軍鶏メンチの後は極上の温泉♪
日射しがあっても涼しかった羽鳥湖から下りてきて。さほど暑く感じませんでした。東北道に乗った頃には完全な曇天に戻ったことと時間帯、そして関東平野を離れたことで気温が落ち着いてきたのだと思います。
ただ、湿度は高く、快適には感じられません。消耗するほど蒸し暑くはない、というくらい。
三度東北道に乗ったとき曇っていたのが、郡山 JCT を過ぎたらポツリポツリき始めて、本宮あたりからサーッと降ってきました。
少し濡れて走行風で冷えて、ちょうどの気持ちよさ。すぐに止んで、「続くと冷えすぎるゾ」との懸念は杞憂に終わりました。
で、バイクはやっぱり疲れますね。(^^;
二本松 IC で東北道を下りたあたりから、止まるときのグラつきや 動き始めのフラつきが増えました。それでけっこう疲れていることを自覚です。σ(^^;)
08:00 前に出発して、羽鳥湖経由で 15:00 に二本松です。この程度の時間と距離は、車ならばケロッとしたもののはず。
もちろん、ちゃんと運転姿勢を取れて、シートもそれなりで、少ない入力で意のままに動き、ペースを維持できる車ならば、ですけど。ならば MT で渋滞に遭っても全然平気。σ(^^)
対して、バイクは疲れる疲れる。(^^;;;
CB1300 SB から K1300 GT になって、だいぶ楽になったのですけどね。かなり減ったとは言え、無くなりはしない走行風。暑い、寒い。乗車姿勢、そして尻の痛み。乗車している時間に応じて体の消耗が進行していくようです。
でも繰り返し、この困難さが旅感を醸成します。辛くても止められません。(笑)
さて、続き。
雨がサーっと降ってきて、相棒に雨具を着させた方がよかろうと考え、安達太良 SA に飛び込む。飛び込みながらインカムを通じて「雨具着た方がよかろう。自分は要らんけど、止まるから着るべ。」と伝える。
すると、目の前に雨風よけになる大きな壁があるから大丈夫、とな。(笑)
止まらずにそのままスルーしました。v(^^;
すぐに小止みとなって、パラリパラリ。二本松市街を抜ける頃には再び曇天どんより。これくらいの雨だと雨具を使わなくても済んじゃうのが、大カウル&大スクリーンの威力ですね。(^_^)
二本松 IC から道の駅川俣まで、zumo 550 に活躍してもらいました。ナビゲーション ルートは Google map の経路探索と同じ。素直に従って、15:30 過ぎに道の駅川俣へ到着。
ここではちょっと長い休憩となりました。追加の遅い昼軽食兼オヤツを食べたことと、土産物の検討と、座り込んでポカリとタバコで休んだのと。
「まずはスタンプ!」と中に入ると、肉屋のような本格冷蔵ケースにびっくり。
道の駅で見たのは初めてです。どうやら軍鶏が特産らしい。
中をぐるりを見て回った後は、これで決まりっしょ。(笑)
中のテーブルに座り込んで軍鶏メンチを食べながら冷蔵ケースを見て土産の検討。
「あれ買う?」「どうやって食べる?」「こっちの方がいいんじゃね?」等、あーだね こーだね話し続ける。なかなか意見が収斂しません。
うち、いつもこうなんですよね~。二人とも自説をなかなか曲げないから。(^o^;)
軍鶏の焼き鳥串5本入りパックと、軍鶏ソーセージ3本のパックと、軍鶏メンチ3個入りパックと、軍鶏つくねハンバーグ4個のパックと、軍鶏の胸肉ぶつ切りパックを送ってもらうことにしました。自宅用と別階用に2つずつです。
これがけっこういい金額になって、支払いを終えた相棒に訊いてびっくり。(^^;;;
次は外のタバコベンチで ぐた~っと休憩です。暇を持てあました相棒が物産館の偵察から戻って報告。
・『じゃがいも床』なるものを売っていた。漬け物用。初めて見た。
・ 果汁 70 % の桃ジュースを売っていた。桃ジュースにしてはだいぶ濃い。
果汁 70 % の桃ジュース2本の購入を依頼。『じゃがいも床』は買いません。(笑)
もっと長く ぐた~っとしていたかったけど、遅くなれば遅くなるほど『温泉ごろごろ』のタイムが短くなります。当初の予定では、福島駅見物をしてもお宿入りは 15:30 くらいと考えていたのが、羽鳥湖回りでだいぶ遅くなってますし。
「よっこらしょ・・・」と、重い体で出発準備を開始。(^^; 道路向かいのコンビニで氷と塩味オヤツを買い、お宿に向かいました。
道中、「こうしてエラい疲れるけど、スタンプラリーは出かけるいいネタなんだな」「ネタがないと房総どまりだね」「普通じゃ川俣に来ることなんか、まずないべ」等、話しながら R114 で福島市を目指す。
福島市はまったく知らぬ町です。市街の通過は Google map で検討したルートを基本に、 zumo 550 の案内を参考として。ちょっと間違えたけど、大過なく収束。v(^^;
渋滞なく来られて羽鳥湖に回ることもなく予定通りに動いていれば、時間に余裕があったはずなんです。そしたら、福島駅周辺を見物してみる気だったのですけどね。
実際にはそうならず、夕食前に風呂を済ますには時間がぎりぎり。だから寄り道なしで高湯温泉へ Go!
福島駅からまっすぐ高湯温泉に向かう県道 70 号に入ってすぐのスタンドで給油をしただけで、高湯温泉へとぐんぐん上っていく。
山間に入ったとたんに雨。けっこう本気で降ってきました。(^^; そして濃霧。真っ暗な中で雨と濃霧に視界を遮られて、だいぶ閉口しました。慣れていないから、平衡感覚を失いそうになってしまうんですね。σ(^^;;;
ようやくの思いでたどり着いた高湯温泉のお宿。
上の写真は翌朝の撮影です。ここが予想を超えるアタリ♪でした。とは・・・
まず、お湯が最高♪!
イメージ通りの白濁泉。きめの細かい湯花で、きれいに白濁していました。硫黄臭も宿に近づいたときからプンプンと強烈。もちろん、宿の前でも風呂場でも。
超一級の源泉を 100 % で かけ流していて、お湯が薄まっていず、成分が かなり濃厚なことも感じられました。
成分の濃さを証明するかのように、「窓を開け放したままにして、閉じないでくれ」との掲示がありました。通気口も換気扇もあるのに、です。(真冬はどうしているのだろう?(笑) )
このお湯が湯船からどんどん溢れていまして、洗い場の床が常に洗われ暖かくなっています。極上の湯質であるだけでなく、湯量も十分。こんなのしばらくぶり。感激!(笑)
これほどの温泉は、早雲山にあった友人の会社の保養所と、那須湯本に初めて行ったとき飛び込んだお宿くらいかな。
こういう温泉に入りたいと思い続けていた、まさにそんな温泉でしたですよ。d(^_^)
と言うことで、期待を大きく超えていました。下の写真は源泉をひくパイプラインと、たぶん、ラインの湯花清掃のとき使う湯花溜タンクの小屋かと。
続いて食事。「この手の旅館の食事でしょ」と思ってまったく期待していませんてした。ところが、予想に反して、けっこう美味しかったんです。(^o^)
写っているものに加えて、イワナの塩焼き、煮物椀、天ぷら、漬け物、鯛の吸い物、デザートが出てきました。
すべて「熱いものは熱く、冷たいものは冷たく」が守られて調理されていて、味つけもちゃんとしてあってすべて味があり、美味しかったんですね~♪
この手の旅館のこの手の食事で ぽてちが完食することはまず無いのだけど、すべて完食となりました。珍しいこってす。
まったく嬉しい誤算で、用意した夜用のオヤツは持って帰ることになりました。(^_^)
食後に2度目の入浴。それも長い時間の入浴。2度目も、長い時間も、ぽてちにゃ たいへん珍しいこってす。
この写真も翌朝の撮影ですが、内湯の他にある露天風呂です。
ぽてちは湯に漂う虫や葉っぱなどのゴミが嫌で露天に入らんのですが、晩に入ってきた相棒によれば、そういったものは無かったとのこと。連泊するときは、日中にも楽しめそうですね。
いや~ 350 km を走ってきた価値が大アリでしたわ~。(^o^)
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