DL どうなってるのかな?
デジカメ関連ニュースサイトを見ていて思い出しました。
Nikon DL シリーズが、発表からもうすぐ満1年になります。2度に及ぶ発売延期をして、未だ発売の気配がありません。
本当に出るのかな?
出るとしても、発表時点の機能性能を変えてこないと厳しくないか?
なんて思うた。
2度目の発売延期の理由は、 SONY のセンサー工場が地震で被災したこと。センサーの入手が上手くいっていないことにあるそうな。
でも、ぽてちは思う。
センサーの供給途絶を丁度よいきっかけにして、1度目の理由、「画像処理用 IC の重大な不具合」への対処を行っているのではないか?と。
1回目の延期発表時には、 PC なら BIOS に相当するようなパッチ ソフトウェアでバグ回避を図って、急ぎ発売しようとしたと思うのです。
部品供給から世界の販売に携わる人々まで、 Nikon 外部にも及ぼす影響は大きなものでしょうし。
でも、です。性能の根本になる「画像処理用 IC の重大な不具合」ですからねぇ。
IC 回路を焼き込んだチップ、 ASIC と言うのですか?、回路設計を変えてチップを新しく作り直すような事をしないとならんのじゃないかしら。
パッチ対処だと、本来持っている機能や性能を殺すような事になるのが通例だし。
大ポカが Nikon 側にあったのか、発注先の画像処理屋にあったのか、それはわからない事なんですけど。
1回目の延期発表で概ね予定された発売時期と2回目の延期までの不自然な期間からしても、パッチじゃ対処しきれないとなったのじゃないかな~。
もしチップを作り直しているのだとしたら。真面目な会社と言うべきなのか、真面目な業界と言うべきなのか。
電子ガジェットの世界なんかだと、国内有名処でも不具合山盛りがわかっていて売り出しちまって(そうに違いない)。
買ってきた相手が元より技術無く数度のパッチで対処し切れず。。。短期間で後継機相当品の発売に至って。。。なんてありますからね。
ボディやレンズまで変えているとは考えにくく、重量や物理操作性は変わらないと思いますけどね。
1年分の画像処理技術の進歩で、機能とキビキビ度、静止画画質が当初より向上している事を、ちっと期待です。
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