マウントアダプター遊び
E-M10,AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR,ISO1600
マウントアダプターなるものに手を出してみました。
Nikon F マウント G レンズを FUJIFILM ボディ X-E1 につけるものと、OLYMPUS ボディ E-M10 につけるもの。各 ¥3,980- でした。
写真は前記事にもアップしたこちら。
AF が使えないことも、絞りリングがあっても目盛りやクリックが無く「だいたい」以上の大ざっぱな勘になってしまうことも、わかってはいました。
実際に試してみると・・・厳しいですね~。(^^;;;
絞りリングのこと、開放 F 値が高い、すなわち暗いレンズの方がまだ使いやすいです。
アダプターの絞りリングをほんの少し動かすだけで大きく絞られてしまうらしく、適度なところがわかりません。
絞られ過ぎて、オート ISO がエラく高い値になってしまうか、 ISO 値を固定するとシャッター速度が非現実的な低速になってしまう。
いっそ開放で、となる。
E-M10,AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR,ISO1600 すると開放 F 値が低いレンズは被写界深度が浅過ぎになって、写りも芳しくはなくなってまう。
Ai 50mm F1.4S でレンズ側絞りリングを使わず練習してみるのも、AF-S 35mm f/2.8G を使ってみるのも、ともに難しい。
AF-S 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR の開放が絞り値に関しては使い勝手良く感じました。
続けてピント合せのこと。
X-E1 も E-M10 も EVF 機で、フォーカス点の拡大表示をできます。そのおかげで「合せる」ことはできると思うた。
なんだけど、凄まじいブレで気持ち悪くなってしまうほど揺れます。(^^;;;
拡大表示をしなければ微妙に揺れるくらいなんだけど、拡大すると大嵐に翻弄される舟のよう。
現代の手ブレ補正機構の偉大さを、あらためて認識しました。
なお、 E-M10 はボディ側に機構を持ちますが、設定に関わらずシャッターが切れる瞬間だけ作動するようです。
また、ピーキング表示機能が働らかず、ピント合せは目が頼り。
X-E1 ではピーキング表示がなされるのだけど、ボディ側に手ブレ補正機構がありません。
X-E1,Ai 50mm f/1.4S,ISO640ということで、今回購入した安いものはだいぶ微妙でした。
写りそのものについては、レンズの真ん中だけを使うことから、上々だと思いましたけど。特に E-M10 で。
G タイプレンズでは絞り値をちゃんと制御できないことが、実用性をだいぶ殺ぐ印象です。
世にはリングに目盛りがついているアダプターもあるのだけど、いきなり ¥20,000- です。どうしても使いたい理由があるわけでなく、 AF が使えるようになるわけでもない。なのにそこまでの費用は・・・ねぇ。(^^;)
E-M10,AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR,ISO1600 なお、福音もありました。とは、Nikkor レンズのバランスの良さを感じられたことです。
X-E1 でも E-M10 でも、Nikkor の風合いを感じられる。それぞれ純正レンズでの写りと違って見えて、なるほどねぇ、と思うた。
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