レデ-を見て昔を懐かしむ
寒いですね。東京でも雪になった木曜日は、東京が一番寒い時期の寒い日の気温でした。
JR 近距離国電?と地下鉄の混乱はたいしたことがなかったようです。地下鉄が私鉄との相互乗り入れを増やしていなかったら、地下鉄はほとんど無混乱だったのじゃなかろうか。
ニュ-スの要は、東京で 11 月の初雪は 54 年ぶりだったことと、観測史上初の積雪があったことのようです。
さて。
人間に換算すると、まだ2歳前の幼児だった頃。
といった見目だったのが。
二十歳のレデーになりました。(⌒_⌒;)
渋谷なんて子供の行くところ。やっぱり白金台よね。お買い物なら素敵なお店がたくさんある南青山もいいわ。
なんて言い出して、小洒落た街デビューを果たしておかしくないお年頃です。あんちゃんお金ないから、十分な小遣い銭を持たせてやれないんだけど。(笑)
おねーちゃんにもらった小遣い銭を握りしめて書斎館に行き、買った万年筆でおてまみ書いたりするのでしょう。
ぽてちには縁遠い世界だったし、今も縁遠い。(爆)
代わりに、横浜の山下公園と港の見える丘公園、そして元町の散策くらいには連れて行ってやりたいと思う。
ただし、あれこれは見るだけで、買い物は無し。(笑)
山下公園は中学1年のときだったかな。日曜日に暇を持て余していたら親父が突然、「出かけるぞ。乗れ」と。
通勤に使っていた CD125 なんてあたりのバイクに乗せられて行った山下公園。何をするでもなく、氷川丸を見ただけで帰ってきました。十分なレクチャ-無く荷台の上は、けっこう怖かった。(^^;
閑話休題
ぐっと冷え込んだことで、長時間の独りお留守番が精神的に堪えているようです。
日中は・・・ 午前中は日差しがある窓際にいて、陰ってから眠くなるとたいてい、折り返した掛け布団で「サンド」になっているようです。寒さに震えているようなことはないと思うのですけどね。
「痛い痛い」で人間ベタベタになったのが大きいようで。
あんちゃん家にいるときは付いて歩いて回る頻度が増して、ほとんどスト-カ-状態。(^^;;;
たいてい背後にいて、ちょっと屈むと背中に飛び乗ってくる頻度が増したし、座り込めばやって来て人間の手足に触れるように座る。
抱き抱えられることを嫌がる程度も減じました。
ひっくり返ったひどい姿勢でも、短時間なら抱えられています。手のひらで後足を支えるようにキチンと抱いたときは、五十肩が重さを辛く感じて下ろすまで大人しく抱かれている。
抱かれて、おね-ちゃんがキッチンで動いている姿を見るのが好き。
外に出ればモッテモテのレデ-なお年頃で、朝帰りも普通のことのはず。なのに、おね-ちゃんと あんちゃんにベッタベタなんですね~。(^^;
家が建て変わって自由に出入りできぬ構造になって。はじめて挑んでいる完全屋内飼いです。
こんなベッタベタになるとは思わなんだ。(^^;;;
情緒的にも運動量的にも問題おおありだけど、仕方ないよなぁ、と。
かつてのように、三世代同居で常に誰かが家にいて、トイレや風呂の窓が猫(と ぽてち)の 24 時間出入り口になった、そういう時代じゃないですからねぇ。
よその猫が入り込んで うちの猫のご飯を失敬している姿を時おり見かけたとか、懐かしい話です。
○○さんちの猫が入ってきて食べ尽くしていっちゃったとか、うちのが隣の路地で焼魚を盗っていったらしいとか。
親父の鯖を盗んだのは、よく小窓の陰でねらっている うちの奴に違いないとか。
食卓の小窓は鬼門であると同時に、よその猫にお裾分けを出す窓口にもなっておったです。
うちにいた奴は、隣の路地で半野良のように飼われていた猫が産んだ子でした。親に言われて「この子が欲しい」をしに行ったときのこと、ありありと覚えています。
いま周りをちょろちょろしている6つ7つの頭目たる か-ちゃん猫は、そのおうちのおか-さんが亡くなって野良化した模様なり。
あの賢さ、強い意志。カラ-リング。もしかしたら、うちにいた奴と遠く血の繋がりがあるかも。
これは流れてきて居着いた野良。前の おね-ちゃんが面倒を見て、完全に居着いて、ひよひよだった割りには長生きをしました。
何事にも動じず道の真ん中に座ったまま動かない。車を入れるとき、 50 cm まで近づいたら車を停めて降りて、手で抱えてどかしてから入庫作業を続行。(笑)
日差しキツくて暑い日は、ゆっくり歩いてきて ぽてちの影に入り、座って涼をとる。ぽてち、なんか悪い気がして動けなくなる。
野良っすよ、野良。(^^;;;
すっとぼけた奴だと、近所のおじさんたちにも愛されていたようです。
路地に猫影が濃かった、懐かしい時代の最後かな。要するに、ぽてちの親と同世代の近所の方々が現役だった頃ですね。
もし、今もそんな時代で、うちのを出してやれていたら。猫同士、どんな近所付き合いをすることになったのでしょうね。
きっとデビュ-早々にブイブイ言わせて、あんちゃんなんか、いいからあっち行ってて!扱いになったろうと思う。(笑)
それがスト-カ-。(^^;
ぽてちの世代はほとんどが余所に居を構えて出て行ってしまい、賃貸に生活感ある家族が入ることも極めて稀。
町の活気は・・・ 火が消えたよう。(^^;
学校から帰った子たちが遊ぶ声。昔は 10 人 15 人の声が路地に響いていたのですけどね。
| 固定リンク
コメント