DX クロップ
Nikon DSLR は操作性が優秀で、反応も実に駿足。 OVF も駿足撮影を支えてくれる。バッグから出している限りにおいては遅滞なくパシパシと撮っていけます。
操作を意識することがなく(電源スイッチすら意識することなく手が自然に動いて)被写体だけに頭を集中して撮っていける、楽ちんなカメラです。
でも、大柄で、何より重いんですよね。(^^;;; ボディも、レンズも。
「そうだ 京都、行こう」のとき持って行ったのは、 XF18-55mm F2.8-4 OIS をつけた FUJIFILM X-E2 でした。あわせて、わずか 660g です。
ズームレンジを 35mm 版換算すると 27-82.5mm というところ。
これも優秀なカメラとレンズで、露出だけ気を遣って撮れば、それでok。端正かつキリリと描画し、後から色を調整をする必要もほとんどありません。これまた楽ちんなカメラです。
で、常用している XF18-55mm のこと。
広角側はいいのだけど、1台1本で出かけるには望遠側がちょい不足して感じます。実際に撮るのは広角から標準の域がほとんどで、中望遠と言える 82.5mm まであればほぼ足りているんですけどね。
もっと寄せて撮ることができたとしても、何らかの対象をクローズアップして撮るくらいで、後で見ると「だからなぁに?」な面白くも何ともない写真になるのが見え見え。
例えばこんな感じで。(^^;
でも、あっても悪くはないわけで、お出かけのときはできたら望遠側がもうちょっと欲しいと思ってしまいます。
そこで Nikon DSLR に AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR をつけて持って行くと、これが 1,690g にもなる。重いレンズをつけたカメラのホールド性を改善すべくバッテリーグリップまでつけたら 1,938g です。
この2台体勢なら 18-200mm をカバーできて、 DX クロップを利用すれば 300mm まで対応できます。
でも、カメラ2台で 660g + 1,938g = 2,598g (^^;;;
これに2台それぞれの予備電池が加わって、レンズフードやプロテクターフィルターの重さも加わる。
できたら軽くならんかな。できたら1台で 28-200mm くらいをカバーできないかな。
なんて色気が出てくるわけです。
でも、高倍率ズームはたいてい写りの評判がイマイチで、自身もかつて AF-S VR Zoom-Nikkor 24-120mm f/3.5-5.6G IF-ED を使っていい思いをしていません。
歪みはより一層目立つけど写りと重さがマシという観点で、 VR 機構無しの AF-S Zoom Nikkor 24~85mm F3.5~4.5G(IF) を多用していたくらいで。
そんな事から、高倍率ズームにそそられないんですね。
それでも候補を挙げるとしたら
885g , 24-105mm F4 DG OS HSM | Art
710g , AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
800g , AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
540g ,28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD
サードパーティ製のレンズはズーム輪やピント輪の向きが逆だったりしますし、何よりもハズレに当たる率の高さを懸念してしまう。
かつて、買ってすぐ片ボケに気づいて購入店に持ち込んで交換となって、在庫の3,4本をすべて試しても全滅。一番マシだったものをメーカーに送って、それで帰ってきてもダメだった苦い経験がありました。
ニコン純正だってハズレはあるのですけどね。率の高低を考えてしまい、サードパーティ製は躊躇してしまいます。
すると現実的な候補となるのは2つ。
710g , AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
800g , AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
これらは値段が張って、定価がそれぞれ ¥172,800- と ¥143,100- もする。実売でも 10 万円を切りません。
何よりも、重いですよね~。(^^;;;
24-120mm f/4G VR がもうちょっと軽くて写りの評判もよかったら、とっくに買ってメインで使っていると思うんですけど。
店頭で試写をさせてもらって、かつてイラついていた 24-120mm f/3.5-5.6G と同系統のソレを感じましたし。(中古を試したから、評判の悪い初期ロットだったのかも)
京都日帰りのようなとき、 FUJIFILM X-E2 でなく Nikon DSLR を1台だけ持って行くとしたら、軽い 2,416 万画素機の方。
レンズは常用の AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR で、 DX クロップを行うと、127.5mm 相当の 1,032 万画素。 465g で、ボディとあわせると 1,305g
旅行で1本なら、望遠端がもうちょっと欲しい。画素数は 1,032 万もあれば十分。暗所性能は、 Nikon DX 2,416 万画素機よりはマシ。
重さは、これでも重いけど、現状もっとも軽くなるソリューション。一桁機で 1,815g になるよりずっとマシ。
望遠側をもうちょっと伸ばすなら 24-120mm 1,550g を覚悟せなならんのかな~。
これなら DX クロップで 180mm 相当になるから、まぁ不足は感じないし。
なんて、何度も何度も繰り返し考えていましたです。
で、ふと気づいた。
テレ端をクロップ前提で考えているなら、 DX レンズでいいじゃん。ヽ(゚▽゚)ノ
DX レンズなら FX レンズより軽いべ。 (ノ^^)ノ
ということで調べてみたら
490g , AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
ボディ・レンズあわせて 1,330g は十分に重いですけどね。現状の最軽ソリューションより 25g 重いだけで、テレ端が 210mm 相当まで広がるし。
画素数の 1,032 万は、ぜんぜんok♪
イザ!となれば、 1.2 倍クロップで撮ってもいいわけだし。すると 22mm 相当なんて超広角で(いちおう)撮れる。
ちなみに、 XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR は、なんか、手を出す気にならんのです。
X-E2 とあわせて 840g で、 202.5mm 相当。すごくいいセンなんですけど。
個人の blog でサンプル写真を見て、やめておく気になってもうた。
常用している XF18-55mm F2.8-4 OIS が軽くて使い勝手も良いズームでありながら、あまりにも優秀。単焦点はもっと優秀。
その優秀な写りに目が馴染んでいるから、やっぱり劣るねと思うのが嫌なのでしょう。
もう一段二段、重さを辛く感じる歳になってからにするです。(^o^;)
あぁ... 五十肩が痛い。(T_T)
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