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2013.07.04

1000 円に思う 100 円バーガーの意義

  たまには掃除

 マクドナルドの企画モノ 1000 円ハンバーガーが話題になっているようです。

 が、ぽてち的には、試してみる気にならずにいます。

 原材料、製法、保存方法、そして加熱と保温方法、および組み立てが、100 円バーガーと基本的に同じはずですから。
 試して失敗だったとなる可能性が、非常に高いと見立てています。

すぐに埃っぽく   

 マクドナルドは、他に ふやけた天ぷら蕎麦 340 円の立ち食いや チェーンの甘味料漬け牛丼屋しかないところで 100 円バーガーを2つ買うところに存在意義があると思います。

 揚げもの焼きものは高い温度で灼けた油脂の臭い。厚みのあるパテは混ぜ込んだ脂が溶けてベショベショ。高額モノはたいてい、甘味ソースで甘さべたべた。 100 円バーガーの他は、ちょっと食べられません。(^^;)

 逆に言えば、マクドナルドのシステムとオペレーションは 100 円バーガーにこそ最適化されていると捉えています。これぞマクドナルド!な品は 100 円バーガーです。

 他に、全国どこでも比較的行き届いた清掃状況とか、比較的手早い販売カウンターとか。訊かれる前に要点と注文を伝えていってしまうようなバイトちゃん想定外の対応を求めなければ、面倒なく空腹を落ち着かせられるのが長所でしょう。

  これも落ちて落ちて・・・

 100 円に最適化されたシステムとオペレーションで企画高額モノを扱っても、値段に見合うモノはできない。
 原田社長もそんなことはわかり切っているはず。

 ねらいは話題作りでしょうね。ぽてちもこうして見事に乗っています。(笑)

 話題を目にして耳にして「試してみよう」と思う人はたくさんいるはずで、かけたコストの回収は楽なはず。それで足が遠のいていた人の食習慣にマクドナルドを再び組み込めれば大成功!といったところかと。
 60 秒企画の裏には、収益率が非常に高いビッグマックの味を経験させることがあったマクドナルドだけに、この程度の裏は当たり前でしょうか。

これはンマ♪かった   

 さらにねらっているとしたら、800 円 1000 円のメニュー表を定期的に見せ続けることで、 650 円 700 円の通常セットメニューを高く感じさせない効果かな?

 システムとオペレーションの根幹に手をつけない極低コストの限定企画で全体の客単価アップを謀るとは、さすがです。
 
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