660 km タンデムの帰路
もう 10 日も前のことになってしまうのですね。続きを書くの忘れてました。(^^;
高湯温泉ツーリングの2日目のこと、続けます。
08:00 の朝食開始を依頼していました。ビジネスだとバイキングにめぼしいものが残っていなかったりする時間ですが、「温泉が主で観光が従」と見える客が多い宿のためか、我々より遅いグループが何組もいました。
真ん中よりちょっと遅いくらいのタイミングだったかな。
特に急ぐことなく食べ終えて、特に急ぐことなく荷物まとめと出発準備。精算に向かったのが 09:40 くらいだったかしら。
もともとの予定は、磐梯吾妻スカイラインと磐梯吾妻レークライン。スカイラインでは浄土平前後の絶景を期待・・・ でも、そういう天気じゃなかったです。(^^;)
お宿のあたりは曇りでしたが、上がっていけば雲の中になるはずで、眺望は間違いなくアウトでしょう。そして冷え込むだろうと予測。
それなら福島に降りて真っ直ぐ帰るのが気楽じゃないか?と思いつつ、せっかくここまで来て観光らしいことを何もせず 300 km をただ帰るのもねぇ(^^;) と考えました。
で、出発直後にやはり雨と濃霧。覚悟して上っていったわけですが、覚悟した通りの状況です。雨は小雨から、上って行くにつれて霧雨に変化。
気温が低くて路面も濡れていたせいなんでしょうね。Roadtec Z8 Intaract の倒し込みの軽さが『グラグラ』になって怖くて、傾いている最中の希薄なグリップ感が怖くて、特にヘアピンでは おっかなびっくりの極低速で何とかこなしていた状態でした。(^^;)
この Z8 Intaract、1月の車検時に交換しまして、前の Roadtec Z6 Intaract より倒し込みが軽くてグラっとして、バンク中にもグラグラするな~ (^^;) と思っていました。
たぶん、路面温度低下によるグリップの低下が Roadtec Z6 Intaract より起こりやすくて、そこが ぽてちのような下手くそには強い怖さに繋がるのでしょう。
なお、路面状況が原因だと思ったのは、後に土湯あたりを下っているときには「いつも程度のグリップ感」「いつも程度のグラつき」に戻ったことによります。
ぽてち的には、前の Roadtec Z6 Intaract が ずっと楽。 Z8 Intaractになって、下手くそのツーリング用としては改悪された印象です。v(^^;)
さて、お宿出発時に 14 度くらいだった気温がぐんぐんと下がっていき、浄土平では 7.5 度まで下がりました。
この気温、冬の房総ツーリングでよくある気温で、日差しがないとだいぶ寒く感じるものです。なのに、短時間だったからか、速度が低くて走行風が少なかったためか、ひどく寒く感じることはありませんでした。
ぽてちは真夏装束に加えて、メッシュジャケットの下に極薄のウィンドアップを着込み、冬に使っているマスクをかぶりました。
相棒は、メッシュジャケットのインナーをつけて、上から ぽてちの BMW ウィンドブレーカーを着込ませていました。ぽてちのサイズだとジャケットの上から着られちゃうんですね。(爆) 下はフルメッシュのパンツで、それでも何とかなっていたようです。
目的地の近くから出発した威力ですね~。 10:00 頃の出発だったにもかかわらず、駐車場がまだ空いているうちに到着しました。
すべきことは特になかったけど、レストハウスへ。暖かいコーヒーをすすりながら、地図を見て行程の検討をしました。
今回は、2つの○×ラインからの眺望はどちらもアウト。裏磐梯エリアも薄ら寒い曇天か湿度の高い曇天のどっちかは間違いないはずで、初秋の気持ちよさとは状況が違うはず。
前日の渋滞ぶりからすると、のんびりしていたら東北道が大渋滞になるはず。
ということで、スカイラインだけを通り抜けて、土湯から二本松に下って帰ることにしました。
レークラインと裏磐梯エリアは、晩秋に親を連れてくるとき行こう、と。
そうなんです。温泉のよさにやられて、晩秋の3連休に親を連れてくることにしました。晩に電話をかけて予定の確認をし、そのままフロントへ Go! と。(笑)
春に2段階降格した今、費用的にけっこうキツイのですけどね。動けるうちにやっておかないと、親父のときみたく後悔がチラッと残るから。(^^;)
ということで、まっすぐ帰る決意をして、レストハウスからバイクへ。この間に車やバイクがどんどん集まってきていて、けっこうな賑わいになっていました。「こりゃ やっぱり早く下りた方がいいね」と。
出発時には霧雨もほぼ止んでいて、濃霧のみ。下の写真は浄土平の木道です。
最高地点を越えたら濃霧が切れて、通常の曇天に。下っていくと、時おり雲が切れて日射しもでてきました。
ちょっと考えましたけどね~。レークラインにチャレンジしてみる?と。この状況になりましたから。
でも、東北道の渋滞を考えて、まっすぐ降りていきました。道の駅土湯の手前からは、自宅まで、一昨年のスタンプで通った道です。
このとき既に どんより曇天で、レークラインに向かわなかったのは正解だったようです。
安達太良 SA で食事。二人分です! 箸が2本あるでしょ! (^O^;)
相棒の予想では、14 時までに那須 IC を通過すれば渋滞に遭わずに済むのではないか?、とのこと。
ぽてちもそんなもんだろうと思いました。
で、13:30 過ぎに那須を通過して、14:00 過ぎに大谷 PA で小休止するペース。
順調に行けるかな?と期待したんですけどね。関東平野に入ってから「渋り」や「ノロノロ」に何度も遭遇しました。同じ事を考える人間がたくさんいた模様。v(^^;
写真に写っている情報は、実際には「渋り」で済みました。何度も渋ったりノロノロになったりしながら、それでも渋滞になる直前を駆け抜けられた感じ。v(^_^)
その際、第一走行車線をたっぷり活用です。
ここ 10 年 15 年くらい、特に 1,000 円高速の頃から、関東圏では追い越し車線がいちばん遅い状況が顕著に増加しました。
かつては「走行車線を走れ」「右は追い越し車線だ」との表示が あちゃこちゃにあったのですけどね。いつの間にか無くなっています。
自分が知る限り、関東圏が酷い。と言うか、首都圏のドライバーがやるから関東圏が酷くなっていると感じます。
「なんだかな~」と呟きつつ、左の車線を淡々と巡航。たまにツッと車線変更して、スッと戻る。これが一番早いっす。d(^_^;)
最後は首都高速。川口線と王子線の渋滞情報を見て、外環で美女木、5号線へ。東池袋で下りて給油の後に帰宅。16:30 くらいだったかな。
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コメント
錦秋の頃はすげー感動しますよ。
出来ればバイクで味わってもらいたいすっ。
ただし、めちゃ激渋滞ですが。
つばくろ谷を越えれば流れだすのでそこまでが忍耐でしょうか。
今は通行禁止の野呂川林道というのがあって、それはそれはも感動の紅葉狩が出来ました。
というのを自慢しておきます。
ただしパジェロでしたけケロ(爆)
投稿: にゃびのママ | 2013.10.05 11:01
>>ママさん
その後、体調はいかがですか?
晩秋の再訪では親も連れて行くので、残念ながら車なんです。(^^;)
初日に裏磐梯と浄土平に上がってから宿を目指すルートかな?
とか思っていたけど、
東京からたどり着く時間帯は裏磐梯もスカイラインも大渋滞かもですね。
紅葉見物渋滞のこと、考えてなかったです。(^^;;;
中日の朝方に高湯から浄土平、裏磐梯と通過して猪苗代に降りて、
猪苗代から高速を使って福島側から高湯に戻るのがいいかしらん?
これをやるとすると、
ちょうど昼くらいに宿を出て浄土平へ上り、裏磐梯へ、という感じ。
昼過ぎだとアウトですかね~。
どう足掻いてもダメかな。(^_^;)
つばくろ谷のどちら側が流れているのでしょうか。
投稿: ぽてち | 2013.10.06 01:48