740 km の旅の空の下(4日目)
プライベートな旅行に、個人的な趣味活動として仕事に関する研修会の参加を組み合わせて、米子市にやって来ています。
今日は旅行の4日目。米子市で、3泊目。
20 年も前になりましょうか、松江から境港を経由して鳥取へ。境港と米子は通り抜けたことがある町です。
あのときは完全に通過しただけで、時間を過ごすのは初めて。
知らぬ町を見るのは好きなことですから、米子駅前周辺をうろうろするだけで十分に楽しめています。
日没が東京より 30 分近く遅く、この感覚は 13 年ぶり。明日は時間をとって、巡回バスに乗って市内見物してみたい気持ち。
Google map に依れば、自宅から米子まで約 740 km 。境港までは約 760 km 。
仕事なら飛行機で。プライベートでも新幹線と特急列車で来る距離でしょうか。
好きに振る舞えるプライベートでここまでやって来ると、日常、すなわち仕事の「うんざり」な面が頭から離れていきます。
仕事に関する研修会に参加していますから、仕事のことが頭を占めているのですけどね。違うんです。
日々向かう仕事には様々な事柄があって、自分が本旨中の本旨だと思う業務と、本旨ではあっても枝葉だと思う業務と、興味を持てぬその他の業務と、カンベンしてほしい雑事と。
本旨中の本旨だと思うことだけが頭にあって、唐突に素の自分になったような気持ちになって、日常から隔絶されたところに一人存在している。不思議な感覚です。
この不思議な感覚は、自宅から 350 km では得られません。日常のすぐ近くにいる感が残ってしまって。
過去に何度も往復したことがある 600 km を大きく超えた、見知らぬ地で、複数泊をしているから得られるのじゃないかしら。
米子入りした日にベタ踏み坂へ行ったときは、仕事のことすべてが頭から抜けていました。完全にリフレッシュ モード。
面倒なこってす。(笑) 日常感覚からすっかり離れて深くリフレッシュするには、自宅から 700 km くらい離れなきゃならないのですから。(^o^;)
昨晩は 15 年前に知り合った元お仲間さんがわざわざ会いに来てくれて、約 10 年ぶりの歓談。美味しい食事をしながらあれこれ話し込みました。
とても楽しくて、幸せな時間を過ごせましたです。(^_^)
今日は駅で駅弁と目が合ってしまいまして、巡回バスで市内見物する計画をパス。戻ってきたときには売り切れているだろうと考えまして。(^^;)
駅近くの GMS で総菜を追加購入し、お宿に戻って夕食としました。
東京ではまず目にすることのない牛乳を買ってみたり。
素の頭で受ける研修会はかなり刺激になるし、だいぶ満足度の高い旅行になっています。
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