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2014.05.07

OM-1(1973年)への憧れ

 

最後の1枚以外の写真は借り物です 

  


 OLYMPUSOM-1 は、1973 年の登場だそうです。

 どうしてなのか、理由を覚えていないのですけどね。 OM-1 に強く強く惹かれていた記憶がある。
 小学校中学年から中学生の頃のことです。

  

   


 Nikomat EL でも中学に入る頃に発売された OM-2 でも 後に友人が買った Pentax K2 でもなく、ずっと OM-1 がいいな~と。

  EL

OM-2   

  K2


 実際に使ったことが無くて、 OM-2 や K2 に採用された絞り優先オートの有り難みがわからなかったのかな~。

  

K2   


 ぽてちがカメラに興味を持った小学校中学年の当時、一眼レフカメラがブームだったらしい。そして一眼レフカメラはたいへん高価なものだったようです。
 だから自分が一眼レフを手にする現実感はまったく無くて、中2の頃にフィルム・印画紙・現像液等を新宿まで買いに行っていたときも、カメラコーナーはスルーでした。

 雑誌を買うお金も無いし、何の情報もなかったと思う。

 小学3年4年のときお世話になった担任の先生がお兄さんとお揃いで買ったのが OM-1 だったように思うんですね。
 その影響かな~。それとも、違う人が OM-1 を使っていてよく見たのかな~。

 OM-1 の小ささと凝縮感が魅力的に見えたのは覚えています。バヨネット式マウントがカッコよかったことも。


 あれから 40 年。OMと銘打たれたカメラを、初めて手にすることになりました。


 当然 OLYMPUS は狙ってそうしているのですが、クラシカルな「一眼レフらしさ」と現代的なデザインを融合させた姿は、狙われた通りにツボだったりする。(笑)
  E-M1 や E-M5 よりも、 E-M10 の方が記憶にある「一眼レフらしさ」を持っているように感じます。バランス?

 色はもちろん、シルバー モデルに決まってます。(笑)

 見ているだけで嬉しくなるデザインと言えるかな。(^_^)
 モードダイヤルが黒地に白文字であるあたりも、けっこう何かを突いてきていること、さっき気づきました。


 続いて E-M10 の大きさ。と言うか、小ささ。「 OM 」だな~と思うところです。

 この小ささと凝縮感は、 OM-1 や OM-2 に感じたものと同じ。実際は OM-1 や OM-2 よりさらに小さいはず。
 「小さいけどカッコよろしいがな・・・」という CM があったけど、同じ同じ。(^o^)

 ということで、大きさが目的に合致して、デザインはツボ♪ (^o^)

 プライベートの外出でよく持ち歩く VANGUARD のショルダーバッグ The Heralder 28 に他の荷物といっしょにヒョイ放り込むと、 Nikon DX 機はいっぱいいっぱいになるけど、 OM-D E-M10 だと余裕があってとてもよろし。d(^_^)


 マイナス点として感じるのは、ずっしり重く感じること。

 標準ズームをつけた状態で、Nikon 1 V2452 g に対して E-M10489 g と、約 40 g 重い。いずれ導入する予定の高倍率標準ズームをつけると、 V2 の 635 g に対して 656 g で、約 20 g の増

 背面液晶が動くことで、 V2 より重くなっているのかしらん。 OM-D の末弟とのことで、使う金属材料にコスト制約がつおいのかしらん。

 現状の標準ズームで 40 g の違いは頭で大差なく思うのですが、小さい分だけ、ずっしりと感じるようです。
 まぁ、店頭で矯めつ眇めつしたときに気づいていたことです。大きなマイナス点とは思わず選択しました。


 使ってみていて再認識したこと。

 ズームリングを動かす向きが Nikon と逆なのが、やはり混乱する。

 露出補正や絞り値を変えるダイヤルの回転方向は設定で選べるので問題なし。ズームリングは変えようがなく、咄嗟に混乱します。
 あとはキットの小型ズームが電動であること。やはり咄嗟の操作で歯がゆいことになりやすい。

 これらは使い込んで慣れるしかないですね。


 その他の設定項目に不足はありません。

  EVF や LCD のフォーカスポイントを、設定したボタンひとつで拡大表示させられるのは便利。
  AF で合焦した後、半押しのままフォーカスリングを触ると MF に移行するとともに拡大してピーキング表示になるのも便利そう。

 行った各種の設定を複数セット、記憶させられるのは今どき当然として( V2 も J3 も無かった)、モードダイヤルの『 iAuto 』と『 ART 』に割り当てて呼び出せることは、嬉しい発見でした。
 これを知るまでは、呼び出しがスムーズでないな~と思っていたです。いや、よかった♪


 現在のボタン設定だと、 AF の方式やエリアサイズの変更を一発で呼び出せずにいるのが課題かな。やはり咄嗟のシーンで大きくもたつく。

 そこまで求めちゃいけない小ささですね。ボディサイズと値段を考えたら、「全部盛り」に近い機能の盛り込みは凄いな~と思うです。


 で、 OM だぁ~♪\(^O^)/

 
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コメント

うちにOM2Nあります。ファインダーが明るく大きいのがすばらしい。NikomatFT使いとしてはマウント同軸のシャッターダイヤルも嬉しい(回転方向逆だけど)違和感といえば絞りリングがレンズ先端にあること。これだけはなんか体が対応を拒否しているみたい(笑)OMシステムのレンズはどれも細身だけどそれも本体と良く合うのです。

しかし、だ。これでマウントアダプタで遊べますね(笑)

投稿: いびざ | 2014.05.08 18:29

まさに冒頭のOM-1が親父のカメラとして実家に在ります。
標準、75-150mmズーム、300mmだったかな。
もはやコンディションは定かではありませんが・・(^^;

投稿: 鼓動 | 2014.05.09 01:54

そう言えば、いびざさんはクラシカルなカメラ使いでしたね。(^_^)
それも OM があったとは。
コメントを見て、 Nikon F マウントレンズを着けられるアダプターを導入しようか?と、検討を始めました。
日用にはならんでしょうが、撮影遊びのとき良さそうです。


鼓動さん
もろに OM-1 ですか!(^_^)
レンズが黴びたり曇ったりしていなければ、使えるのでないかしらん。
あとは電池周り。液漏れを起こしていなければ。
当時のカメラは長期間の運用・保管にも耐える作りをしていたのでないか?と。

投稿: ぽてち | 2014.05.09 18:55

ぽてちさん:
OM-1はメカニカルシャッターですので電池は要りません。(笑)

投稿: 鼓動 | 2014.05.09 23:42

あれ?測光に電池使わなかったっけ?(^^;)

投稿: ぽてち | 2014.05.09 23:44

あ・・(^^;
メカニカルシャッター →AE非搭載

投稿: 鼓動 | 2014.05.09 23:45

AE測光してファインダーの中で針が上下に動いていたような・・・
あれは K2 だったか。(^^;;;

投稿: ぽてち | 2014.05.09 23:46

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