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2017.06.25

お試しカメラの 1 st インプレッション


 関東も梅雨入りしたそうで。金曜から急に蒸し暑く、土曜日は仕事の都合で夕方まで動くこと能わず、日曜日は天気不順。

 2 週続けてバイクはお休みになりました。

 木曜日と金曜日の落差には、あらためて、地球規模の大気の動きで夏がやってくることを感じました。
 同じ晴れで、日射しの強さも同じはず。なのにこれほど体感が違うとは! と。


 お試しカメラのこと。


 Nikon 1 V2 と J3 で叩きのめされた、読み取り速度が高い 1 inch センサーの悪夢再来はなくて済んだようです。
 あれは本当に酷かった。(笑)
 期待の V3 サンプル画を見て絶望し、レンズも全部ドナドナしたくらいに。(爆)

 で、 DMC-TX1 は?


 1. 期待通りのレスポンスと、期待通りの AF 速度 & 性能 ♪
 2. 大きさ重さ、期待の範囲に収まっていた

 3. 予想通りに、露出のスイート スポットが狭い
 4. 1 inch で 2,000 万画素もの多画素だと、予想通りの厳しい画質
 5. でも、恐れたほどではなく、使っていけそうな気配が漂っている

 なんてところでしょうか。


 露出のスイートスポットが狭いこと。

 すなわち再現できる明暗の幅が狭い。そう言ってしまう比較対象が APS-C センサーの FUJIFILM X-E2 や Nikon フルフレーム機で、土俵が全然違うのはわかっているんですけど。 f(^^;


 この面でも FUJIFILM X-E2 極めて使い易いと感じています。表現する明暗・濃淡の幅が広くて概ね意図から外れず、外れても軽い調整で調えられる範囲に収まることが多い。
 大きく外れることはそうそう無くて、外れて上げ下げしたら逆側が破綻。なんてありがちな事が起こりにくいんですね。ホワイトバランスのヒット率も高く、ほぼ、 Raw 要らず

 それどころか、 X 機はカメラ出し Jpeg の明暗・濃淡の表現が優れていて、 Raw からの現像ではどうしても再現できません。
 「 Raw からの現像画が優れていると、現像するのが本格派に必須のたしなみだと。そう言う人がプロにもいるけど、 X 機のカメラ出しを現像で再現できる・凌駕できると思う人がいたら挑戦してみてくりゃれ」と、開発企画の担当者が言うてたのを完全に納得するレベル。

 それは小さな XQ2 でも同様
 Nikon だと、フルフレーム機でも Raw 撮りですけどね。(^^;

 Nikon の Jpeg は、縮小無しの大きなサムネイルだと思う今日この頃。(笑)


 ちとズレた。


 TX1 の幅の狭さは、 3. とも共通すること。何よりも、小さいのに多画素なセンサーが理由でしょう。
 それでも、これくらいの条件ならよく写していると思います。 Nikon 1 だと・・・(爆)



 ピクチャーを「ナチュラル」で彩度を一つあげて、ノイズ調整を下げ、階調の設定でハイライトを-1のシャドウ+1の設定です。


 飛びや飽和を減らそうと、露出を抑えて撮った例が次。 -2/3 補正しています。 LCD 画面で確認したときは「これくらいかな」と思ったのですが。



 もし 0 補正だと、こうなったはず。



 指定現像ソフトになっている使い慣れない SILKEYPIX DS4 SE で少しいじって好みに近づけようとしたのが、これ。露出は -1/3 です。



 う~ん・・・ なかなかしっくり来ない。(^^;

 むちゃむちゃ厳しい照明で明暗の差が大きな被写体だから、結果が厳しくて調整も難しいのは当然なんですけどね。

 総じて、光が足らないところはどんよりと薄汚れて、多すぎる部分は飽和して破綻。この「よくあること」が普通にあって、ややセンシティブだと感じます。
 2,000 万画素もある 1 inch にしては見事にまとめていると思うけど、もう一歩あっていいのじゃないかな~。

 松下はセンサーを内製できるんだから、宣伝で高画質を言うなら 1,000 万画素に抑えるべきだと思うのよねん。
 ウリの『 4K フォト』なる機能で撮ると 830 万画素で、「それで十分に高画質だ」と言うているのだし。ぽてちもそう思いますよ。(^_^)

 多画素高解像度の路線は SONY に任せておいて、素子とピッチを大きくして写真画質を追求するのが差別化になると思うんだけどな。

 って、それどこの FUJIFILM ? だけど。(笑)


 んなとこ。


 そして、TX1 は像の溶けぶりもコンデジ的なものでした。低感度で撮った画像も艶やかでなくて、どこかモヤっと or ザラッとしている。
 分不相応に多画素化して演算パワーで補えないとき、よく見られる事だと思う。

 2/3 型機の代替で、ズーム幅を欲張ったのだもの。あれこれは、納得して受け入れるべきですよね。
 そして、 2,000 万画素もあるのだから、まずまず上々だろうと捉えています。


 ISO 感度の(ぽてち的)実用上限400 で、割り切って 800 まで。非常用 1600 。



 これは XQ2 の 200 と 400 よりはっきり一段良くて、割り切りの程度を込みにすると一段半。噂通りに FUJIFILM が半段のサバを読んでいるのなら、二段の違い


 加えて、手ブレ補正がまずまず優秀で、感度指数の値だけで決まらぬ使い易さがある。さらには、ノイズ低減の技術が進歩していることを感じる。



 写真に立体感がどれほどあるか?は、もう少し使ってみてから。

 高速読み取りをする 2,000 万画素もあるセンサーじゃ厳しかろうと思いつつ、どこまで表現するのかな? と。
 ピクチャーと機能の設定を追い込みながら、しばらく使ってみるです。


 期待していたレスポンス AF の速度や能力は、今のお試しレベルでは完全に期待通りのものでした。

 撮影モードに入るときのズーム繰り出し時間には少しイラっとするんだけど、電動ズームとして普通だと、わかっています。


 土曜日の夕刻にヨドバシakiba へ行っただけで外出してないから、今はこんなとこ
 
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