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2015.12.14

富山ヘ行った日


 実際には暖かい雨だったけど、夏タイヤの車で計画を立てられる時期ではありません。


 入線。

 初めて乗る。

 A 席は左右幅が狭い。


 北陸新幹線は大宮までかなり遅く、その先も「これは速い!」とは言い難く感じることが多く、仕様上限 265 km/h の運転をしている区間の比率は高くないと感じる。

 停車駅が多い『はくたか』だから、よりそう感じたのでしょう。でも、これは帰路に乗った速達列車『かがやきでも同様に感じました。

 『かがやき』は爆走する時間の長さが『はくたか』よりだいぶ良かったけど、軽井沢の手前から東京までの長い区間でダメなんです。

 軽井沢の手前で大きく減速して、安中榛名までの急勾配区間は仕方ないにしても、その先が根性無し。
 高崎からは実に情けない走り方で、まるで0系新幹線に乗っているような印象。おっ!と思う速度を回復したのは、ようやく熊谷から。それもあっと言う間の大宮まで。
 おっ!と思ったと言っても、240 km/h 程度に抑えているよう感じました。

 豊橋から乗った『ひかり』で「これはスゴイ!」と感じる爆走感が続いたことと比べてしまいます。汚い表現で申し訳ないのですが、残糞感が残っているような気持ちの悪さが続き、どうもスッキリません。(^_^;)

 東京・富山、392 km 、『かがやき』で 2 時間 14
 東京・岐阜羽島、396 km 、『のぞみ』『ひかり』と乗り継いで 1 時間 44

 30 分も多くかかるこの時間差が、体感を証明しているように感じます。もし『のぞみ』が岐阜羽島に止まるようだったら、もう 10 分違うことでしょう。

 整備新幹線と新幹線の規格差や山岳区間の有無の違いはあれど、平野部の走らせ方が違う。すなわち、速達性より諸事情優先のように感じました。

 それでも、『はくたか』で飯山を出てから長いトンネルの中でいつまでも続く、とても息の長い加速にワクワクさせられましたよ♪


 富山着

 富山地鉄バスは、都バスのカラーリングと似ていました。

 乗ってきた『はくたか』が金沢目指して出て行く。

 旧北陸本線に乗り換える。

 目的の駅に着。

 乗ってきた電車が金沢目指して出て行く。

 本降り雨の中をちょっと歩く。

 


 昼ご飯を寿司にしようと考えていたけど、あてにしていた2軒ともが営業していなくて蕎麦。

 けっこうイケました。東京以外で多いのが、蕎麦は良くても つゆにガッカリするパターン。なんと、ここつゆが希望のセンに入っていて大ラッキー♪です。

 ということで目的地


 中は撮影禁止で写真がありません。

 展示写真脇の説明を読みながら一枚一枚を見ていくという、自分にしては長い時間をかけた一巡を終えたところ、相原正明さんが来館されました。そしてなんと、お話しをさせていただく幸運にも恵まれました。

 相原正明さんは、1月にウェルカムプラザ青山でトークショーを聴いたことがあります。CBR1000 RRR GS に乗られている活発なライダーでもあるんですね。
 以来 SNS と blog をフォローしていて、この個展の開催を知りました。

 で、お話しはバイクと母校のことばかりで、写真のことは一瞬。(火暴)

 出発の前々日に SNS で知ったのが、相原さんは中学校の先輩だったこと。そして当日、お話しの中で高校の先輩でもあることが判明してびっくりでした。

 長時間の立ち話をさせていただく幸運に恵まれながら、写真の話しがほとんど無かったことは大失態です。(^_^;)

 でも、写真趣味というよりカメラ趣味と言うべき自分はちょっとでも真似っこできるようなレベルじゃないし、あれこれ質問をできるほど写真の知識もありません。σ(^^;)
 その他の四方山話になってしまったのは、自分のレベルからして当然なんですけどね。


 30 分も四方山話をさせていただいて、もう一巡。

 脇の説明を一つ一つ読みながらゆっくりと見ることで、ちょっとインスパイアされたかな。写真趣味のことでなくて、生き様と言うのかな。この歳にして。(^^;)

 同じ説明文がついた写真集を見ても、個展の大きな写真で、静謐で整った空気の中で見たのと同じインスパイアはなかったと思います。
 展示されていた使用機材の傷みぶりも、激しい撮影行を行った氏の情熱やタフさが伝わってくるように感じさせました。これも個展に行ったから感じられたことですね。

 相原さんには単に「いい」としか伝えられなかったけど、反芻しながら頭を過ぎったのはこんなことでした。
 イラチな自分が時間をかけて一巡し、さらにもう一巡したのは、理由がありました。


 辞して、再び駅へ。高岡で下りて撮りながら町を歩こうと思っていたけど、本降り雨で撮るのが難しいし、荷物( 9 kg0.9 kg )が重くて疲れたし。下りずに宿泊先の富山駅へ直行。

 旧北陸本線らしい車両の電車が出発していく。

 やはり蕎麦では食べ足らずにお腹が減ってきて、富山へ来たらやっぱり寿司を食べたいし、土産買い物の下見で入った駅隣接の『とやマルシェ』で回る寿司をやっつける。

 この後、富山地鉄の駅ビルでコーヒーを飲みながらのんびりと長い休憩をし、飽きたところで翌日の偵察

 の後に、友人のスクランブル迎撃を受ける

 「連絡もせずに来て SNS にアップは酷い。前もって連絡してきてよー」と何度も抗議を受けながら、彼の行きつけの飲み屋さんで楽しく美味しいひとときを過ごす。とても忙しいにも関わらず無理押しで時間をとってくれて、とても有り難いことでした。

 喰うのと、 14 年ぶりに会った話しに夢中で写真がありません。(火暴)

 お酒も食べ物も、とても美味しかったです。さすが富山!!!

 ということで 23 時過ぎにお宿 in 。 18 階からの展望。

 とてもいい一日でございました。
 

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コメント

先日の九州と北陸旅行記拝見させていただきました。どちらも綺麗な写真ばかりで(^^♪

富山行きも重装備で行かれたのですか?

投稿: yoyogi | 2015.12.21 21:02

ども。(^o^)/

今回は、 DSLR は D4s 1台で、加えてコンデジ( XQ2 )でした。

1台にしたのは、
DSLR 2台の重さに鹿児島からの帰路でだいぶ懲りた(笑)のと、
高岡で荷物を持ったまま撮り歩くつもりで衣類等バッグを別に持ちたくなかったのと、
撮って歩くにしても望遠が要るシーンは少なかろうと考えたのと。

ホワイトバランスの精度や写真の見栄えは D750 の方がいいように思うのですけどね。
雨降り予報で光量不足が予見されたので、「綺麗じゃなくてもとりあえず写せる」に若干の長がある D4s にしました。

で、重かったです。(笑)

投稿: ぽてち | 2015.12.22 12:18

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