サブシステム検討のくだぐだ
7年4ヶ月も前に発売された 600 万画素カメラの画像。
と、何度も「 D40 アゲ」をやっていますが、何度でも。(笑)
繰り返し、画素子の大きさ・ピッチは大切だと思います。7年4ヶ月分の技術進歩があっても、 APS-C の「落としどころ」は 2,400 万画素じゃぁないと思う。
高精細なのは良いことですが、それで階調や感度性能を蔑ろにするのはどうかと思う。
それじゃ、iPhone にやられちゃう。
D100 や D40 の稠密さを維持して、 D40 が ISO 400 常用可能なところを、7年4ヶ月分の技術進歩で ISO 1600 常用可能くらいに上げたとして。
画素数は 900 万から 1,000 万くらいがいいところなんじゃないかしらん。
でないと、繰り返し、iPhone にやられちゃう。(^_^;)
さて、Nikon 1 の路線に愛想を尽かして撤退を決めた ぽてちですが、代わって現在の Nikon 1 の位置につけるカメラはどうしよう?と、検討を重ねています。
サブどころか携帯電話カメラ並の扱いに位置する常時携行カメラの役を勤め始めた FUJIFILM XF1 は、なかなか優秀だと感心しています。
とても小さくて真にズボン ポッケに入るし、軽くてストラップで首から提げていても苦にならない。
ズーム幅は過不足なくちょうで、だいぶ偉いことに手動。おまけにバリア付き。この面の操作性も大変によい。撮れる写真も立派なものです。
これで発売当初価格の6割引き(約 ¥24,000- )は、まことにお買い得だったわさ。と、思うたです。
が、外付け EVF が無いことが使い勝手を大いに下げていて、撮れる写真も立派だとは言え、所詮は 2/3 型豆粒センサーのそれ。
やはり Nikon 1 の代わりとなるサブが必要だと、あらためて感じたところなり。v(^^;)
で、
案1 Nikon DX 機
サブと言うにはかなり無理を感じる大きさを受け入れるのが前提になる。
この長所、マウントがメインと共通で、メイン用のレンズを使うことができること。単焦点と、あまり使わぬ望遠ズームを共用することになる。
短所、ボディもレンズも、大きい。 FUJIFILM X-T1 ・ XF レンズ比で見ても大きい。
チョイ外出用のバッグへ他のものと一緒に入れるに、存在感ありすぎ。通勤用鞄にヒョイ入れるには、大きすぎ。だいぶ無理をしなきゃ収まらない。
そしてけっこう深刻なことに、刺さってくる常用レンズが出ていない。さらに深刻なことに、現行機はみな画素数が多すぎで、刺さってくるボディが出ていない、なんてこともある。
想定される使用シーンは、撮影目的外出の望遠系担当&バックアップ。ツーリング・ドライブのときや、撮るネタが確実なチョイ外出のときのメイン。
実質的にはメインの一端に連なる存在、メイン(2) となることが、わかっちょる。(^^;
サブ(1) となる高性能コンデジが別途必要で、特に安く済むわけではない。サブ(1) で妥協の範囲探しが続いてしまう。
案2 FUJIFILM X-T1 と XF レンズ
やはり微妙な大きさを受け入れることが前提になる。
この長所、サブとしては合格点を越える画質・操作性で、デザイン的にもツボ。「次!」を探し求め始める可能性が低い。
レンズもかなり魅力的なものが揃ってきている。個人的に、フジノンは国産で一二を争うハイブランド認定で、 XF レンズは店頭テスト撮影の結果からも名に相応しい品位を持っていると感じた。
使い込んで初めてわかることから「ダメだこりゃ、次!」となる可能性が低く、「使いたい!」気持ちを満たす喜びもある。
長所と言うほどでも短所と言うほどでもないのが、X-T1 のウリとされる大きな EVF 。
実機を矯めつ眇めつした印象は、予想の範囲内。期待を越えるほどではなかった。やはり OVF が見やすくていい。とは言え、大きな画面は楽。「サブならこれくらいであれば合格だな」な感じ。
老眼ってのは、色々たいへんです。なってみて初めてわかったこと。(^_^;)
短所、やはりサブと言うには微妙な大きさ。レンズを揃える費用。
ボディ・レンズともに Nikon DX 機よりは小さく、ギリギリ妥協の範囲だと思えるような、思えないような。思いたいのかも。(笑)
通勤用鞄に入れておける大きさじゃないことは DX 機と同じ。
導入の費用が大きいことも難点の一つ。 X-T1 はそこそこいい値段だし、メインとレンズの共用をできないし。
そして、やはり長所でも短所でもない、懸念と言うか・・・
大きさ、画質、操作性、デザイン、レンズ。 FUJI X- はそれぞれがかなりツボなところでステムができあがりつつあって、凄く良く見える。
でも、それは「メイン」として、かも。
レンズを買い揃えていったら Nikon FX 機と主客が逆転してしまうかもしれません。 D3 や野望の Df が、高難度な条件下用の「サブ」となる形。
D3 はやっぱり重くて、運用の実態は現にそういう傾向が見られているのですが、気持ちの中ではフルサイズがメイン。それが気持ちの中でも揺らぎそう。(^o^;)
案3 micro 4/3
OLYMPUS OM-D E-M10 が、大きさ・操作性・画質でサブの合格圏に入ってきた。
店頭で実機を手に矯めつ眇めつして、テスト撮りをさせてもらって、「これ、いいんじゃないでしょか~♪」と思うたです。
かなり小さくまとまってます。キットの極小レンズも悪くない。撮れる画像も、Nikon 1 V2 よりよい。
屋内の jpeg はダメだと思ったけど、Raw はギリ合格。
レンズも、 OLYMPUS と松下を合わせて見れば「これで使おう」と思うものがある。
値段的にも E-M10 のキットは Nikon 1 V3 一式キットより安い。現有 Nikon 1 のボディ&レンズをぜんぶ処分すれぼ、 micro 4/3 レンズを1本2本買う費用になることでしょう。
短所はいくつかあって・・・
シャッターが切れたときの感触と音。 Nikon 中級以上機の OVF や X-T1 と比べたらショボい EVF 。癖のある絵作り。個人的に、圧倒的に低くなった企業イメージ。
感触も、見え方も、サブとしてなら合格圏に入っているのですけどね。満足度は X-T1 より低いです。
趣旨からすると、 OM-D E-M10 がちょうどで現実的のように思う。
最後に大きなこと。案1から案3まで、どれにも共通する大きな難点がある。
それは我が財布だったりします。(笑)
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