レンズ修理と、勢いってやつ
外気温計が 34 度を表示した土曜日、Nikon の銀座サービスセンターに行ってきました。
上の写真は、1階のサロン内にあった壁面ショウケース。右下の写真は銀座センター前から撮った 34 度の銀座。
要件は AF-S VR Zoom-Nikkor 24-120mm f/3.5-5.6G IF-ED の点検および修理。ついでに D3 のセンサークリーニングも行ってもらいました。
点検・修理の内容は、AF がときどき利かなくなることについて。それとピントのチェック。どうも甘い。さらに、カメラに装着したときのガタつきも大きめに感じるので、そこも診てもらうことにしました。
レンジが同じ「標準ズーム」である AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED を買い増したことから、費用をかけずお蔵入りしちゃうかドナドナしちゃうのが順当かもしれません。
でも、120 mm までの使い勝手のよさがあるし、VR がついている使いやすさもある。だいぶ使い込んでボロっているから、ドナドナしても捨て値にしかならぬはずだし。
サービスセンターは相変わらず落ち着いていて待ち時間を過ごしやすく、映像系の会社らしく店内装飾も華美でなく品がよい。
対応してくれたのは若い女性でした。女性は初めてですが、いつもの落ち着いた おじさまたちと同様、物腰が丁寧で嫌みがなく、話しをするのが嫌になりませんでした。これ、けっこう珍しいことです。
くだらぬことかもしれませんが、雰囲気や物腰がよくて行く気になれることって、カメラのように高額でアフターパーツも多くなる商品では大切なことかもしれません。
D 一桁に至っては、グラム単価がポルシェより高いのですもの。(笑)
これらが故障等のとき不快な気分にならず対処できる安心感を生んで、「次も Nikon を買おう」という気にさせます。
レンズを増やしていってしまった後から「他社にしておけばよかった」と後悔する可能性も低くて済むよう感じさせます。
で、安心して 少しずつでも増やしていけるですね。ヽ(^◇^;)ノ
まぁ、銀座まで行くのは面倒くさいのですけど。f(^^;)
故障・不調に陥らず使い続けられることが一番で、その面でも「 Nikon でダメなら他もダメ」的に構えていられるし、尖りに惹かれてニッチに手を出しがちな ぽてちとしては、珍しく無難な選択をして正解だったかな?と。
さて、簡易点検&クリーニングで1時間預けることになりまして、近くのルノワールで暇つぶしをしていました。
お呼ばれの時間に行くと点検が終わっていて・・・
・たしかにピント状況がよくない。特に広角側。要調整。
・ AF 不具合の症状発生せず。(そらそうだ。たまに、だもの)
・マウントのガタつきは、他の個体でも見られる範囲。特に問題なし。
ということで、レンズが工場送りとなりました。1週間程度の修理期間の後に、修理費・送料とも着払いの宅配便で送ってきてくれるそうです。
AF については、症状の内容を伝票に記載して工場でも診てもらう、ということに。
センターを辞した後、輸入食材を扱っている酒屋でお菓子やらベルギービールやらを買って、駐車場へ。ビールはもっぱら相棒用。
混雑した昭和通りをまっすぐ上って、ヨドバシ akiba へ Go!
安心して少しずつ増やせますから。(火暴)
銀座センターで気をよくした勢いで安心して闘い、闘いの後は近くのルノワールへ。これ、お約束。(笑)
V2 に着けてみて、眺めて、フムフム。で、撮ってみる。
なるほどね。周辺の描画が 10-30 mm VR よりしっかりしている。
相棒のレンズキャップにつけるのが目的です。 VR 機能がついてないけど、無くても大丈夫な状況で描画を重んじたいとき用、に。
Nikon 1 の VR 機能付き 10-30 mm の標準ズームが、周辺部の流れが強くて、どうも釈然としない。
ぼっこりしていて見た目のコンパクトさにも欠ける。相棒も大きさを嫌がっている様子が感じられる。
かと言って、薄くて描画も安定している 10 mm 単焦点だと、使い勝手に欠ける。
相棒がバッグに放り込んでおくのに、これなら大きさも許容範囲じゃねか?
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コメント
ニコンレンズ増やそうとしても、本人の想いとは異なり、なかなか増えません。
某カメラ店の「Nikon 男気ナノクリスタルコンプリートセット」を、黙って家に送りつ
けてくれる優しい方がいらっしゃれば別ですが・・・・・・
今回の記事を見て
「1 NIKKOR 11-27.5mmって薄いんですね。」
「お値段もお手軽」
いろいろな意味で危ない発見が。
投稿: yoyogi | 2013.07.15 19:03
17-50 mm /F2.8 の自爆おめっとう♪ \(^o^)/ です。
で、11-27.5 mm のこと。
10-30 mm VR より小型で 10-30 mm VR より周辺部の写りがよい。
そしてお値段お手頃なのだから、良いレンズだと思います。(^_^)
難点は、VR 機能が付いてないことと、ズームのレンジが若干狭いこと。
自分は広角側の 1 mm 違いが気になりました。
でも、VR なしを許容できるなら、けっこういいのじゃないかと思いました。
昨日一昨日の外出で、VR が必要なとき 10-30 mm VR に替えて使っていました。
これが苦にならないのならば、合わせて持つレンズの一つにお薦め♪です。
で、レンズって、不思議と思い切りが悪いです。σ(^^;)
本体だったら逝っちゃうような状況でも、レンズだと思いとどまってしまう。
写りにすごく利くのに。
安めの単焦点だと値段の割に写りが期待できるから、その路線かな?とか。
AF-S の最新でなく、AiAF あたりで。そんなこと考えてます。(笑)
投稿: ぽてち | 2013.07.15 19:27