ご飯を出せ
胴が長い。ぽてちの腹くらい、余裕で手が届いてしまいます。
や・め・な・さ・い。 尻で爪バリバリするのは。痛いから。痛いから!
さて、尻を爪バリバリされてもパイプフィッシュのような気持ちでチヤホヤと育ててきて、手で掴んでしまっても動じはしない ぽてちです。
当ニャン何を考えているのかも、1年半にもなると把握がだいぶ進んできました。
机の上、目の前に居座る。デカくなったからディスプレイが見えません。間違いなく「ご飯だせよ」です。
ぼやぼやしているとディスプレイのマウスカ-ソルをカシカシと掘り始めるので危険。
やたらと膝の上に乗りたがることも、乗ってアイドリングすることも、誤解してはいけないと分析する昨今です。
「ご飯だせよ」が9割で、残り1割はちょっと違う。「体が辛いから、柔らかくて暖かいとこ借りるわ」であることがわかってきました。
枕の周りをうろうろする。続けてゴミ箱のコンビニ袋を食い始めてみせる。これは「起きてご飯を出せ」
目の前でコンビニ袋を食い始めてみせるのは朝に限ったことでありません。だいぶ早いけど仕方ないと人間に思わせ、ご飯かオヤツをせしめる高等技術を身につけやがりました。
下ろしても繰り返し乗ってきて、膝の上で大暴れする。大暴れで落ちてしまうのを支える手腕をガブ!りまくり、猫キックの嵐もお見舞いする。
これは「ご飯出しやがれ」または「遊べ」。見極めの難度が高いです。
椅子の足下に座って見上げているとき。平和裏に「遊んでやっから」もしくは「眠い(おね-ちゃんが布団にいない)」です。
後者の場合、もう寝ようと猫が言うてる旨を伝令に走る ぽてち。
膝の上でオヤツを食べ終えたとき、何度か顔を見てくること。「もう終わりか?」
終わりだよ。
や・め・な・さ・い。皿底を鼻ぐりぐりしても湧いて出てこないから。皿の下に鼻先を突っ込んでも、咥えてひっくり返しても、あんちゃん隠してないから。
廊下から小部屋をのぞきこんでいなくなって、また覗き込む。繰り返す。「もっと美味しいご飯は出ないのか」に違いありません。
たいてい直後に、好きでないカリカリを食べる音がしますからね。
さすが、ぽてちです。観察力がある。(違)
総括しますと。猫とのコミュニケ-ションの7割は「ご飯を出せ」で、2割が遊び成分の補充を要求。残る1割は暖の提供。
猫を飼うって、いいものですね・・・・・ いいものですね・・・・・
前にも書きましたが、あんちゃんは社会インフラ。諸々のサービスがあって当然の扱いで、苦情をねじ込まれはしても、誉められることは無い。区役所みたいなものです。
区役所のように陰で苦情を言われていることも、聞き知っていますよ。
ちょっと倉庫部屋まで。前の自動販売機まで、ちょっと。 いなくなると、ピーピー・キャーキャーと、大苦情を言われているそうです。
長期休業(会社や休日外出)には苦情を言われていないそうで、不思議なんですが。
その代わりのように恨めしそうな顔で見送るの、やめてくれないかな。
かような状況から、相棒と二人で泊まりを伴う旅行を、まったくできなくなりました。
来年の白馬は、行っても ぽてち一人でしょう。
相棒が上司からナントカ休を取れと言われているそうですが、躊躇なく「なら旅行に行ってきなよ」と言う ぽてち。
「行こう」は瞬時に却下されますから、言いません。
バイクで伊東へみかんを買いに行く。ソフトを食べてくる。相棒の提案です。もちろん日帰りの提案です。
バイクで日帰りだと湯冷めするから、温泉が付きません。
そして・・・ 伊東へ日帰りだと、6時出発では遅いくらい。行きの石橋と、帰りの海老名から大和トンネル、三軒茶屋から大橋 JCT を覚悟すべき。
そう話したところ、みかん&ソフトと、早起きとが頭の中を@@しているようです。
ということで、帰宅するなり家庭内交通事故発生。歩く足に激突しながら駆け抜けていく。
言いたいことはわかる。 「もうご飯の時間だろ!」
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