8泊9日の7日目、伊根と「三五郎さんの船着き場」
もう古い話しになってますが、8泊9日の続きです。
7日目の朝、お宿を出るときには旅行の後半に入っていることを思い出していました。祭りが終わりに近づいていることに気づいた、その残念感に似たものを感じたと思います。
ここまで、本当に非日常続き。頭の中が完全に納豆でした。(^◇^;)
朝、起きて部屋から見た景色。
さて、朝食も、かつて経験がない豪華さ。
アラを使った味噌汁(鍋の中)がンマ♪!!!
たらふく食べて、荷物を手早くまとめて、お世話になりました~♪
会計と土産の購入と、荷物の車への積み込み。二手になると手早いですね。
再び伊根湾に向かいました。次に観られる機会があるか無いか、わかりませんからね~。
綺麗です。昨夕よりは大気が若干澄んで感じられます。朝ですからね。
舟屋が並ぶ町を通って、少しのあいだ車を駐める。
2カ所で駐めて、それぞれしばしの景色堪能と撮影を。
水が、なんとも綺麗・・・
景観保全地区の指定をしてあるそうで、自宅が観光地にあるのは大変だろうねぇ、など話す。
遠くに写る船影は、舞鶴を出た軍用艦艇でしょうか。
水が、素晴らしく綺麗・・・
朝の方が、舟屋をくっきりと撮れます。望遠でもこれだけイケた。
人が離れて空き家ばかりにならぬのは、離れずに済む良い理由があるのでしょう。
中には旅館や喫茶室になっている家屋もありましたが。
海から少し離れたところを通る国道は豪華になっていたし、ピカピカの町役場ができていたし、学校も新築中だった。
なかなかいい具合に回っているよう感じました。平成の大合併が上手く働いているのかしら?
とにかく、静かで綺麗なところでした。
伊根を離れたら、移動が中心になります。宮津を通り抜け、基本、海沿いの一般道で三方五湖を目指す。
宮津を通り抜けた後の天気は曇り基調で、ときに日差し。おかげで肌を灼く強烈な暑さはないものの、十分に蒸し暑くはある。
なんて事のない一般道の景色を含めて、もしスカッと晴れていたら景色の全てが観光対象になったはずでしたが。
鉄橋の袂で列車の通過を待って撮るのも中止。
通った舞鶴では、旧海軍に関わる施設見学をできませんでした。見学開放は土日祝だとのことです。
国道沿いのレンガ造りの建物群を車内から観ただけ。
舞鶴に入ってすぐの道の駅舞鶴「とれとれ市場」に、トイレ休憩と土産物漁りで入る。観光客を対象とした施設です。その分、目に入りやすく、車を入れやすい。
よくある菓子や乾物の土産だけでなく、鮮魚も売られていました。
その場で焼いて食べさせる趣向つき。
これ、良いんじゃないでしょか。(^_^)
鮮魚の土産は持ち帰りが難しくてパス!となりがちでも、大量観光客向けの価格対味品質だと予想していても、その場で焼いて食べさせるなら「なら、ここでご飯を」や「ちよいとオヤツに」とか、アリですから。
うちも急遽、早めの昼ご飯としました。
伊根のお宿でズバ抜けた美味しさの海産物をたっぷり食べてきたばかりなんですけどね。
この後ずっと、ご飯に良いところ情報の手持ちがなくて、迷った末の「ここでいいや」決断で大外しする可能性が大きいです。
できたら洋食系を。いっそファスト・ジャンク系でも可。そう言うてたですが、実際、その手の店が目に入ったのは舞鶴市街で終わり。次はとっぷり午後遅くなった小浜市でした。
で、モノはまずまず。
それぞれ嫌みに感じる臭いや食味は無く、これなら十分にアリだよね~、といった感じ。
相棒曰わく、焼き海老が美味しかったとな。半分もらって食べて、賛成。(^_^)/
舞鶴からの移動もゆるゆると。黄色線続きの一本道でトラックや軽が常に前にあって、急ぎようがありません。
ギアを5速で走らされることが多く、燃費が落ちるな~、と。仕方ありません。
三方五湖に近づくと、日差しが戻ってきました。全面的に晴れたわけでなく、空の一部の雲が切れたくらい。よって、日が射したり曇ったりの繰り返し。
三方五湖でも同様で、方角によっては晴れた夏のコントラストと彩度が高い景色。
方角によってはムシムシとする梅雨のような、蒸し暑く低コントラストの景色でした。
南を向いた写真はパス。逆光だから大気が白濁して。(^^;)
いちお、有名な景勝観光地を相棒に見せたゾ、と。(笑)
見物を終えて、夕方かつ曇天のどんよりとした雰囲気の中、この日のお泊まり地に向かいました。
琵琶湖畔、滋賀県高島市の近江今津です。
近江今津を選んだ理由は、 NHK の『映像詩 里山2 ~命巡る水辺~』でした。
過去に国道を走り抜けたことがあって、舞台がどの様なところか、だいたいわかるつもり。それ故、映像と頭の中の知識が、イコールに結びつきません。
できることなら、舞台を見たい。国道を走り抜けるだけでなく、今の姿を確認したい。
だいぶ前にルートを検討したときは、8日目の午前に地元ボランティアによる舞台見学行にも申し込むつもりでいました。
でも、暑い季節になると現地の蒸し暑さや旅行後半に溜まっている疲れが実際のこととして予想されるようになる。駒ヶ岳千畳敷ロープウェイで 2,600 m の眺望を見せることと、最終日の渋滞の可能性との案配が頭を過ぎるようになる。(8日目の午後早くに上がってしまうことにした)
見学行への申し込みは見送りとなりました。(^^;)
お宿を確認し、隣のスーパーを少し偵察して、夕食を求めて Go!
希望は洋食!(笑)
魚のご飯は、さすがにもういいです。伊根のお宿の魚が良すぎて、よほどのものを食べられるのでなければ「魚はもういいでしょ」な、お腹いっぱい感でした。
適度なお店がそうは見つからず、ナビの検索で。昔からある、名があるらしい店は川魚な地域ですしね~。
とりあえず CoCo壱番屋を目指して移動しつつ、方角がその方向だったため、『里山2』に登場した「三五郎さんの船着き場」を探索に寄ってみることにしました。
発見に手間取るようだったら、断念しようと考えつつ。
そう、以前の記事にも書いたように、位置がはっきりしませんでした。
あるとしたらここらのはず・・・ここらしか可能性ないと思うのだけど・・・ 発見できません。(^^;;;
やっぱりダメだったか。断念しよう。あっちの道から離脱するべ。
この「あっち」が大正解。v(^o^)
ここじゃね?! たぶんここだよ!!
ちょっとだけ待ってて!見てみる! と、飛び出して覗き込んでみたら、大アタリでした~。\(^◇^)/
米子のお宿であらためて調べたとき、三五郎さんは足を痛めて引退しているとの web 記事に行き当たりました。
たしかに、舟の中は大量の水で、缶バケツはあっても水鳥用の餌箱は映像に出ていたのと微妙に違うよう。場が、生きている印象はありませんでした。
だども、発見した大満足感と、なるほどこういう所だったか♪と。プロの映像作りは凄いのねん!と。(笑)
水路が張り巡らされた針江の集落もゆっくりと静かに通り抜けて見て、あれが『川端(かばた)』じゃね?など。
大満足して CoCo壱番屋へ向かいました。
ちなみに相棒は『里山2』も『里山』も見ていず、ぽてちの興奮が何の事やら?でした。(笑)
CoCo壱番屋では、相棒が選んだ「近江牛の煮込みカレー」が大アタリ♪
滋賀県の農業高校とのコラボレーションだそうです。
お宿隣のスーパーで氷と飲み物とオヤツの補給をして、お宿入り。
船着き場も CoCo壱番屋を求めて移動したときも、観光不適・写真不適な、どんよりと薄暗さのある曇天でした。
「琵琶湖北部が近い、観光地ではあると思うよ。たぶん、水辺遊びやキャンプもできるところ。霞んでうっすらと見える対岸は、きっと長浜の方。『おね』が、今ちょうどあそこらにいる。」 そんな話しをしても、説得力なし。(笑)
お宿はビジネスより豪華で、だいぶリゾート寄り。広い部屋は、それだけで快適々々♪ v(^_^)
ベッドも、朝食バイキングも、いつものビジネス チェーンよりググンと良かったです。
入室からしばらくはエアコンの効きがイマイチだった、そこだけが残念感ありました。
集中の冷水型は、よほど能力がないと、盛暑期に上の階が厳しくなりますね。充てられたら部屋は6階でした。
とは言え、総じて快適々々♪ (^_^)
もう珍しくは感じぬ距離のところ、人と車が多いところまで戻ってきて、旅行の終盤感をだいぶ感じてきました。
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コメント
実はうちの旦那さんね、ぽてちさんと嗜好が似てるかも。
里山は放送後、暫くして探しに行きましたもの。
シルバーウィングのタンデムで。
ぽてちさんと同じように自分の足で歩いて探して..
大満足してましたね。
投稿: にゃびのママ | 2014.08.21 00:00
シルバーウィングで、とのこと。
放映から間もない頃に行かれたのですね。
シルバーウィングだとアクセルの反応やサスペンションストロークから、近江今津まで行くと疲れたことでしょうね~。(^^;)
で、趣味のものでもこういった事でも、似ているようですね。(^_^)
船着き場まで同じく気になって見に行かれたとは、こりゃだいぶ、かもです。(笑)
投稿: ぽてち | 2014.08.21 21:13