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2013.10.16

いすみ鉄道界隈ドライブ

  国吉駅


 日曜日、朝のうちに一度起きて朝ご飯を済ませた後に、再び寝落ち。目が覚めたら 13 時半過ぎでした。我ながら、近頃よく寝るな~。f(^^;)

 最近までは、休日でもいつもの時間に目覚めてしまって、起きてしまったら寝不足のままボーっとしているだけ。 PC の前に座ってグダグダと web を見ているくらいで活動できず、ただ生きているだけ状態。
 そして夕方近くになってから寝落ち。

 そんなパターンだったんですけどね。

 近頃は寝るのが遅いと いつもの時間に目覚めず7時間近く寝るようになっています。緩んできたな。ヽ(^◇^;)ノ

大多喜駅   

 さて、土曜日のこと。房総の いすみ鉄道沿いに、いすみ市大多喜に行ってきました。暑かったのと、相棒を誘ったのとで、足は大鳥居くんです。ネタは3つ。

 一つ、いすみ市観光協会の web ページで見た「伊八めしを食べてみること。大原漁港荷捌所の漁協直営「いさばや」を偵察すること。

 一つ、公募社長が獅子奮迅の活躍で観光鉄道として成り立つよう努力しているらしい いすみ鉄道や地域の状況がどんなものなのか、見てみること。

 一つ、しばらくぶりに産直所かスーパーで買い物をすること。


 大鳥居くんの運転を楽しむことはネタに入れていません。彼は、前に書いたように、設計がねらった速度域がとても高くて盤石のド安定 4WD であることから、パンダやタガメの存在が気になってくる速度でようやく気持ちよさの片鱗を見せ始める奴です。
 日常の範囲で気持ちよさを感じられるとしたら、非日常の 4 km/L とか 3 km/L になるであろう異次元感覚な直線超加速遊びかな。ローだけで、次は5速巡航。(笑)

 ちなみに何故5速か? 彼は今どき貴重な小排気量どっかん!ターボなので、6速は高速道路でないと使えません。v(^^;)

 どっかん!ターボの超加速のこと。帰路に首都高速の大井バリアを抜けたとき意図せず味わうことになりまして、おんやまぁ~(^O^;) と、びっくり。
 一瞬だけでしたけどね。Sモードになっていることを忘れていて深く踏んだら・・・ 「こりゃ このバネレートとタイヤ幅が必要なわけだ」と、あらためて納得でした。S#にしてなくてよかった、とも思った。(笑)

 車輌本体 400 未満でこのおバカぶり。他になかなかないですね。とても貴重。(^o^)

 閑話休題

大原駅   


 んで、うちらしく、10 時出発でした。v(^^;;; 近所で給油してから首都高速へ。

 西神田から江戸橋 JCT が渋滞していたため、呉服橋で入りました。その後は東京湾トンネルで渋ったくらいで、概ね順調に流れていました。アクアラインも順調。のんびり巡航。

 市原鶴舞 IC で圏央道を降りて、大多喜を目指す。車やバスの後ろについて R297 をゆったりと走り、家から大多喜まで1時間 30 分を切るくらい。
 木更津東 IC で降りて大多喜に向かうルートと比べて、大幅に時間短縮ですね。時間だけでなく、運転で消費する体力も大幅低減です。
 公募社長が、大多喜にとって 100 年に一度のチャンス!と盛り上がるのがわかります。

  

 でも、見て感じた。今回だけでなく、5月に市原鶴舞 IC から大多喜を通過して勝浦へ向かったときも感じたこと。

 公募社長が危惧するように、何もせずにいたら、今回の往路や5月と同じです。東京・神奈川から外房へ向かう行楽客は、一部が大多喜を通過するだけで、ほとんどは違うルートで海へ行ってしまうでしょうね。
 立地・ルート的に、「自然増○%のうちの△%が立ち寄ってくれれば」的な『口を開けて待つ戦法は期待値が低いように思います。

 通過車のうちの何%かが立ち寄るところにしても、ガソリンスタンドやコンビニの立ち寄りが少し増えるくらいじゃないかな。白山台交差点の手前にある洋食屋は駐まっている車(地元車)が多いようであることから、ネットの口コミで立ち寄る行楽客が増えるのじゃないかと思いますけど。
 町全体的には、誤差の範囲の微増といったくらいで、逆に衰微の入口になりかねない。活動エネルギーと消費活動盛んな 30 代 ~ 40 代が、外へお金を使いに行く窓口ができただけになってしまうように思いました。

 では、何をどうしたらよいのか。これがわからんのですけどね~。(^^;)

大多喜駅前   

 少なくとも、窓口から出て行くのを引き留めようとしても無駄なことで、出て行く以上を外から呼び込む活動をしないとならない。
 「菜の花気動車駅前、町営大駐車場こっち」の大案内板をたくさん出して手の内に引き込むことは必須だと思いますが・・・

  

 その いすみ鉄道を一つのテコに地域の活性化を図る意欲は いすみ市の方が高いようで、大多喜町が乗り損ねたら何があるのだろう?

 駅の幟にあった「大河ドラマに本多忠勝を招致」って、大多喜は本多忠勝との縁が深いとは思えません。
 仮に大河ドラマが実現したとしても、団塊世代でお金と時間がある人々は、領主だった期間が長く縁の深い地域へ行くように思います。広域マスコミで主に取り上げられるのもそちらでしょう。
 ということで、大多喜的には筋がよくないのじゃないかしら。大多喜城もハリボテ。日帰りバスツアーが寄ってもいっときで、継続しないと思われます。

 では何を、どう・・・ わからんのだけど、難しいことはわかりました。(^_^;)

菜の花気動車   

 自分の行動を振り返ると、(行きやすくて)(他にない本物があるところ。そういうところに行こうと思い、リピートすることもある。

  車内

車内   

 いすみ鉄道つながりの いすみ市は、優れた海産物がある。野のものもある。だから漁港の定期市を続けて、いすみ鉄道が持つ本物かつ他にない『昭和な乗り物』をも活用して認知を高めつつ集客して「東京じゃこれだけのものは食べられない、買えない」を広めていけば、面白い展開になるかもしれないと思いました。

「いさばや」内   

 例えば・・・

 漁港周辺の大きな駐車場に車を駐めて、定期市で観光(買い物や食事)をする。将来的に、飲食店や物産店がずらっと並ぶような飲食店街が大原駅との間にできれば、徒歩で駅に向かって食事はそこでもいい。

 現状では いすみ鉄道が持つ本物の昭和なボンネットバスを楽しみつつ大原駅へ移動して、いすみ鉄道の本物の昭和な気動車で昭和ロマンと「何もないがある」を楽しみつつ上総中野まで一往復してくる。

 その間、定期市で買ったものを冷蔵で預かってくれるところが開催地や大原駅にあったら、安心して昭和な乗り物を楽しんでくることができますね。

 キハ気動車の指定席にはテーブルがあるようですから、定期市や大原の町で買った食べ物を持ちこんでご飯を食べつつ、車窓と他にない本物のクラッシック車両を楽しむとか、自分なら一度はやってみたいと思います。
 で、「これは美味しい! 他じゃ食べられない」と思えばリピートするはず。

 昭和 40 年代の駅弁を再現したような弁当を駅で売っていたら、それもいいかな。セブンイレブンで近頃人気のコーヒーのような、まともなコーヒー・アイスコーヒーを駅で売っていたら、車内のお供にとても嬉しいと思う。

 キハ気動車の急行が 15 分停車する国吉駅前に直売所を設けて、少量でも本当に新鮮な農作物を売るといいのじゃないかしら。家に持ち帰ったときにはビニール袋の中がびしょびしょになるような新鮮野菜(ここ大事)なら、東京の人間は喜ぶと思いますから。
 漁港の駐車場に車を置いてあるので、重い野菜を買い込んでも、よいしょよいしょは そこまでで済みます。車で引き取りに来るまで大原駅で預かってもらえたら、なお良し。

 てな具合で、思いつくこともできるんですよね。本物があるから「できそうだ」と思えることです。実現の可能性はわからんけど。(笑)

 はりぼてや まがい物でない、本物のクラッシック気動車。外から見たことはあって「ふぅ~ん」だったけど、初めて乗ってみて、本物ぶりに興奮しました。

    

普通は撤去されてしまっている栓抜きが残っていた。売店で便のコーラを売っていたのは、これか!(^◇^)


 車内は国鉄の匂いがプンプン。かつてキハ気動車に乗ったことはほとんど無いけど、国鉄臭に興奮しましたですよ。(笑)

 ということで、前振りの巻、いじょ。
 
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