8泊9日の6日目、舟屋の伊根で超豪華夕食
旅行6日目のこと。
4泊もした米子のお宿をチェックアウト。預けて凍らせてもらった保冷剤も、きっちり凍っていて有り難い。いつものビジネスホテルだと一晩じゃ凍りきっていないことがけっこうありまして、設備の充実ぶりにあらためて感心です。
にっこり「快適なお宿でした~♪」の声とともに出る。晩のうちに荷物の 1/3 を積み込んであるが故、大きな苦労なく荷物を持って出られました。
09:30、出発。
前の晩のうちにセルフ給油のスタンドを Web で探していまして、逆方向に進む形で米子市街を離れ、目当てのスタンドで給油。
11.15 L の 7.26 km/L でした。(大鳥居くん燃費記録)
米子市入りした日(2日目)に、加東市で給油した後、夕刻に境港・ベタ踏み坂・玉結湾を経由して美保関から戻ってくる途中で給油しています。
市街に入る直前くらいかな。このときは 29.57 L の 9.85 km/L でした。うむ、 RX-8 よりびみょーに良い。
さて、この日は丹後半島、宮津・伊根への移動。宮津で相棒と合流します。
パッと思いついたのは、米子道、中国道、舞鶴道、京都縦貫道の『コの字』ルート。ナビの探索でも Google map でも、同様の提案をしてきました。
日本海沿いに一般道をたどるルートも考えたのですけどね。だいぶ早く出ないと、宮津での合流時間に間に合わないはず。 20 年前に予想外の所要時間で苦戦した覚えがあります。
ということで、米子西から北陸道(無料区間)へ。
米子道は、往路と同じくほぼガラガラでした。アップ、アップ、アップ、ダウン、アップ、アップ・・・ そんなペースで登っていきます。
「 I モード」で「のんびり淡々と」のペースではつい失速するので、「 S モード」にして「淡々と」を維持する。ときに5速へシフトダウン。下り基調に入ってからは「 I モード」で転がし落とす。順調。
さほど下らぬうちに中国道へ。
中国道もガラガラでした。とは言え、日曜日だった往路よりはトラックが多い。でも、ガラガラと言っていい状況。
外気温計が 31 ~ 33 度を示します。「のんびり淡々と」を維持する。順調。
黒田官兵衛なエリア。(笑)
さて、 14 年ぶりくらいになる舞鶴道です。
14 年ぶりとは言っても何かが大きく変るわけではありません。大きな違いは、京都縦貫道ができていて、綾部から宮津の直近まで高速道路で行けるようになったことですね。
綾部では 37 度に。縦貫道に入ってから、由良川 PA でトイレ休憩をとりました。
またね、シャッターを押す直前!に、前に車が入ってくる。(笑)
どゆことかな~?と。(^O^;)
ほどなく宮津に着きまして、駅に車をつける前に給油。 27.77 L の 11.09 km/L でした。
何度も訪れている(通り抜けている)宮津なれど、駅は初めてです。しばしの待ち時間の間、写真撮影を試みる・・・も、駅前は 35 度。
暑い! ヽ(^▽^;)ノ 蒸し暑い!ヽ(^◇^;)ノ
相棒がやってきました。
京都駅を出てほどなく、亀岡ではもう立派な田園風景になったことに驚いたようです。
京都府は、京都市から大阪府に向かって広がる平地の他は、けっこうな山国ですからね~。「都」の言葉に大阪のような町の広がりをイメージすると、えっ?と驚くですね。ぽてちも、かつてそうでした。
駅を出てきた相棒を押し戻し、待合室でしばし涼む。(笑) そして天橋立へ。
景観と言えば景観。奇観と言えば奇観。だから何?と言えばだから何? v(^^;
アクセスの悪かった昔には、緑の勢い強く静まり返った空気の中に、忽然と現れる景観だったのでしょう。
ぽてち的には、人造物がたくさん目に入る今どきの賑わいの中で見ると「だから?」と感じます。手前の家々が2軒3軒しかなく緑に包まれていたら、おぉ~!と思ったことでしょうけど。
相棒に話してあったですが、それを自分の目で確かめたい!とのことで。(笑)
登るのは 14 年ぶりかな~。
前回登ったときはケーブルカーに乗車しました。
今回は、待ち時間と混雑を嫌って隣のリフトで登る。
で、相棒。上にあがって景色を見て、「アクセスの悪かった昔には・・・」と同じ事を感じたそうな。v(^o^;)
でも、有名な景色を自分の目で見られて満足だったようです。(^_^)
ぽてちも相棒に見せることができて満足。
蒸し暑くてたまらんので売店に待避したら、こんなもの。後にお宿の売店でも舞鶴でも見ました。けっこう有名なようです。
天橋立の後は、いよいよ ぽてち待望の伊根。
京都府北部は午後から曇りの天気予報で、京都府の山間部や中国地方山間部では午後から雷雨もあるとのこと。スカーン!と晴れた景色はびみょーでした。
天橋立も一部が曇り、一部が晴れといった天気でした。予報通りに、主に南方の山の方が曇っていた。
結論として、恐れていた天気はまずまず。(^o^)
湿度が高く空気が白濁していて、完璧ではなかったのですけどね。これなら良かろう、というギリギリの範囲に収まってくれました。
ただ、待望の、オレンジ色に染まる静まり返った夕暮れ景色は、さすがに無理でした。
「舟屋」の解説をしながら伊根入りします。
車を降りた相棒がまず一言、「ここはアリだ。いい」と。
緑の勢い豊かで静まり返った、海の「里山」とも言える夏の情景。穏やかな水面と水の美しさ。関東圏ではなかなか出会えないと思います。
相棒から、「静かでいい」「水がなんとも綺麗」と続きましたです。
蒸し暑くてしんどく感じていましたが、さすがに撮る!
背中が汗で湿っています。(^o^;)
ぽてち撮る! ズボンの尻がだぶついているところが ぽてち!(爆)
遠くで激しく降っている様子も見られました。海上でなく、舞鶴から陸に入った山間部かもしれません。
いずれにせよ不安定な天気で、湿度が高く、大気が霞んで写真向きではありません。が、撮る!(笑)
道の駅「舟屋の里」公園に上がって、高台からの景色を見て、撮る!
後でする写真の取捨選択が面倒だと思いつつ、撮る!(笑)
この光景です。(^o^) これがオレンジ色に染まるところを期待していました。
「食べ物をトンビにさらわれぬよう、気をつけてくれ」との貼り紙が道の駅売店の扉にあって、相棒がウケていました。
文字通り「トンビにさらわれる」わけですね。(笑)
ここで予定を変更。天候からしてオレンジ色の夕暮れ景色は望めず、ならば時間を待たずにお宿で休みましょう、と。
向かったお宿がここ。(撮影は翌朝)
立派なお宿ですね~。(^o^)
改装からまだ間がなく、綺麗で清潔で、その面でもいいお宿でした。
部屋からの眺めです。予想通り、伊根周辺はオレンジ色の日暮れになりませんでした。
晩ぐあん。
すんごい豪華さにびっくり。(^^;;;
予約がずいぶんと前のことで、伊根に泊まろうと思ったら選択肢がほとんどなかったこと、思い出しました。
でも、ここ、いったいいくらなんだっけ? 怯え(笑)とともに思った豪華さです。(^^;;;
豪華なだけでなく、聞けば自家製のものが多く、お味も絶品♪
アワビに特段のロマンは無いのですが、アジと鯛の干物は自家製で、スルメイカの一夜干しも自家製とな。絶品!
魚を苦手とする ぽてちが意識することなくモリモリと食べていましたから、よほどンマイ♪食べ物だったのだと思います。
食べ馴染んでいるものだから違いがわかると言うべきか、この中ではアジの干物が特に見事だったな~。
身から焼くか皮から焼くかの大論争は、おねーさんの「どちらからでも」であっさりドロー。(笑)
土台が関西風で上手。
これなんか、
普通は美味とまで思わずに、でも身離れの良さを期待して口にするようなもの。
それが豆腐まで美味しくなっているのですからね~。(^o^)
中居のおねーさんからあれこれ訊きつつ、ガフ!ガフ!と食らう。「へしこ」というものを使った押し寿司だそうな。
丹後地方ではよく食べられるものだとか。鯖を保存食にしたものだそうです。
朝食でのことになりますが、納豆のパックがあったため、訊ねた。米子のスーパーで島根産の納豆を売っていたのも、訊ねてみた理由です。
「こちらでも今は納豆を普通に食べるようなっているのですか?」と。
「京都市あたりからのお客さんは・・・」に加わった、「私は食べません(キッパリ)」の言葉に思わずウケました。(笑)
なるほどね。自分が鮒寿司を食べてみようと思わないのと、同じでしょうね。
部屋も部屋付きの風呂も綺麗で快適で、深く満足しつつ、寝る!
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コメント
この度はご来館いただきありがとうございました。
また、ブログでご紹介いただきあわせて御礼申し上げます。
またのご来館、スタッフ一同お待ちしております。
暑い日が続きますが、お身体にはくれぐれもご自愛くださいませ。
投稿: 奥伊根温泉 油屋 濱野茂樹 | 2014.08.13 08:15
あら~、お宿の方からコメントをいただけたとは。
お世話になりました。
食事は絶品の美味しさで、お姉さんから様々な解説もいただいて、楽しい時間を過ごすことができました。
部屋もさっぱりとしてエアコンの能力が優れて、蒸し暑い季節でもとても快適でした。
加えて眺めはいいし、実に居心地のよいひととき。
伊根は素敵なところですね。
再訪したいと願いつつも距離があって 14 年ぶりになってしまいましたが、やはり素敵なところでした。
いつかまたお世話になりたいと思います。
そのときはよろしくどうぞ。
町の活性化にご尽力されているよう。
風情・よさを堅持しつつ現代的な利便を実現していくことは大変なことと推察されます。
お体にお気をつけてご活躍ください。
投稿: ぽてち | 2014.08.13 13:38