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2017.03.21

浜松安城ツーリング(1)


 日ざし麗らか気温が高く、大気が霞んでいて、一部では桜も咲き始めていて。春!三河の国でした。


 なんだけど、寝不足で出かけるのは、本当によくありませんね。(^^;

 出かけた距離と使ったお金の割りには、時間の活用度が低い。見て回ったところが少なめ。撮った写真も少なくて、帰宅した日はほぼゼロ。食べたご当地ンマイ♪ものも、ほとんど無し。

 三河安城のお宿の目の前にあった店なんか、夕食で絶対に挑戦してみるべきだったのに。時間もたっぷりあったのに。しんどさが募って動く気になれず、宿入り前の給油ついでに買ったデイリーヤマザキ調理パンを部屋食して終わってしまいました。


 ということで、 4 時間ちょいの睡眠で出発。けっこう冷える駐車場で朝にこの温度。春だな~と思いました。



 テキパキ動けば 1 時間半は早くに出られたのだけど、怠くて動きが鈍く、出発が 07:25 になってもうたです。


 今回、一番の目標は、安城市歴史博物館で行われていた「本多正信展」なり。

 歴史学クラスタに属する人が、見応えがあってほぼ一日愉しめたとのこと。突然のようにして、見に行ってみる気になりました。


 首都高速。霞ヶ関出口から霞ヶ関入路まで渋滞。大橋 JCT から三軒茶屋まで渋滞
 東名道。横浜町田 IC から大和トンネルまで渋滞


 困ったぞい!と思ったのは、都心環状の千代田トンネルに入ったところだったかな、電光案内板に御殿場から沼津が通行止めとあったこと。

 この表示だと、御殿場 IC から先が通れないと考えるじゃないですか。

 実際には御殿場 JCT から沼津 IC までの東名道が通行止めで、新東名道を使えば清水 IC まで問題なく行けた。
 大井松田を過ぎたくらいの電光案内板で、ようやくそれがわかりました。

 御殿場出口も R246 も激しく混んでいるだろうと、ずっとびびっていました。(^^;


 鮎沢 PA で、一服とトイレの休憩。出発から 1 時間 20 分。まぁいいとこでしょ、と。寝不足だと、やっぱり疲れやすい。 20 分近くもいました。

 そして予定外の新東名道利用となりましたが、御殿場 JCT を通り過ぎるとき、パイロンを撤去しかけているところでした。
 鮎沢でもう 10 分余計に休んでいたら、予定通り東名道を使えたようです。


 清水 IC で下りる。目指すは日本平久能山

 暮れに岐阜へ行ったとき、帰路に寄ろうと考えていたのに渋滞懸念でパスったところです。
 久能山に葬れと言い残した徳川家康は、西方から攻め上る軍勢を牽制する軍事拠点としても考えていたはず。どんな地勢なのか、実際に見てみたいと思っていました。

 で、日本平に登るパークウェイは、ぽてちにはカーブが急だった。(^^;



 10:24 着。日本平の駐車場から駿府(静岡)を望む。



 日本平から久能山へのロープウェイは、標高を下げるのですね。普通はまず登りなので、ちょっと新鮮だった。(笑)



 左にある、山がぴょこんと飛び出ているところ。大権現が鎮座在す東照宮のあるところです。

 大気が澄んだ日に見たら美しい眺めでしょうね。



 着いて下車して、急な下り階段に帰路の登りを思いいたして悩む。(笑)



 寝不足が利いていたんですよね。動くのがしんどくて、わずかな階段を見て「このまま引き返そうか?」と考えてもうた。(^^;

 けっきょく下りたのだけど、その後の余計な登りは止めた。(爆)



 撮っているところより先に入るの、有料だったし。(^^;

 有料でも、登りがほぼ無いこっちには入った。(笑)



 博物館です。残念なことに、展示の本番たる2階には入れませんでした。ついてなかった。暮れもパスったし、久能山とはソリが合わないのかも。(笑)


 日本平に戻って、 11:41 に再出発。



 日本平パークウェイの路面がイマイチで、ダンピング( ESA )を Soft に変更しました。


 この日はその後はずっと Soft のままでいましたが、翌日のこと。

 山あいでカーブが続く空いた国道を気分よく走っているときは、 Normal の方がずっと楽で、運転が上手にもなる。(笑)

 Soft だと。。。

 バイクに与える入力をサスペンションが吸収してしまう分があって、入力を若干早めにしなければならず、路面による反力を受けたバイクの動きにも遅れが出て、路面荒れによる振られも大きくなるんですね。
 直線中心で混雑した町中と、カーブが続く空いた道では印象が異なる。当たり前のことを再認識しました。

 Soft で無駄なくスムーズに走れるようになれば、上手も上等なのでしょう。


 あらためて、この変化、メバチくんではここまで違って感じなかった。ワオのサスペンションの柔らかさが、 Soft で如実に現れるのでしょうね。
 ちなみにリアの相棒は、メバチくんでも Soft の遅れが怖いと Normal 要望でした。


 次に向かったのは、浜松の細江町気賀にある清水屋



 着くのが昼過ぎで、店の混雑が落ち着いてきた頃。先に予定していた近くの井伊谷を見る前に、食事をする気になりました。
 清水屋はかつて車な友人たちと3度入った店で、今回 15 年ぶりくらい。鰻は 2 年ぶり。

 13:17 着。



 たまたまのロット違いということなのか、前回と前々回にけっこう感じた小骨と魚臭さを感じなかった
 その代わり特(大)でも昔より小さかったけど、この方がいいです。

 鰻重は好きな食べものの一つであっても、基本が魚嫌いで、一定以上のレベルを要してしまう ぽてち。(^^;
 前回はゾーンを外れてしまったように思ったのが、今回はセーフでした。


 美味しく食べられても、鰻は高いですね。次も 2 年以上後かな。(^^;;;


 次なる目的地、すぐ近くの気賀関所に向かうべくグローブをはめていたら、電車が近づいてくる音が。
 あわててグローブを外してカメラを取り出しました。天竜浜名湖線を見たのは、初めて。



 カメラが DSLR だから撮れた写真。手持ちのうちで、 X-E2 では撮れません。


 次、気賀の関所模造) 本来の場所はこちら



 道路向かいに大河ドラマ館ができた影響で大河ドラマ館用の急ごしらえ大駐車場へ案内されてしまって、指示された場所が舗装されていないし、一番遠い端でした。(^_^;)



 バイクに乗る人が減って、重いバイクは舗装していない路面で足つきが滑ると危険な事、知らずに 「ここ」と誘導するのでしょうね。


 モノは、こんなものだぁね、という印象。



 関所の作りを知るにはいいんじゃないでしょうか。


 例えば城郭の建造物模造再建も、残る石垣だけでは在りし日の姿の想像することもできないのが、再建でも木造りでちゃんと模造したものを見れば、他で石垣を見たとき脳内再建できるようになります。

 とは松山城の本格再建された門を見て思ったことで、同じものを先日見てきた相棒も同じ事を思ったそうな。
 そう、道後温泉本館と松山城はいいゾ♪と薦めて、実家の両親連れで行かせたです。


 次、近くの井伊氏発祥の井戸。間近を通過して見ただけで、写真がありません。

 寝不足による怠さと余計な疲れで、龍潭寺大駐車場に駐めて歩くのが、すぐ近くでも億劫になってしまいました。(^^;;;
 もちろん龍潭寺にも寄らず。神社仏閣は、鎌倉時代以前の建造物しか興味ないのもあって。(^^;


 次、井伊氏居館跡。再掲の写真です。



 この案内板は公民館の敷地にあって、すぐ前にバイクを駐められるスペースがあったから停めて撮る気になりました。

 寝不足で怠さが炸裂していると、この程度しかできないんですね~。(^^;;;


 ちなみに居館の痕跡は、ほとんど残っていないようでした。


 次、お宿へ向かう道の途中にあった三方原戦場跡の碑



 途中にあって、駐めやすい駐車場があったから立ち寄る気になれた。(笑)


 碑をよく見ると、建立が徳川宗家の現当主の名でした。 1 ,2 年前の家康 400 年行事を機に建立したのかもしれません。


 武田信玄にはここまで出てこられてコテンパンに負けたそうだけど、勝頼は翌日に見た設楽原で抑え込んで、武田家が崩壊するほどの圧勝をしています。
 その間わずかな年数。わずかの間に、趨勢がとても大きく変わったのですね。


 以上でこの日の見物行、終了。

 考えていた夕食(「さわやか」のげんこつ)をとるには時間が早く、他の見物を検討して回ってみるには時間も体力も足らない。

 宿に入るにも早い時間なれど、寝不足のしんどさもある。コンビニで飲み物を買って給油して、宿に入ることにしました。
 徒歩ですぐの所に2,3軒のチェーン店があるようなので、夕食はそこでいいや~と。

 16:40 、宿に到着。



 この日、 298 km21.25 km/L


 テンションだけは上がったままだったのか、体がしんどいくせに眠らない。撮った写真を PC に取り込んで見たり、長いことごろごろしたり。 30 分くらいウトウトした後、20:30 にもなってようやく夕食に赴いた。
 宿から歩きで 5 分のファミレスで、食べたのはこれ。



 昼に続けて濃いモノを食っとりますが、寝不足でシンドイと、体が食って補おうとするんですよね。
 本格的な体調不良ではない、という証でもあったりするです。

 食べてすぐ部屋に戻り、撮ってきた写真を見てぐでぐでと時間を潰す。しんどいくせにただ時間を潰していたようなもので、寝落ちは 23:30 くらいだったかな。
 
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コメント

 清水屋の鰻、懐かしいですね。
 私もしばらく行ってません。
 前回はロンドンオリンピックの時期に、磐田戦のついでによったのが最後だった様な。
 あそこまで行く高速代とガソリン代を加えたら、都内で十分美味しいお店に入れますし…って言ってる時点で移動の気力が減ってるんだなと感じますわ。

投稿: フックランナー | 2017.03.25 08:15

たしか、おいちゃんに案内してもらった店ですよね。
ほんに懐かしい。

見物地と清水屋の立地からして、スルーするのはもったいないと考えました。
日頃は、おっしゃる通り。
車の移動を愉しみたい気持ちが減っていて、わざわざ浜松まで行くのもね、と。

毎週のように集って馬鹿話に興じていた頃が、ほんと、懐かしいです。

投稿: ぽてち | 2017.03.25 09:02

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