潮流の変化
経営者が交代して、毛色がすこ~し違う企画高額モノを出したり、要望があればオマケの増量に応じるようしたり、試行錯誤をしてるそうな。
で、ぽてちは思うのでした。
収益の大きな増大は、今の経済・社会環境で今の路線だとあり得ない。だから策動はポーズだけにしとけ~。
無理をすると、ワタミやゼンショーみたくなるぞ~。
と。
一世を風靡した「一つ 100 円」で、仕入れも製造もオペレーションも、客が抱くイメージや実体験に基づく認知も、 100 円に合わせて完成しちゃっているのだもの。
実際、高額モノを口にしても 100 円の風味・食味が広がりますし、店は落ち着かせぬ作りだし。
変化した潮流の下で無理に成長を狙わず、「一つ 100 円」で飽きさせぬ策を考えなが維持を図るのが現実策でしょう。
経済誌が記事ネタにして騒ぐほど困窮しているわけでなく、儲かっているのですから。
下策で値上げを謀るのは、「見切られ」への幹線道路だと思う。もう、 100 円の店で、 100 円の商品なんです。
多少のズレ(値上げ)は許されても、基本は 100 円のもの。トッピングにどこまでの値付けを許されるか?の状況にあると見ています。
悪いことではなくて、他社にはそうそう真似できぬ圧倒的な低価格実現力じゃないですか。繰り返す潮流下で、もて囃されたりそうでなかったりするだけです。
非正規雇用者への教育力や管理力も、なかなか、今日や昨日にこね上げたものじゃない完成した力量を感じる。
なのに、どうしても転換を図りたいなら。
仕入れも製造もオペレーションも、店の作りも、全部を変える大投資をするのが現実策でしょう。業態替えをするような勢いで。
これは商品と客層の総入れ替えによる客単価アップ策で、ビジネスモデルそのものを変えることになる。イメージや認知も一から作り直す事になりますね。
が、新しい経営者の最初の表明で「子連れが入りやすい」云々とあったから、無い線でしょうね。
となると、今の状況変わらず良くて維持、もしくは徐々に縮小して、どこかで下げ止める。そう推測しています。
いいんじゃね?
いつでも常に急成長なんて、あり得ないもの。それを追うのは、ネズミ講みたいなものだわさ。
急成長期待の投資対象から、社会の実ニーズに裏打ちされた安定経営を期待される、違った投資の対象に切り替わっていくですよ。
実際、ニーズはあるんですよね。それも強く。
昨年の初秋のこと、茨城の石毛で他によい手が無く仕方なしに入ってみたら、子連れ客が絶えずに入り続けていて大賑わいを見せていました。喧しい喧しい。(笑)
ぽてち的には微笑ましい光景であっても「あり得ないな~」な姿だけど、相棒はしきりと肩を持っていました。
強いニーズはある。だけど低価格指向も強い層。
さあ、5年後にどうなってるかな。畑違いなおっさんの観察と推測です。
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