« 神田川を水面の視点から | トップページ | シンポジウムに参加 »

2016.06.14

レンズの故障とは珍しい


 AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR なり。

 あれ?と思うことが、前からたまにあったんです。(^^;


 でも、指を写し込んじゃったと思い込んで、確認することもなくいました。常用するのが FUJIFILM X-E2 ばかりに流れていて、 Nikon DSLR は利用頻度が低くなっていたから。

 手持ちの Nikon フルフレーム対応レンズのうち、便利使いできるズームでありながら最も軽くてすむ465 g )レンズで、 VR 機構も付いているんですけどね。

 その分、やっぱり問題を感じる描写なんです。一言で言えば「お手頃価格の、キット用レンズ」というところでしょうか。ぽてちにとっては安くはないのだけど。

  XF18-55mm F2.8-4 OIS の写りと比べてしまうと、かなりの差を感じます。比べてズーム幅が狭いとは言え、XF18-55mm F2.8-4 OIS は 310 g しかなくて、カメラ本体とあわせた1台としても小さく軽くて使いやすい。



 なんだけど、カメラが持つ絵作りは Nikon にも FUJIFILM にもそれぞれの良さがあって、場面に応じた使い分けだと思う。
 絵作りの違いだけでなく、 FUJIFILM X は小さく軽くて使いやすい良さがあって、 Nikon DSLR には優れた AF と操作性、そして OVF ならではの使いやすさがある。


 ということで、近頃にしては珍しく AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR を付けて引っぱり出して、あれ?となったのでした。
 相変わらず指が遅く、もう1ヶ月も前のことになりますが。(^^;



 映り込み方からしてこれは指でないと、さすがに気づきました。(再掲)



 直前のコマまでは無かったんですけどね。上にある新幹線の写真も発症しているようだけど、これは帰宅するまで気づかなかったです。



 VR 機構の不具合ではないか?と考えて、 VR スイッチの on ・ off を繰り返してみたり、カメラの電源を切ったり入れたり。レンズを脱着してみたり。

 後から思えば、この脱着が効いた。(笑)


 このレンズとボディに限りません。 Nikon DSLR と VR 機構付きレンズは、まれに VR が動作しないバグを抱えていると思っています。

 D3 , D4s , D7100 で、他の2本のレンズを付けたときに経験しています。他にも、まれに AF が動作しないなんて大きなバグもあったりするんですよ。ぽてちにとってはかなり高価な最新レンズでも、たまに発症しています。(^^;;;

 光学屋であり精密機械屋Nikon は電子制御部品の設計管理とソフトウェア(ファームウェア)が弱いのかな。と、思ったりする。
 ファームウェアのアップデートによる改修が為されないし、ソフトにしろ部品にしろ、症状をキャッチして原因を突き止めるのも実力のうちだと思えば。ねぇ。(^_^;)


 ほぼ閑話休題。

 だから、この組み合わせでも、不具合がより激しく発生したらしいと思いました。

 ガチャガチャやっているうちに正常になって、そのまま使っていました。代替となるレンズを持参していなかったし。



 とりあえず、帰るまで正常に動いてくれればヨシ。帰ったら修理に出そう。たまの発症だから、修理に持ち込んでも「症状再現せず」となって面倒かも。



 

 


 なんて思っていたら、夕刻にまた発症。(^_^;)



 朝方と同様ガチャガチャやっているうちに復帰したのですが、座席に座ってレンズを正面から見てみたら、これ、変だよねぇ?。(^^;)

 帰宅後にまた見たら、治って... いるわけがない。(笑)



 修理は銀座サービスセンターの手に余り、工場送り

 ついでに「このレンズ、ダストが簡単に入りすぎじゃね? VR 無しの旧版ではこんなこと無かった」と指摘しておきました。


 ぽてちはビールを飲んでいません。飲んだのは左上の、お茶です。v(^o^;)


 約 10 日で修理完了の連絡があり、結果は

 遮光板の外れ。遮光板部組の交換。

 レンズ内ゴミのため1群部組の交換。

 分解できない組品レンズ内に細かなゴミが残っているが、撮影に影響なし。


 単純に、製造時の組み立て不良でしょうね。(^_^;)



 レンズをひっくり返してあらためて見てみると、 Made in CHAINA なり。ぽてち的には、高額機の製造をも行う THAILAND Nikon 製なら安心できると思っているですが、 CHAINA 製造はやっぱりこんなものか~と。(^^;;;

 もっとも、 Nikon 製品なのだから Nikon の責任ですだ。



 3. に理解を求めると書いてあったけど、組み立て不良が混入の原因だと思われるから、ちょっと理解しづらい。
 あまり使わなかったから早期にハッキリとした不具合が発症しなかったわけで、購入時から不良品である可能性が高いもの。

 なんだけど~、修理に出すとき、保証期間を過ぎているけど事態に理解を示す提案がありました。
 だから自分も理解を示すことにした。(笑)

 ちなみに、無償ではありません。修理費を払っています。 v(^^;



 その後はダストの混入も修理に出す前よりはずっと少なく、とりあえず無事に動いています。


 お前はまだ簡単に混入させるかと、ムカつきながら思いついたこと。レンズのマウント側に手を添えて支え、吸い口がマウントや後玉に当たることがないよう気を遣いつつも 掃除機で吸いだしてみる荒業

 もう壊れたって構うもんかとえぃ! ゴォ~~~

 やったら ほとんど無くなった。(走召火暴)


 お手頃価格にしても、いったいどういう設計をしているのよ。(笑)
 
にほんブログ村
にほんブログ村 バイクブログ BMW(バイク)へ mixiチェック

|

« 神田川を水面の視点から | トップページ | シンポジウムに参加 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: レンズの故障とは珍しい:

« 神田川を水面の視点から | トップページ | シンポジウムに参加 »