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2013.12.26

Stylus 1 購入と、ぐだぐだ


 相棒用。ぽてちのではありません。


 Nikon 1 J3使い勝手イマイチと感じるらしく、これなら利便が向上しそうだと思ったようです。

 自動開閉式レンズキャップ全域で開放 F2.8 のズーム、レンズ沈胴式でコンパクトにまとまる。なんてあたりから、タンデムシート・助手席での撮影に良さそう。てな意図で。

 ぽてちが Nikon Df をいじっている間にウロウロしていて目にとまり、いじってみていたそうな。

 レンズが収まる分だけコンパクトで、タンデムのとき使うポーチでスムーズに出し入れできそう。自動開閉式のキャップは、やっぱり便利。電源 ON から撮影可能となるまでの時間が短縮されそう
  EVFきれいでよく見えて実用的、かつ背面液晶との自動切り替えが過敏でない(これは V2 の欠点で、ぽてちの使用を考慮して確認したそうな)。
 手ぶれ補正が強力に感じる。 300 mm 相当まではいらないが、今より望遠側に広がって撮影シーンが広がりそう

 などなども。そして、もっと安ければ買いなんだけどな~と思ったとか。


 ぽてち思うに、小さなこだわり派機は基本的に好ましく、これも RAW で撮れるから「使える」の基本条件を満たす。ただし、 Lightroom を最新版に有償アップする必要があり、今の試しただけで放置から習熟まで、自分を持っていく必要もある。
 センサーが 1/1.7 inch で、画質のセンサー面積依存部分で Nikon 1 に二歩三歩譲る。ステップ機能の無い電動ズームは実際の使用時に遅く感じて、タイミングを逃した気持ちになりやすい。

 呼ばれて実機を前に聞いて見て、最初に浮かんだことはこんなもの。さらに考えて・・・

 今の J3暴れん坊で、現像に手間がかかっていることを考えたら 1/1.7 inch の調整作業に手間がかかるのも同じかな、と考えた。もし Jpeg をそのまま使える率が上がれば相棒にはそれが望ましいはずで、コンパクト機の方が安定してる可能性が高い、とも。
 電動ズームの速度と意図する画角への持って行きやすさについても、 J3 にあるキャップの始末がないから時間的に同等なのかな、と考えた。

 大きな問題点は、 OLYMPUS はステップ ズーム機能を取り入れず、電源 ON 時に設定した焦点距離まで移動する機能も取り入れないこと。これ、速度の話しにとどまらず、大いに不便です。
 結果的に 28 mm での撮影ばかり増えるはずだが、相棒がそれでヨシとするならよい。真に使いやすくなる設定項目を豊富に持つ RICOH は、もっと画質優先の路線で、相当する機種がないし。

 てな考え。これらを覚悟して考慮した使い方をするなら、キャップとズーム域分だけ便利で、レンズ沈胴して薄くなる分だけ小さく感じて気軽に持って出られるはずだ、と話しました。


 Nikon Df を前に顔なじみの店員さんと話していて、ノート PC 買ってしまって車のテコ入れもするからお金ないんだよね~と言うたら Stylus 1 の前に連れて行かれて猛プッシュ!(笑)
 先ほど相棒にも見せられていますから、概要は知っている。興味あることを認めつつも、お金ないんだよね~。

 相棒が戻ってきて、「これ、お勧めだって。どう?」「高いから無理!」「またよろしくね~♪」と、お店を離脱。

 ところが、なんと、帰ってから相棒までが net であれこれ調べ始めていたのでした。ぽてちは可能な設定の内容と作例画像を中心に調べ、相棒は世評を中心に良し悪しの概要を把握しようとしていたみたい。

 結果、深夜には二人ともが「これ、いいんじゃね?」となりました。(^o^;)


 こうなったらもう、翌朝遅くに起きるなりお店まっしぐら。(笑)

 顔なじみの店員さんを見つけて声をかけ、意外そうな表情を見ながら「昨日のあれ、一つよろ♪ (^_^)/

 表示価格より気持ち程度を引いてもらえました。その他、 V2 用と 24 - 70 mm 用の可動式レンズフードも購入。

  


 階を移動し Lightroom を買って、お店から撤収。お約束のルノワールで一服しながら喉を潤し、同時に電池の充電っす。(笑)

 充電後、夕食のため那須へと向かいました。

  


 高いよと言うていたのにその気になるって、J3 の使い勝手をそれほどイマイチに感じているのでしょう。(^^;)

 悪いカメラじゃないと思うんですけどね。たしかに、J3 に限らず V2 でも、作り込みがまだまだ足らない。実現しようとする「ユーザー体験」が定まっていず、とっ散らかっている感があります。
 アプティナ製のセンサーも、まだ調教し切れて(使いこなせて)いない。総じて、発売が拙速だった感を受けます。

 「うちの本命じゃない」で傍流に置かれていた開発が、他社の動きで急遽「ラインに乗せるから急げ!」になったのじゃなかろうか。
 J1 & V1 発売後の追開発でも、Nikon 1 機を買う客層をナメていたのじゃなかろうか?と思ったりもする。(^_^;)

 趣味ですらない素人だからこそ、使い勝手の良し悪しと結果(できる写真)にシビアなのかもしれません。「こういうもの」 「(これこれ)だから仕方ない」が通用しませんもの。
 期待して一度は買っても期待に沿わなければ遠からず箪笥の肥やしで、二度目なし。お友だちにも勧めない。が、普通かな?

 低迷の Nikon 1 に限らずミラーレス機全般が失速と報じられる状況、こんなところにも理由があるのかもしれません。

  

 そんな中で良さ気に見えるのは、OLYMPUS の E-M1 と、松下の DMC-GX7 。 Jpeg で撮ったときの「手入れ無しで使える」ぶり安定度がどんなものかわかりませぬが、機能的にはいい具合に育ってきたよう感じます。

 その機能を、 Ligth な感じの小型ボディに押し込んで・・・ それって、DMC-GM1K ってやつじゃね?

 もしかして GX7 から機能を削っていなかったら、さすが!っす。(^o^)
 
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コメント

Stylus 1は、愛読している民間航空機雑誌でも特集がページが有りました。出張先でも持っていける望遠カメラと言う事で、テレ端画質も「塗り絵」と称されるSONYのHXシリーズよりも良さそうですし、テレコンも使用可能ですから、一眼レフを使わない選択肢としたら評価が高いと思います。

一方のNikon 1については、激安で旧モデルが投げ売りされていたのでV1を導入しましたが、今後買い増しするかについては・・・・・・・?

コメントもぐだぐだですいません。

投稿: yoyogi | 2013.12.30 21:52

これだけ小さくて 300mm F2.8 だって?! が、Stylus 1 の一番の魅力でしょうか。
うちも F2.8 通しに惹かれたクチで、これがテレ側 F5.6 程度だったら軽くスルーだったかと。
加えて、手ぶれ補正が強力であることも大きな魅力かな。

Nikon 1 の使いにくさは、レンズの開放 F 値にも影響されているように思います。
高 ISO 値の画質がよいわけではないのに(はっきり言うとだいぶ悪い?)、
50 mm 相当よりちょい先くらいで開放が F5.6 となると、その域では実質 F5.6 固定レンズ。
さすがに使いにくい。面白みもない。

さらには、標準ズームの手ぶれ補正がだいぶ能力不足で、周辺画質もけっこうシビア。

このレンズで小さくお手軽に使いたい、そう思うレンズが無いんですよね。(^^;)

投稿: ぽてち | 2013.12.31 23:35

おめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。

2014は相棒が首から下げてのいツーリングが増えるのですね。
ふふ、楽しみです。

投稿: | 2014.01.04 15:05

 
あけましておめでとうございます。
今年も一緒に遊んでやってくださいね。(^o^)/
 
 
バイク、blog、ちょっとスランプにあるようです。
せっかくの連休なのに、一度も乗っていません。(もう2ヶ月半)
でも、車で出かけはするから写真はたまる。現像没頭で昼夜逆転。(^^;
なのに blog の記事書きの方は進捗しない。

防寒用品でも一つ買って、バイクに乗る勢いをつけたいと思ってます。(笑)

投稿: ぽてち | 2014.01.04 18:20

いや~ん、相棒さんのこと呼び捨てにしちゃった。

バイクでも車でも出かける気力があるのが一番。
なんだって良いんですよん。

うちの旦那は新幹線だって喜びますもん(爆)

投稿: にゃびのママ | 2014.01.07 23:01

さぶくなってきましたね~。(^o^;)

イカを食べに新幹線とのこと、さすがです。(笑)
基本的に、あっちゃこっちゃお出かけしていたいタイプなのですね。
自分も同じだから、わかります。(^◇^;)

なんだけど、この正月ご引きこもりだったのは出かけるネタ切れという面もあったように思います。
ネタ発掘のノウハウも教えていただかねばなりません。
今年もよろしくです。(^o^)/

投稿: ぽてち | 2014.01.08 07:54

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