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2014.01.05

Stylus 1 の使いやすさと、Nikon 1 への期待


 ぜんぜんバイクに乗っていない2ヶ月半。それでも車では出かけるものですから、撮った写真が少しずつ増えていきます。
 この休みはその写真の現像作業で遅い時間まで没頭したりして、だけど写真を貼る blog 書きは捗々しくなかったり。(^^;

 いわゆる「気が乗らない」状況なのかな。自分でもよくわかりません。f(^^;

  


 さて、年末に相棒が購入した OLYMPUS Stylus 1 のこと。


 相棒が Nikon 1 J3 のときより高頻度で持ち出して使っています。相棒に訊いてみた感想を含めて、こうも違う理由は何だろう?と考えてみました。

  1 V2

 ちなみに、今はまだ、撮った写真を何かに利用したり自分で調整したりしているわけではありません。ぽてちが blog 等で利用するための撮影が 95 % 以上を占めていて、本人は撮っただけで満足しているように見えます。
 自分の PC に取り込んで見ることすらしていない、本人は撮り捨てに近い状況です。

 そんな状況だけど、 Nikon 1 J3 より圧倒的に高頻度で持ち出しているんですね。

1 V2  

 もちろん相棒のカメラですから、ぽてちはいじらせてもらうくらい。Lightroom の使い方を習得するためにテスト撮りをしたくらいかな。
 アテンザの試乗に出かけたとき持ち出してみたけど、電池切れだったし。(笑)

  

 でも、感じた、思った・・・

 Nikon 1 は、 J3 に限らず V2 を含めて未熟な開発途上機である上に、『帯に短したすきに長し』なカメラになってるよな。

 という前提があって、Stylus 1 が相棒から好まれる理由


 一に、レンズを含めた小ささと、自動開閉キャップ。すなわち、使いやすさ。

 二に、全域 F2.8 が屋内の手ぶれや高感度崩れを軽減する。すなわち、ヒット率。

 三に、手ぶれ補正の強力さ。すなわち、ヒット率。

 四に、露出・ホワイトバランス等のヒット率が J3 よりは高い。やっぱりヒット率。

 五に、露出補正や絞り値の変更をしやすい。すなわち、撮影意図へのヒット率。


 なんてあたりで、実用的な使いやすさがあるんですね。> Stylus 1

  


 『あちらを立てればこちらが立たず』な欠点を挙げれば、「小さな 1/1.7 inch センサーの無理矢理な写真だな」と思う画質であること。

 カメラ遊び趣味どころか写真趣味すら持たぬ相棒も、キャリブレートしてある我が PC ディスプレイで見た瞬間に感じたようです。 「違うものなんだね~」 「状況によっては J3 を持って出た方がよさそう」と言うてました。ぽてちも、そう思う。

 詳しいことを知らなくても、見馴染んでいると瞬間にわかるんですよね。細かく見たら逆にわからなくなるけど、パッと見た瞬間に「あら違うわ」というやつ。食べ物も同じだと思いますが。

 よく知らん、という点で ぽてちも同じですけどね。ここまで違うと見ればわかる。

 そんな欠点はありますが、だからこそ小さなレンズを実現できて、それも全域 F2.8 を実現できているのだものね。『あちらを立てればこちらが立たず』な事です。

 それでも、1/1.7 inch センサーにしてはだいぶ善戦していると思いますけどね。

  

 もう一つ、ちょっとイラつく電動ズームで、なのにステップズーム機能が無いことと、電源 on 時に設定した焦点距離から始まってくれる機能が無いこと。
 この3点、特に3つ目は使い勝手を大いに下げていると感じます。ぽてちもそうなりがちだけど、相棒においても 28 mm での撮影が増えてしまう。


 今のところ、感じた欠点はこれくらいかな~。もう半歩で、写真遊びな人にとっても本当のサブ機になれるカメラじゃないかしら。
 Nikon 1 が V2 でも二歩三歩必要であることを考えたら、大いに立派なものです。

  


 試し撮りしながら実機を手に矯めつ眇めつこんなことを考えていると、Nikon 1 の未熟な点がよく見えてきます。
 必要なだけの開発資源を投入していないことが、ありありと感じられる。

 反応速度、 AEWhite Balance の精度、設定可能項目、ダイヤルやレバー・ボタン等の物理的な使い勝手、レンズのラインナップなどなど、もっとちゃんと作ろうよ。(^o^;)

 そういうところで一眼レフ機との差別化を図ろうとすることも、やめようよ。(^o^;)

 現状の作りだと、極一部の人に歓迎されるだけで、「 Nikon だから」 「 Nikon ならば」で買った、趣味でない人々はみんな離れちゃいますよ
 前に書いた、「買ったけど使い勝手が悪くて一年も経たずにお蔵入り」、そして「二度目(後継機の購入)は無いし、友達にも勧めない」というやつ。

 で、運が良くて3年くらい後に松下の GM1 後継に流れ、多くの場合は「 iPhone のカメラでいいや」のままになってしまう。(^^;;;

 そうなったら、億単位の投資のほとんどがパーじゃない。なんか、そういう雰囲気が既に漂っているようですが。(^^;;;
 いっそ、ミラーレスのバスに乗らなかった方が資源が分散せず APS-C 入門機がもっと良くなったのじゃないか?とも思う。 850 万画素で D40 の正統な後継機を出してくれたら、即買いするです。

 さらには、松下が産んで PEN が育ててきた市場に冷や水をかけることにも・・・

ミラーレス機のきっかけを作ったのは OLYMPUS だけど、市場を産んだのは micro FourThirds を立ち上げた松下だと捉えています

 Nikon 1 の使い勝手を中級 APS-C 一眼レフ機並に作り込んだって、センサーの面積原因で画質の違いが明白なんだから、それだけで十分な差別化になるのに、ねぇ。(^^;)

  

 常用してる V2 で改良してもらいたいと思ったこと

 ・鞄に入れるだけで電源 on になってしまう電源ボタンの形状を何とかすべし。

 ・電源 on から撮影可能になるまでの時間を激減させるべし。

 ・再生から撮影への切り替えにかかる時間を激減させるべし。

 ・ボタンを押してから反応するまでのコンマ秒時間を、もっと切り詰めるべし。

 ・EVF と液晶との切り替えにかかる時間を激減させるべし。

 ・EVF と液晶とをハッキリと切り替える機能とボタンを持たせるべし。

 ・EVF と液晶との自動切り替えセンサーをもっともっと煮詰めるべし。

 ・録画ボタンを露出補正ボタンにして、ダイヤル同時回しで露出補正を。

 ・赤外センサーの位置に Fn ボタンを設けて、ダイヤル同時回しで AE 切り替えを。

 てなあたり。


 標準ズームに丁度よいレンズが無いことも何とかしてほしい事の一つです。ズーム域は広くなくていい。そう、今と同じく 10 - 30 mm でいい。できたら 9 - 30 mm で、開放 F 値2.8 - 4 にして、手ぶれ補正も強力に。
 現状でもポッケには大きいのだから、ある程度太くなっても構いません。

  


 こんな改良をした V3 と上記レンズを出せば、ぽてちは財布が厳しくてもたまらずに食らいつくことでしょう。(笑)
 
 
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