8泊9日の8,9日目、2,600 m のひんやり
7日目の記事に載せた写真は、概ねの原則で、相棒が COOLPIX P7100 と OM-D E-M10 で、ぽてちが DSLR で撮っています。
悪いけど、ちょっと持ってて。と、D3 を渡したとき、何やら撮っていたりしますが。
撮影が2人になると、一人じゃあり得ぬ状況や、同じ場所でも異なった視点の撮影があって面白いですね。
ツーリングカメラ・旅カメラとして導入した OM-D E-M10 は、ぽてち6日目の移動時にやはり手軽なことから使っていて、合流後もそのままバッグに入れていました。
それを7日目の朝、伊根湾で相棒に渡した。相棒は持参した COOLPIX P7100 とあわせてカメラ2台持ち。
『女子カメ!』状態ですね。(笑)
渡した後はメインが OM-D E-M10 となったようで、撮影のほぼすべてが OM-D E-M10 になっていました。
細かな操作に慣れなくて戸惑っても、それは COOLPIX P7100 でも同じ、だそうな。ならば、手でサッとズームを決めて各種反応も速い方が使いやすいのでしょう。
LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S. を着けた OM-D E-M10 は、本来の持ち味である小ささがスポイルされますが、バッグ一つで済ませたい歩き中は現状ベストな選択じゃないかしら。
ぽてちは FUJIFILM の X-T1 まで許容範囲だと考えていますが、Nikon DSLR フルサイズがメインであるが故にも、手軽なコンデジ扱い機は micro 4/3 レンズの小ささが魅力的に感じます。
さて、8日目と最終日のこと。続けます。
翌日の最終9日目は、日曜。時節柄、行楽帰りの車で早くから渋滞すると考えました。
よって、予定している駒ヶ岳千畳敷ロープウェイに乗って 2,600 m に上がるのは、8日目のうちがよい。
山の登りは午前が混むはずだし、昼過ぎに着けば、その頃はマシになっているはず。
ということで、お宿を出るなり最後の泊地、駒ヶ根を目指しました。
ちなみに、朝からどんよりの曇天で、晴れ渡った琵琶湖の景色は見られず。写真、部屋から撮ったものです。
少年が釣りをしていたり
水鳥が湖面を渡っていたり
もし晴れていたら、素敵な情景でしょうね~。
車に荷物を積み込み始めたとき相棒が気づいてビックリ!
見ると植え込みの壁面にも3つ。探せばもっとあったことでしょう。なるほど、『里山』の舞台がすぐ近くな土地なんですね~。
出発して、すぐに給油をしました。計算上は、宮津から伊根と三方五湖を経由してきても、駒ヶ根までギリで持つはずです。
が、大鳥居くんのアテにならぬ残量計を見て冷や冷やしたくありません。途中で気持ちが折れて SA で給油すると、給油量が不確かで満タン法の燃費確認に不向き。目の前にセルフがあるならばと、まず給油です。
31.51 L の 8.28 km/L 也。
夕刻に駒ヶ根で給油した量と合わせると、55.18 L になります。4 L を残して、ギリでたどり着いていましたね。
普通はあり得ぬほどカツカツまで使って 510 km ですか・・・ もう 10 L 、タンクが大きいといいのにな。前後重量バランスも少し改善するし。(笑)
給油後、琵琶湖の北岸を回り込むルートで、木之本 IC を目指す。交通量が少なくて静かな道が続きました。
ご覧、あれが賤ヶ岳。明日、向こう側でドンパチ☆やるらしい。
明日は、あの辺り一帯に柴田軍が陣を構えて、あちらの方が駆けつけてきた羽柴軍。ちょうどここらでドンパチ☆やるらしい。
てな話しをしても、前日の「向こう岸に『おね』がいる」に続いてピンとはきてもらえぬ模様。(笑)
北陸道も、ここらはだいぶしばらくぶりです。名神道の小牧 JCT - 米原 JCT 間を走るのも 10 年ぶりくらい。
見馴染んでいるような、懐かしいような、不思議な感覚に包まれました。
養老 SA でトイレから出てきたら、擬態パンダが獲物を捕食していました。
ロードスター、意図して入れてはいません。シャッターを押す直前に、スッと滑り込んできました。まただね~。(^◇^;)
小牧 JCT から中央道に入ると、完全に「帰ってきた」感が漂いました。(笑)
相棒も曰わく、明確な地図が頭に無く位置がよくわからぬが、中央道と言われると「帰ってきた」感を抱く。景色(緑の植生)も、見馴染んだものに変わっている。
家から数えて 350 km ほど。車なら日帰りもあり得る距離ですものね。
翌日の渋滞予想が無ければ、熱田に寄り道をして、相棒に『ひつまぶし』を食べさせる行程を組んだのですけどね~。
『ひつまぶし』の代わりに、駒ヶ根での夕食を『ソースかつ丼』とします。(だいぶ違)
駒ヶ根着。
真っ直ぐ菅ノ台バスセンター脇の駐車場へ。
翌日に知りましたが、午後に入った時間だったから、この駐車場に駐められた模様。翌朝お宿を出たときは、周辺を含めてもう満杯。だいぶ離れた駐車場へと誘導していました。
疲れている状態で離れたところに駐めさせられるようだと、「かったるい。止めて、次に向かおう」となってしまう ぽてちてす。(^o^;)
空き始めていたところで良かった~。(^^;)
バスはまだ臨時の運行がありまして、 15 分ほどの待ち時間で乗車でけました。
名古屋行き高速バスの案内が(片道だけど)¥3,080- 也。一般車通行止めで乗るバスとロープウェイの往復切符が、お一人様 ¥3,900- 也。思わず「えっ? 名古屋まで行くより高いんだ~」と、ニヤリ。(笑)
すぐに妥当だと思い直しました。えらく険しい山岳ですからね~。
まとめた金額と名古屋への金額を、ほぼ同時に見たからです。「えっ?」は。
バスセンターの少し先から本格的なクネクネ山道。こりゃ一般車通行止めは必要なことだな、と思う。
しらび平に到着。
13 時半なんて遅い時間でも、けっこうな人が上がっていきます。一杯 60 人。
降りてくる人が多いようで、そのため大車輪の9分間隔運行。上では整理券を配って乗車しているそうな。 40 ~ 50 分待ちとアナウンスしていたかな?
上りもたぶん 60 人乗車で、ギューギュー感ありました。
31 年ぶりの景色です。
2,600 m 、簡単に上がりましたが、本当に雲の高さなんですね~。
天候いまいちなのが本当に残念。
相棒に景観を見せようとして、天候イマイチ。不思議と続いているんですよね~。(^^;;;
白馬、新穂高ロープウェイ、一般車が入れた頃の乗鞍スカイライン、磐梯吾妻スカイライン、横手山頂、三方五湖も。
雲がちならいい方で、降られたところも多い。
伊根でも、オレンジ色の夕暮れ景色は見られませんでした。
まぁ、イマイチなものはイマイチで変わらぬので、仕方ありません。d(^^;)
降りるロープウェイに乗るには整理券が必要で、気温 18 度の世界をしばし堪能する時間を見計らって整理券ゲット。
昼を食べてないからと、オヤツ食をば。
これ、大ハズレ。(笑)
山の上ですから、食えれば有り難い、ということで。v(^o^;)
下界に下りたら、まず給油。続いて「ガロ」でソースかつ丼を。
5時半の開店を少し待ちました。
うむ、食べて話して思い出しました。忘れていた。1年半前に「『きらく』の方がよかった」と思った、その理由を。
『ガロ』はめっちゃめちゃ、甘いんですね。(^^;;;
相棒曰わく、これは「かつ丼」の範疇でない。「天丼」の範疇で、なおかつタレがだいぶ甘い天丼だと思うべき。そう理解して受け入れないと、体が拒絶する甘さだ。(爆)
ぽてちが注文したカツカレーも同様。「カレー」じゃないです。(笑)
フルーツた~っぷりのタイプで、真面目に上手に作ってあることはわかるのだけど、ひたすらに甘い。甘すぎ。(^^;;;
小さな子供か、いたく甘党な人向けの『何か』でした。(^o^;)
実は、駐車場まで入った『きらく』が6時開店なんて遅さ故、疲れた体で1時間も待てずに「ガロ」へ向かいました。
あの甘さが「『きらく』の方がよい」と思った理由だと覚えていたら、どこかでお茶でもして調整したのですけどね~。忘れていたわ~。(^^;;;
お宿はリゾートホテルの範疇です。3年前だったか、遠山郷から高遠へ抜けるスタンプツーリングのとき、初日に泊まったお宿。
本降り雨の中で到着して、雨除けになる庇の下に駐めさせてくれたところです。保冷剤を凍らせる頼みも快く受け入れてくれて、「暑さに気をつけて」と送り出してくれたところ。
山小屋をイメージしたとかの話しで、部屋がかなり薄暗いのは閉口しましたけどね。あとは今回も上々に感じました。
ユニット型の風呂も大きめだったかな。ビジネスだとシャワーカーテンがツン!と臭うことが多いですけど、ここはそんなことも無し。
さて、9日間に及ぶ長大な旅行も最後の晩です。
里心いまだ芽生えず、仕事への復帰欲求も芽生えず。(爆) もう、脳みそ納豆なんですね~。このまま長野・新潟を抜けて、山形・秋田へ回れたらな~。とか。(;^◇^;)
考えはしてもそんな太平楽を実現できる訳がなく、最終日は朝から帰路に就きました。
相棒の要望で管の台バスセンター下の店に寄り、フローズンヨーグルトを買ったこと。
某 blog 的に「バッタもん」となるりんごバターを掴んでしまった復仇で、ツルヤ駒ヶ根店へ回ったこと。
最終日にしたことは、これだけかな。
10 時ちょいに 26 度の駒ヶ根 IC から中央道に乗る。
時間と場所にしては交通量が多い。行楽期の日曜ですね~。
基本、曇天。岡谷より名古屋よりなのに、周りにいつも車が。
それでも恐れた渋滞が無く、いたって順調。諏訪湖 SA で釜飯を買い、談合坂 SA でトイレを使ったのみでした。
13 時半過ぎに 37 度の自宅到着。
8泊9日。総走行距離 2001.4 km 。
いわゆる『リフレッシュ休暇』を活用しました。たいした日数じゃないのだけど、週末と併せることで最大限の日数を確保して。
たぶん、定年後に企んでいる全国漫遊まで、これほどの日数を出歩く機会は無いでしょう。
帰宅後に知人が SNS に上げた投稿を見て「おぉ~!」。4週間のリフレッシュ休をとって復帰したところだとな。
さすが、世界企業ですね~。(^_^) 頑張り続けてる知人も凄い!と思いました。
なお、今も脳みそ納豆になったままで、困っています。(走召火暴)
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