし。
ところが!
4 日間とも北海道らしからぬ気象状況で、カメラにだいぶ厳しい条件だったようです。
気温と湿度が高く、光が水蒸気で乱反射を起こして大気が白く霞んでしまう、というやつ。
この ↑ 写真の他にも、上の方にそういうシーンが何枚もありますね。
こうなると逆光はもちろん斜光でも背景が霞んで茫洋となってしまう。すると AE が白く霞む背景に引っ張られて、露出アンダ-になってしまう。
ぽてちの影響で、露出オ-バ-を避けるよう とりあえずアンダ-目に撮っておくスタイルになっていて、それが災いした面もあるんですけど。
Lightroom を使った調整で整えようとしたんだけど・・・
どういじっても破綻してしまって救えないものが何枚もあって、困ったなぁ、と。
X を使っていて初めての経験じゃないかしら。 Raw から現像したものの方が Jpeg より明らかに良かったのは。
Raw が持っている情報量はスゴイのねん♪ と、感心々々 です。
時間帯と光の状況がぜんぜん違うけど、同じようなシ-ンを Nikon 機で撮ったものと見比べてみて、なるほどこの違いだよね!なんてことも思うたです。
ちなみに、綺麗だな~♪ と思うのは上の X-E2 だけど、このシーンで好きなのは下の Nikon 機の方です。
大画面で見ると、その良さがよく見えてくるんですが。
最後に電池のこと。
満充電のものをカメラに入れて、予備をひとつ持って行かせたのですが。ぜんぜん足りなかったらしい。(^^;
2 日目の昼前から節約に次ぐ節約に勤しんで、 3 日目の昼前にアウト。 d(^^;;;
この写真は息絶える 2 枚前。
けっこう使い込んできているから、容量が落ちていることは確かだと思う。だけど撮ってきたものを見ると、 2 つじゃまるで足らないペ-スで撮っていました。
予想よりずっと多くて、 1 日あたり一つの計算で渡すべきだった。
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