濃尾三遠ツ-(最終日)
ブレーキがよく利くから。
唐突ですが、3日間のツーリングを思ったほどには消耗せずにこなして来られたのは、乗車姿勢とシートが長距離に現実的であるだけでなく、ブレーキがよく利くことも大きな要因だと気づきました。
ふり返って、鳴きを止めてくれなんて一言も依頼していなかったのにパッドを大きく削られてしまったメバチくんは、不必要に疲れるバイクになっていたこと。今さらよくわかります。
下手くそが、よく乗れていたと思う。倒すほど消耗して当然。タンデムで山道を走るとか、無謀だったです。
あわせて、今までのパンツが小さくて、脚の付け根で血流を阻害して痙攣に至ること。今回よくわかりました。
結論として。弘法でないから筆を選ばないと大変なことになる。筆を選び直してよかった。(^^;)
さて。
朝から東名川崎と大橋 JCT の間が渋滞している情報で、真っ直ぐ帰るかな~と思った。
のろのろ微低速でバランスとりを続けなければならないバイクは、車より一段と渋滞が辛いですから。純粋に体力を消耗して。
ハンドルをドン!と上げてバランスを崩してしまったメバチくんよりも、のろのろ耐性が高いのですけどね。シンドイことに変わりはない。
バイクに慣れないヘタっぴが2日間で 630 km ほど走ってきた疲労がドシンと溜まっていることを感じていて、避けられぬ渋滞があるなら、更なる疲労を抑えて真っ直ぐ帰るべきだと考えた。
とは言え、宿から 10 分ほどの距離にある掛川城趾くらいは見ておきたい。
ここも再建建造物で、「写真を撮っておくにはそれっぽくていい」くらいのところ。わかってはいるけど、行ってみました。
対徳川の縦深陣地のひとつですね。いの一番に徳川へ進呈されてしまったらしいですが。
中に入らず写真を撮って終わり。すぐ掛川 IC へ向かいました。
東名道を走りながらずっと考えていたのが、予定していた日本平へ寄るか否か。すなわち静岡 IC で降りるか、否か。
翌日の雨予報に相応しく、湿度が上がって遠景がスッキリしていなかった。不透明度がだんだん増していた。
走りながら日本平を見た印象で、標高が低くて見晴らしがそれほどではないと思えた。そして静岡 IC 出路では遅い車の群れが邪魔で、すんなり出路に移れなかった。
通過してしまいました。
やはり予定していた富士川 SA には寄って、最初の休憩を兼ねてオヤツを。もしその気になるものがあったら、だいぶ早い昼食にするつもりでもあった。
で、富士宮焼きそばを退治しました。
特に「その気」になったわけでなく、若いおねーちゃんがカウンターから身を乗り出して声をかけてきたから「その気」になった。
どうやら若い夫婦でやっているらしく、営業努力に応じる支援です。
愛想よく声をかけて客を呼び込める おばちゃんに育ってくれるといいですね。
こちらは予定していたオヤツ。
クレミアです。
食べ終えて、タバコを吸いながらタブレットで渋滞情報を確認。
安倍川餅と、何故か富士川で売っていた「だしが良くでる宗田節」を土産に買って、また渋滞情報へ。
タバコを吸いに行って、吸いながらタブレットで渋滞情報を確認。
仮設の売店で由比産の冷凍生しらすを買って、また渋滞情報へ。
短時間に何度見ても変わるものじゃない。(笑)
この後、珍しく海老名 SA に入る。渋滞の状況を確認して、ルートを決めるため。
東京 IC まではほぼ解消しているようで、首都高速がダメ。用賀から大橋まで。高樹町から谷町まで。霞ヶ関から先も。
時間が経つごとに酷くなるはずだと考えて、 R246 を使うことにした。
やっぱり大橋まで苦労したけど、その先はまずまず普通の混雑でした。
いつものスタンドで給油して、 15:05 に帰庫。
この日は 225 km の走行で、3日間の走行が 861 km でした。
スタンドから帰庫までを込みで、総走行距離 1856 km
後刻、渋滞情報はさらに悪化していました。
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