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2016.06.07

写真講座、実地撮影編に参加


 日曜日は土曜とうって変わって、朝9時としては異様なほどに高速道路が空いていたようです。

 雨天の野外撮影はたまりませんが、土曜日もこれだったら、往路復路ともに主催会社が出してきた時程表通りに動けたことでしょう。


 新宿センタービル前を 07:30 に出発して 08:50 に第二集合地の五井駅到着予定とか、五井駅を 17:45 に出発して新宿を 19:00 頃の予定とか。

 何か悪い夢を見ているのだろうか。(笑)

 自分が知らぬ秘策が、プロ(バス会社)にはあるのだろうか。そうだとしたら教えてもらういい機会。

 なんて思っていたところ、工事渋滞がわかっていながら外苑から首都高速に乗り、乗った途端にこれ。


 三宅坂から都心環状を逆に回る変更はしたけど、箱崎から素直に京葉道、館山道を辿るルートで、何の秘策もなかったようです。

 案の定、往路はちょうど 40多くかかりました。連休や海水浴の時期ほどではなく、普通の混雑・渋滞がある普通の週末の所要時間。普通の中でもやや良い方で、ぽてちが希望的観測で見込んだ通りの時間。


 はい。鉄道風景写真講座の実地撮影編に参加してきましたですだ。(^_^)



 ぽてちは、見るだけでも鉄道写真より鉄道風景写真が好きなんです。いい講座がありました。v(^o^)

 と書きつつ、鉄道写真をば。(笑)

 明るさと空の色が、大変厳しい状況でした。空が青々とした状況で、再び撮ってみたいと思います。


 さて、講座の担当者が撮影行の計画も担ったらしいのだけど、社内のツアー部門かバス会社あたりの言うことを真に受けてしまったのでしょう。(講師の合流後の行程・時程は講師による綿密な計画で動いていた)
 車中での言葉からも、地理や道路の混雑事情に疎いらしいことがわかりました。

 バスの運ちゃんが言うトンチンカンな到着見込み時間を真に受けて、あり得ぬ時刻を第二集合地で拾う講師に連絡していたし。
 バスの運ちゃんも、プロなのに、なんていい加減な時間を繰り返し言うのだろうと、ちょっと呆れ。(^^;;;


 通常の観光バスツアーなら、希望的見込み時間を時程表に出しつつ、渋滞による遅れは客も十分に理解を示し、互いに「仕方ないこと」とするものでしょうけどね。

 とは言え、通常の観光バスツアーでも普通の混雑・渋滞を見込んで時程を組んで、往路は早めの出発時刻にして休憩で調整しながら旅程をこなし、帰路に通常レベルを超える突発大渋滞が発生したとき「仕方ないこと」にすると思いますけどね。

 でも、今回の時程は、渋滞がほぼゼロの前提で組まれていました。

 普通でも、首都高速は外苑から三宅坂と江戸橋から箱崎先までの渋滞を予測すべきで、先も週末渋滞がお約束京葉道です。
 (復路も、五井駅まで乗った範囲で R294 と五井駅周辺の夕刻混雑を考慮していなかった)


 さらには通常の観光バスツアーと違って、重い大荷物を抱えた 10 人からの人間を路上に待たせていたのだし、時間通りに動く鉄道が被写体なのに。



 案の定、第一撮影地に着く3分前に、予定していた列車が通り過ぎていく姿を見送ることになりました。


 あり得ぬ甘さだと思うた。(笑)


 これじゃ素人の仕事ではないか。と思うたけど、実際、担当者は写真講座の担当者。こういう事に関してはほぼ素人なのでしょう。(^^;
 担当者が仕事を持ち込んだ社内のツアー担当部門かバス会社の杜撰さを現しているな、と思った。

 度重なるツーリングやドライブで首都高速・千葉方面高速道の渋滞と所要時間に通じている ぽてちやバイクなお仲間たちが異常なのかもしれません。(笑)


 バスに乗るまで新宿出発と帰着予定の時刻しか見ていなかった ぽてちも悪い。(^^;
 五井駅の予定時刻を見ていたら、帰路は五井駅の離脱を申込時から申告していたはず。


 乗務員が手を振っておるです。(^^)


 で、メゲぬ講師は(これは予定していたらしい) 60 分後の列車を撮影すると言う。さらに待って、予定外でもう1本撮ると言う。
 (この後の予定としては、さらに待った分の 15 遅れの形で吸収したよう)


 ということで、しょっぱなの撮影から 60 分待ちでした。(^^;;;
 もう1本の待ちとあわせて、合計 1 時間 15 分の立ち待ち。


 みんなお仲間な講座とは言え、一度に 20 人。撮影点の奪い合いという面も若干あるので、ここと決めた点から離れられず、計 3.8 kg のカメラを2台提げて立ったままです。
 (別の地点でもう1本の待ち時に一服するため離れたら、やっぱり埋まってた。(笑) )

 「長大な待ち時間」の後に「一瞬を狙う」動体撮影という、鉄道撮影の基本を最初から教えてもらえました。(笑)


 なお、帰路は予定を変更して五井駅で降ろしてもらいました。

 時程表通り 19:00 頃に新宿へ着けたとして、帰宅は 20:00 ちょい。これなら許容範囲ですが、スマートフォンで見ていた渋滞の状況からして、うっかりすると帰宅が 21:00 を回りかねません。
 自分もウンザリするし、相棒が旅行でいないから孤独な猫の空腹も気の毒

 仕事ならあきらめて泣かせますけどね。仕事でないし、手があるのだし。

 五井駅で大急ぎで降りて駆けだして、運良く快速電車に間に合って、 19:20 にはご飯を出してやることができました。
 週末なのに一匹で過ごしていた猫は、ご飯をぺろりの後、テンションがヤケに高かったです。(^^;)



 周りの参加者を見ていて思ったこと。

 待ち時間が大きければ三脚をセットする手間も相対的に小さく感じるし、かえって暇つぶしにもなる。
 何より、重いカメラを三脚に預けておけるのが楽ちんそう。(講師もそう言うていた)

 次にローカル線を撮るときは、三脚と、ツーリング用に買って使っていない小さな折りたたみ椅子を持参することにします。d(^^;)


 その他、たっぷりの待ち時間を活用して、明るさの状況を観ながら試し打ちを繰り返し、マニュアル露出で撮ること。試してみました。

 その際、遅いローカル列車でも SS 1/250 くらいを基準にしないと被写体ブレが出ることがわかり、鉄道「風景」写真であっても ISO 400 くらい平気で使って、絞り込んで被写体深度を稼ぐこと。
 列車が画面を横に動くときは置きピンで AF を切ること、前後するときは AF-C を使ってみること。
 これらも試してみました

 通って何度も繰り返していたら、ぽてちでも手慣れてくるかもしれません。



 難しさを感じたのは列車が前後するとき(たいてい、前後しながら画面を斜めに動く)のピントです。
 画面の中央に広がる測距点から、測距対象が外れてしまうのですね。

 対象を画面の端に置いたカットのときも同様。置きピンの一発勝負で連写3,4枚まで。カメラを動かして構図を変えつつ追い続けて連写していくことができません。

 この点においては画面全体に測距点があるミラーレスがいいと思ったけど、位相差測距点を持っていても画面中央の配置が普通のよう。
 コントラスト AF に流れて動体追従が弱く、追いつかずにイラつくことが予想されます。

 置きピンのときは当然のこととして、 AF-C を使うときでも欲張らずに1構図でよしとすべきなのかもしれません。


 たったの1回。初めての実地講座参加でしたが、真面目に撮る人たちの中に身を置くことで、面倒くさがりの ぽてちもあれこれ試してみる気になった良い機会となりました。
 こうなると、絶えて久しい小湊撮影行に、蒸し暑くなってきても天候を見ながらまた行ってみようと思うようになります。


 小湊鐵道や いすみ鉄道を撮りに行くのに車を使うなら、軽自動車か小型のハッチバック車、もしくは小型のワゴン車がよいですね。

 リアハッチを開けて腰をかけ、あれこれの準備作業をできますし、少々の雨天なら屋根の代わりになりますから。
 特に雨天では、ポンチョを着る・脱ぐやカメラの防水カバー着脱を濡れずにできます。

 大鳥居くんはリアハッチが無くて、この点ではバイクと変わらない。房総の道には大柄で不便だから、降らない日にメバチくんで行くことになりそうです。



 撮影結果の講評を受ける講座にも参加する予定です。

 講評用の画像データを送る方法について担当者とメールのやり取りをした際に、トリミング無しと指示されて困りました。

 ぽてちは、多少のトリミングを前提で、テキトーに撮ってしまうのが毎度のこと。
 今回の実地でも同様にやっていました。(^^;;;


 多少のトリミングや多少の補正無しの一発では、多少すらもマトモな写真を撮れたことがない。全写真がボツ。(爆)
 自己満足すら得ることができません。撮ることそのものが嫌になってしまいます

 ならば、多少の事後処理を前提にして、その際に考えて少しずつ次に活かそう

 コンテスト等で技術を競っているわけでなく、写真でお金を得る見込みも希望もない ぽてちは、そんな向き合い方をしています。

 で、あらためて思うた。車やバイクと同様に、精密機械遊びなんですね。v(^^;

 もう一つ、レンズで写りがぜんぜん違う。写りがいいレンズは重い。(^^;;;
 
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