カメラデザインの好み
CP+ では製品の写真をほとんど撮っていなかったのですが、もう一つ出てきました。
こうして見ると、 OM-D らしい、カチカチとしたデザイン。「らしい」言うても、 E-M5 、 E-M1 と、 OM-D になってからの2台のトレンドなんですけど。
便利に使っている E-M10 もそのトレンドの中にありますが、いちばん「らしくない」かな。
実は、 E-M5 でなく E-M10 を選んだポイントが、そこだったりします。
いちばんスッキリしていて OM シリーズ(フィルム)に近く見えたこと。スッキリしている分だけ、カチカチ感が一番少なく感じたこと。
基本的な画質性能に大きな違いがないらしいと思いつつも、操作性や反応速度については E-M5 に優位性があるのではないか?と考えたのですけどね。
コンデジ代わりの半常時携行機を、と考えたものですから、デザインとグリップ部の小ささ(コンパクト感)を優先しましたです。
それでも、「もうちょびっとだけ、角に柔らかさがあって欲しいな」が、我が気持ち。
これ、モロに好みの話しで、いい悪いじゃないのはわかっているです。
OM-D はだいぶ小型であるが故に、カッチリ感をだしていかないとオモチャ感が漂ってしまうとか、そんなことも思いますしね。
そう、「しっかりしたモノ」感を醸そうとしていることがわかるフィニッシュが各部にあって、それが使い勝手を下げているところさえあります。
例えばここ。
この親指グリップ部、完全に過剰ですね。とんがりをバッサリ切り落として丸めてあっても機能は十分に持たせられます。
で、これがポーチへの収納性を下げています。
ここも。
アイピースです。 EVF の大きさがあるから手前側に出っぱるのは仕方ない。でも、こんなに尖らせて出っぱらせなくてもいい。
実がここが、ポーチやポケットへの収納性をいたく下げています。出っぱらせるなら、 DK-19 のような柔らかなものにして欲しいところです。
PEN シリーズでなく OM-D の一角を占めるものだから、しっかり感を醸さねばならない。そう考えたことが、推測できますけどね。
そう高いものではないし、一つ余計に買って左右のトンガリ出っ張りを切り落としてみようか?なんて考えてみたり。
おぉ!、これはいい思いつきだ。やってみよう!(笑)
そんなこんだで、何が言いたいのだかわかりゃしない。ヽ(^▽^;)ノ
作り(見た目)全体としては、厳しいであろうコスト制約の中でよくここまで仕上げたな~と思います。
手にしていて、見ていて、ガッカリ感を抱く部分はほとんどありません。
もうちょっとコストをかけて良くして欲しいと思うところは、重さだけです。
PEN シリーズ同様、小さいが故に、ずっしり重く感じるんですよね。それを凝縮感と感じて好む人がいることもわかっていますが。
そこ、 CP+ で説明の方にお話ししました。 PEN と E-M10 は、もっと軽く感じる方がいい、と。
手っ取り早く採れる手は高価な軽量合金の多用で、値段が上がることはわかる。 OM-D の入門機である立ち位置から、値段を上げられないこともわかる。
でもね~。思うですよ。
どうせほぼ 100 % 趣味のモノなのだし、比べれば安いと言ってもそれなりの値段ではあるだもの。
業務用途に耐える高性能・多機能を訴求する E-M1 と、そのお買い得版であり新技術お披露目の役も担う E-M5 とは異なる路線を突いてもいいのじゃないか?と。
より OM ライクなデザインと、 E-M1 をしのぐ、愛でたくなるような上質なフィニッシュ。そしてビックリ級の軽さと、見やすい EVF 。加えるなら、確かな AE も。
( E-M10 は入門者向けの AE 設定でマルチ測光が暴れて、多画素の悪影響(素子の感光性能の低さ)もあって破綻しやすい)
こういう独自路線を突けば、 E-M1 を絶賛する著名なカメラマンが E-M10 はクソのように言うこともなくなるのじゃないかしら。(笑)
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