春爛漫の下野国、観桜ツーリング
次の写真に写る R1100 RT は、某まーぼーと某かえる妻のご夫婦です。
ツーリングの状況と気分を一番よく現してくれる写真ではないかと思って、 2 枚目に持ってきました。
1枚目とともに、撮影は相棒です。
他にも、こんな気持ちのよい写真を相棒が撮っていました。
この日の写真は、基本的に相棒の撮影です。ぽてちは、後述するバイク店でのみ。
出発した直後。最初の信号で。
気温計が 19 度ですね。 4 月下旬か 5 月頭のような暖かさでした。
日中は暖かでも、出発時に 11 度くらいで夕刻からまた冷えて感じると予想していたのが大外れ。
出がけに衣類を悩んで、ジャケットのインナーは羽織って出ることにして、パンツのインナーは外しました。これ、大正解でした。
靴下はこれまで同様に2重で、膝下まである長いソックスを履く。これは失敗。集合地で脱ぐはめになりました。(^^;
シート位置は Low にして出発です。
壊れている膝が痛んでくる観点では High が若干でも楽で、足つきも何とかなる範囲だとわかったのだけど。日によっては背中が疲れて痛んでくることに気づきまして。(^^;
タンデムでは万が一にも乗せたまま倒すわけにいかないこともあって、安定度が高く足付きも余裕がある Low を選択しました。
で、タンデムだと最寄りの首都高速入路から入ることができず、一般道をちょっと走ってから。方角的に、他の方角へ向かうよりマシな距離の入路から入れましたけど。
これ、何とかしてくれませんかね~。だいぶ不便です。(^^;
暑くなく、寒くなく。朝のうちは湿度も高くなく。とても気持ちよく走れました。ワオペースでのんびりと、バルルル~と。
相棒曰く。
メバチくんの音はバイクらしい音だったが、このバイクの音は車に乗っているような音に感じる。
最初の頃は震動で足の裏が痒かったけど、それが無くなった。
メバチくんと言えば、今回の幹事を務めてくれたマイキーご夫婦が K1300 GT です。しばらくぶりに聴く音。
エンジン始動時の音、走り去る音。これもやっぱりいいな~♪ と。
スゴイ奴が動き始めた感、アリ。ワクワクさせる音だと、あらためて思いました。
上の写真は夕刻、解散時のものです。
次の写真のようなシーン、巡航の速度差で抜かれる時ですが、その「音色」を聴いたとき思う。空冷 SOHC 世代の水平対向 2 気筒は、なめらかで軽やかな、心地よい音を奏でますね。
運転しながら聴くと、また格別なものがあるようです。
話しが前後して、集合地の羽生 PA に向けて淡々と走っていると、ミラーに何やら怪しいオーラが。(笑)
やっぱし! (^◇^)
すぐ相棒に伝えるも、相棒側のインカムが 60 km/h を超えるとだいぶ聞こえづらいそうで、何を言っているのかまったくわからない。
何度か手で後ろをさして、ようやくロックオンされていることがわかったようです。
相棒のインカムを新調しないとなりません。
ぽてちも同じく聞きづらかったのが、以前書いたように B+COM 4X にしたことでかなり聞きやすくなりました。
財布の都合がつき次第、相棒用の 4X Ligth を買わないとならんです。
ヘルメットも 3 つ、何とかしないとなりません。相棒用も、ぽてちの 2 つも、かなり古くなっていますから。
ジェット型 2 つは 2008 年で 9 年選手。マルチテックは 2009 年の正月特売で買った 8 年超です。
シートの上から何度も落としているし。(^^;;;
閑話休題
羽生 PA に到着。
集合時間の 30 分前に着くことができました。前週の新幹線クライシスの反省もあって、用心した甲斐がありましたですよ。(笑)
10:00 出発。 4 台 8 人でランチに Go!
利根川を渡るこの橋を通ると、行きは日常の生活を離れた感を、帰りは戻ってきた感を得ます。
同様の感覚は、関越道・上信越道だと藤岡 JCT あたりで。中央道の往路は小仏トンネルを抜けたところ。帰りは相模湖で観覧車のネオンが目に入るところで。
東名道は富士川で感じるという、不思議な距離バラバラだったりします。東名道が図抜けて遠方で、関越道も遠い。
利用頻度と馴染みが影響しているのでしょうかね。考えてみると、利用が極めて少ない常磐道は、往復とも柏あたりの掘り割り走行で感じています。
なお、房総方面は、その感覚を得られなくなって久しい。(笑) 大昔は、君津の先で台地の上の大きな集合住宅が目に入ったとき感じたものですが。
またまた閑話休題
晴れた岩舟あたりの景色は、好きな景色の一つ。
栃木都賀 JCT から入った北関東道で真岡まで進む間に見た景色は、これまた独特なものかもしれません。(この区間は初めて通った)
鬼怒川の河川域ということなのですかね。ひたすらに広々としていて、穏やかな景色が広がっていました。
それは真岡 IC で下りた後にも感じた。ランチの店に近づいたときの写真。
また話しが前後して、北関東道を下りてちょっとしたところでハプニング発生。マイキ-ご夫婦の K1300 GT がパンクです。
横浜のパパさん、よく気づけるよなぁ。さすがだわさ。
マイキ-ご夫婦は「参ったわ!」状態です。そらまぁ、そうなるでしょう。
だけど、ぽてちは心配していませんでした。パンクは慣れた事象で、状況も万全だったから。
まず、パンク修理キットが 3 つ、少なくとも 2 つは出てくるはず。ぽてち積載のものは、過去の自己修理通算 4 度目で陥った失敗を糧に、携帯キットの中でも作業と仕上がりの確実性を重んじて買いなおしたもの。
さらに良いものが出てくる可能性もあるし、これでも十分。要のリブとボンドは、バイク屋でやってもらっても大同小異です。
修理で大きな鍵となるボンドは、キット同梱の 3 倍量、 3 本積んでありました。ボンドの量が十分にないと、失敗したり後にエア抜けを起こしたりしてしまう。パンク修理の鍵ですね。
ぽてちの他から出てくるものと合わせたら、無敵の量がそろいます。そんなことないはずだけど、 2 回は失敗してもきっと大丈夫。(笑)
そして何よりも、頼りになる 2 人がいること。
2 人がその場で修理する選択をしたら、口と手をだすつもりで見守る。大きさと白ヘルメットで目立つ ぽてちは、走ってくる車を牽制するパイロン代わり (笑) を拝命する。
左端に写っています。 v(^^;
修理に着手するなら強引でも口と手を出す気でいたのは、 車の 1 度を合わせて過去 4 度の修理体験があったから。
直近のは失敗しましたけどね。失敗した原因が明らかで、いま持っているキットとボンドを使えば失敗はまず無かろうと思ったもので。
2 人の結論は、刺さっているビスを抜かず、エアを入れてとりあえず移動を続け、予約時間が迫っているランチの後できっちり修理する。
こういうとき動きが早くて頼りになるのは、やっぱり若い力。(^o^)
ふつう空気入れポンプまで出てこないと思うのだけど~。やっぱり「さすが」でありました。(^◇^)
ゆったり のんびりした景色の中を移動して、ランチの店へ。
料理も店内の様子も撮影禁止とのことで、写真なし。期待していたよりもずっと美味しくて、お腹いっぱいにもなりました。
ランチの際に調べた最寄りバイク店へ電話して、またエアを補充してから修理してもらいに行く。
着いたバイク店の おと-さん、なんと、我々が道ばたでワイワイやっているところを通りがかっていたそうな。
この店が凄かった。古いバイクのレストアを手がけている工場だったんですね~。
ほぼ標準の姿を保った懐かしいバイクが、倉庫にザクザクごろごろ。テンションあがりましたわ~。(^O^)
見たバイクを詳しく書けるほど詳しく知らないので、話しを切り上げます。(火暴)
とりあえず凄かったことは確か。
パンク修理を受け入れてくれて天使に見えた おと-さんとパチリ☆
食事中に曇ってきた空模様。間もなくの降雨を予感させる、湿り気たっぷりの冷たい風になっていました。
バイク店に着いたときには、わずかながらも水滴が落ちてきていた。
雨雲レ-ダ-を見て、主目的の観桜へ。
すぐ近くにある、皇室保有牧場の間を通り抜ける道も予定通りに。
どんより曇った空がちょっと残念だったけど、「いいね~♪」の言葉が何度も出るところでした。
桜の並木道があれほど見事とは、予想していなかったです。
記念撮影と、ぽてちの緊急トイレ要望と、帰路の検討。
近いトイレの場所を訊くために、逃げる子供たちを追い駆け回してくれたマイキ-ママさん。
怪しいシ-ンに思わず笑ってしまいましたが、そのお心遣い、とっても有り難かったです。m(__)m
トイレを済ませた後、帰路の最終検討。雨雲レ-ダ-の情報を元に、みんな常磐道で帰ることになる。
4 台とも一緒に動いて、友部 SA で解散にすることになりました。
うちはちょっと微妙だったんですけどね。距離も道への慣れも、近頃の渋滞ぶりからしても、東北道が楽でして。
雨雲レ-ダ-で見た降雨の位置と降り方からして、暖かい時期の北関東で多い、移動性のドッザ!降り。運が悪いと、走っている頃に常磐道エリアへ流れていく可能性もあります。
でも、東北道回りを選ぶと、どこか、降ってもしのげるところで雨雲レ-ダ-の状況を観察している必要がある。移動性ではなくて、ずっと止まない可能性だってある。
考えた末の決定が「ハズレ」になること、近頃はけっこう多い。誰かの意見を耳にしたときほど、迷いが生じて、外してしまう率が高くなっている。
判断に資する最新の場数が少なくなっているのと。心がよあくなっているのと。(^^;
で、もう耳にしちゃったし、迷って決めかねている自覚もある。ならばいっそ!で、みんなと走ることにした。
結果論で、どっちを選択しても雨は大丈夫でした。みんなと走る楽しさを選んで正解です。
さぁ帰路につくべ!というとき、都賀あたりは日差しが戻ってきて。
日差しの下、のんびりな県道を中心に楽しく真岡 IC へ。
昼前から湿度が上がってきて、暑く感じていましたけどね。気温計はずっと 21 ~ 23 度くらいで、バイクでも一番楽に感じるあたり。
胸はチャックを閉めず、襟のベルクロと熱気抜きのチャックを開けたり閉めたりで調整。
ちなみに、以前のストリ-トガ-ドは熱気抜きが無かったとか。生地ももっともっと堅くてゴワで、置くと胴丸具足のように立ったとか。(^^;;;
真岡 IC から入った北関東道で向かう友部の方の空を見ていると、どんどん怪しくなっていきました。
空気も雨が近いことを感じさせるものになっていく。
失敗したかな?と思ったのは杞憂で、友部 IC あたりから先、常磐道も、ドザ!降った直後で日差しが戻ってきたところを走った感じ。
しぶきでバイクが汚れて洗車が必要になるけど、それは東北道回りを選んでも同じ。みんなと走る楽しさを選んで正解でした。
洗車をせず放置する手もあるし。(火暴)
ということで、友部 SA で解散。
首都高速の渋滞を避けるために大栄 JCT を目指すという、一瞬耳を疑った GS Adv. がいたこと。特記しておかねばなりません。(笑)
後刻、千葉みなとのス-パ-で買い物をしてる GS Adv. がいるとの怪情報が流れてきたことも、追記が必要でしょう。ヽ(゚▽゚)ノ
うちは首都高速 6 号線の渋滞回避で三郷 JCT から外環道に入って、首都高速に入るのを川口 JCT にするか、美女木 JCT するかの選択。
板橋 JCT 手前の王子線渋滞情報が流れていなかったことから、距離が短くて済む川口 JCT で曲がることにしました。
えぇ、川口 JCT で曲がりましたとも。へたっぴでもル-プの走行スム-ズ。ワオは乗りやすくて助かります。
なんでここを北上しているのか。
なんでここを南下しているのか。
まぁ、いいじゃないですか。(走召火暴)
ようやく順当な景色。なぜか予想より暗かったけど。(^O^;)
王子線は標高が高くて、見晴らしの良いバイクだと こあいですね。(^^;
予想より暗くてよく見えず、こあさ半減。(笑)
給油してから帰庫。 19:03
この日 345 km の走行で、燃費は 22.60 km/L なり。 ¥2,085- でした。
大鳥居くんと比べると、かなり安く楽しんでこれるよな~。
乗り換え費用が高かったけど。(火暴)
総走行距離は 4,988 km
次回出動がワオ店へ行くだけでも 5,000 km を超えるはず。 5 ヶ月で 5,000 km は、ぽてちにしては異様なハイペ-ス。
今はまだ新しいオモチャ効果があってすぐに落ち着いていくとしても、試乗で「これならバイクにまだ乗れる」と思ったのは間違いじゃなかったようです。
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