OM-D E-M10 の設定と現像調整に苦戦
E-M10, LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.
OM-D E-M10 の設定が、なかなか決まりません。
操作系の設定でなく、絵作りの設定です。
どーも、期待するような画風にならない。もしかすると、 E-M10 の画風は ぽてちの好みと根本的に異なるのかもしれません。
高コントラストで、彩色濃厚。なおかつシャドウが重く沈むんです。この、シャドウが重く沈むところに苦戦しています。 Stylus 1 にも同じ傾向を感じていました。
重く沈むのは、レンズのクセなのかもしれません。明瞭な輪郭と濃厚な色で魅せる、入門機の仕立てということなのかもしれません。
沈め気味にすれば色が濃くなるし、それが好きな人に期待される「オリンパスブルー」というやつなのかも。
待った! E-M1 も単焦点レンズも、買いませんよ!(笑)
ピクチャーモードを Natural にして、階調標準、コントラストを「-2」にしてみる。やっぱり沈んで重苦しい。
階調オートにすると白茶けてしまうことが多く、これも普段使いが難しい。希に当たるといい具合なんですけどね。希なもので。(^^;)
ピクチャーモード Flat はフラット過ぎに感じて、これも普段使いが難しい。だけでなく、やはりシャドウが重く沈んで感じます。
これまでは、明部を飛ばさぬよう露出をややマイナス補正して撮って、それでも生じたハイライトを現像調整で抑えつつ、コントラストを下げたりシャドウを少し持ち上げたりすることが多かったです。
下に並べた2枚の左が典型。これはちょっとやり過ぎかな。(^^;)
Nikon 機だと、Capture NX2 を使ったこの作業が実に簡単で、実に速い。
Capture NX2 の断絶は、ほんと残念です。(^^;)
断絶の嘆きに流れる前に、話しを戻す!(笑)
ところが、 E-M10 で初めて、露出補正ゼロまたは気持ちプラスして撮って、たっぷり生じたハイライトを現像調整で下げて、なおかつシャドウを白茶け寸前まで持ち上げるスタイルになりそう。
重く沈んだ状態から持ち上げようとするとすぐに白茶けてしまうから、白飛びを許容した撮影をせなならんのかも。
重苦しい傾向は、もしかしたらレンズのせいもあるのかも・・・と思うのは、
Nikon の一眼レフでも、レンズによって露出やコントラストがけっこう違いますから。
土曜日に珍しく持ち出した Ai 50 mm f/1.4S あたり、濃淡がかなり「濃」の方で、濃密と言うか、重いと言うか。
下に並べた2枚のものが Ai 50 mm f/1.4S で、右側が元です。
そこから現像調整で簡単に意図するところまで持ち込めちゃうのが、カメラの仕様と言うか RAW 現像ソフトの優秀さと言うか、なんですけどね。
E-M10 に主として着けているレンズは、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ です。もしかしたら、これのクセが強くて重苦しくなるのかも。
ツーリング・旅行用の LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S. を着けて、詳しく試してみるのが手でしょうね。これで撮ったときも同じくシャドウが重いと感じるのですが、程度が違うかもしれない。
でもな~、もし 14-42mm F3.5-5.6 EZ のクセが強いのだと判断されたとしても、小さくて使い勝手がいいのはこれだしな~。
そして画風のこと。 E-M10 は、世のデジカメの大多数である「形態派」の一つかな。ある blog でそういう表現を目にしたのですが、そんな感じ。
そこで目にした表現の中では、ぽてちは「印象派」に近いのかな? 「色彩派」という表現もありましたが、「色彩派」にも足を突っ込んでいるかも。
完全な「色彩派」ではないと思う。写真共有サイトでピックアップ紹介されている多くの写真が、「色彩派」じゃないかしら。
ぽてちがいずれに属するせよ、 E-M10 の画風は「形態派」だと思います。
そこでシャープネスの設定は「-2」。
E-M10, LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.
画風が異なるカメラを使うには、カメラの設定だけでは済まなくて、現像調整がほぽ必須となる模様。
ちょっと手間です。手間をかけても、なかなか上手くいかないんですけどね。
もともとコンデジ扱いのつもりで導入しているから、意のままにならないことは受け入れるつもりです。
E-M1 も単焦点レンズも、買いませんよ!(笑)
買うなら FUJIFILM X- が決まり、ルールです。(違)
#3枚の E-M10 による写真のうち、鎌ケ谷の2枚もシャドウ調整に手間がかかってます
にほんブログ村
mixiチェック
| 固定リンク
コメント