いずれ iPhone に駆逐されるな
1425 万画素 2.86μm の Nikon 1 V2 は、f5.6 まで。
それを超えると、小絞りボケとも呼ばれる回折ボケ現象が出てきてしまって、画面が全体的に にじんでしまう。画面全体が もやってしまうとも表現できる。
手ぶれを起こしてそうなって見えるときも多いけど、 f5.6 を超えて撮ると回折ボケが発生していることに間違いありません。
標準ズームの開放 f 値が 3.5-5.6 で、最も上がってしまうときでも許容上限の f5.6 で撮れるんですけどね。
開放で撮ることになって、望ましいことじゃない。最低でも開放から1段は絞りたい。
絞り開放でのレンズ性能のことだけでなく、撮ることが多いもの(撮りたい意図)からすると、f8 くらいで撮るのが本来の意図に沿った設定になるケースも多い。
要するに何を言いたいかと言うと、またまた繰り返すことになりますが、
センサーの面積が小さいくせに高画素数化するな!
です。再び。(笑)
慣れた操作体系を持っていて速写性にも優れるコンデジとして、Nikon 1 V2 を使っています。「この小ささで慣れた操作体系と速写性を持つものは他にない」「しょせんコンデジだから」と何度も自分を言い聞かせて、あきらめようとしています。
だけど~、高画素数センサーの弊害を、常に感じさせられる。(^_^;)
回折ボケもそうだし、ダイナミックレンジの狭さやノイズが多いこともそう。光量不足のときの色調の悪さもそう。
画素数を落とせば改善することがはっきりしているのに、どうしてそうしないかな。世の実際の利用シーンで、ほとんどは小さく縮小するんだから、それこそ画素数なんて少なくていいじゃない。
理由づけとして語られる切り抜きだって、それをやる人はきわめて限られる。これこそ特殊用途扱いでいいと思う。
画素数をど~んと落として綺麗な写真が撮れるようにしました! と、何故やらないかな。ニコンは。
キャリブレートしたディスプレイで、その違いを体験してください! と、何故やらないかな。ニコンは。
様々な要件を検討した結果、1 inch センサーと 1マウントが最適だと結論しました。そう言うことは、わかる。理解する。
画素数も、適したレベルに収めるべきでしょう。でないと、iPhone に押されちゃうよ。
iPhone に駆逐されちゃうよ。(^_^;)
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